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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、SDGsを自分ごとにする。
SDGsという言葉、いろいろなところで使われています。
持続可能な開発目標、というのですね。
しっかり取り組んでいる企業や組織もあると思いますが、掛け声だけじゃないか、とか、
エソラごと、みたいな少しシニカルな見方をする方もいたりしますし、
そもそもピンとこないという方も多いと思います。
僕自身もそんな感じです。
どこか遠いところにある理想論で、あまり自分とは関係がないな、という感覚があります。
カラフルな目標が並んだポスターイメージは何となく思い浮かぶけれど、
あの様々な色のアイコンが17個あるということも知りませんでした。
一つ一つの目標を見てみると、身近なものもありますが、遠い世界の出来事に感じるものもあります。
目標が自分とは遠い感じがするので、行政とか企業とかがやるものと思ってしまいます。
誰かがやってくれるだろう、という感じがしてしまって、だからちょっと谷ごとなんですよね。
どう捉えたらいいのだろう、と少し考えていた時に、面白いオンライン講座を見つけました。
MOOCというものがあります。大規模公開オンライン講座というものです。
世界の名だたる大学が無料のオンライン講座を公開しているのです。
無料とはいえ、中にはきちんとレポートを提出したり、テストを受けたりして、修了証がもらえる講座もあります。
ぜひMOOCとググってみてください。
勉強してみたいと思うものがあるかもしれません。
話を戻して、SDGsの講座です。
立命館大学の講座で、SDGs表現論、プロジェクト、プラグマティズム、自分ごと、という講座があります。
この講座がとても印象的でした。
SDGsの説明に終始するわけではなく、SDGsを自分のこととして実践するための考え方を、熱量のある講義として聞くことができます。
身近なところにある課題を解決するプロジェクトをもと、と語りかけてきます。
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そして、実際の学生の活動を紹介しています。
世界の大きな問題を解決するのは、誰にでもできることではありませんが、
自分の得意分野をもとに、身近な社会の問題を解決する方法を考えることはできるかもしれません。
それを漠然と考えるだけではなく、自分のプロジェクトとして具体化してやってみようということです。
この講義を聞いて、僕はITとはあまり縁がない人たちにもITリテラシーを広げる活動をしてみようと思いました。
それを、読書と編集という名前で具体的な仕事としてやってみようと考えたのです。
この講義で語られる言葉を借りると、僕のSDGsは、読書と編集というプロジェクトで始まったということになります。
講座へのリンクと、YouTubeの紹介動画を概要欄に貼っておきます。
とても見応えのある講義なので、興味を持った方はぜひ受講してみてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。