1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #395 【談】教材をこなす..

なにかの講座の教材で勉強するとき、課題を一通りやるだけで安心してはいけない。

効果的に学習していくためのコツをお話しします。

という話。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「教材をこなすことが目的になっていないかな?」というものです。
IT系の講座を受講している人の指導をしていて、よく思うことを話したいと思います。
講座には、何らかの教材がありますよね。
IT系は、技術習得が大事な目的ですから、ターゲットのアプリなり、言語なり、システムなりの操作を一つ一つやってみるという教材構成になっていますよね。
これはこれで、意味かなっていると思うのですが、取り組み方については案外きちんと説明されていないものなのではないでしょうか。
というか、説明をされていても、一番最初だったりして、そんなのは頭に入らないし、やっているうちに忘れてしまうものなんですよね。
だから、ポイントポイントで学び方の意識づけが必要になると思っています。
僕は、講師として話す時にも、そういうことを考えて話すようにしています。
アプリでも言語でもシステムでも、最初は知らないことばかりで、こんなに覚えることがたくさんあるのか、全然覚えられないと不安になることが多いと思うんですね。
まず、これは当たり前だと思ってください。
別にあなたが特別覚えが悪いわけではありません。
最初は覚えられるわけがないんです。
ですから、説明を聞いてコツコツと課題をこなせばいいし、課題がわからなかったら、さっさと答えを見ればいいんです。
答えを見て、ああ、こうやってやるんだって思えばいい。
答えを見てしまうと、カンニングしたみたいな感覚になるでしょうけど、見た方が効率的に学習が進むんです。
というのは、教材は繰り返し学ぶ必要があるからです。
1回目は、答えを見てもいいからできるだけ速いスピードで最後まで進むんです。
わからないところは一旦飛ばしてもいいです。
一通りやったら2回目に進みます。
2回目になると、見慣れた用語が増えていることに気づくと思います。
これがとても大事です。
言葉というのは単独では覚えられないものです。
他の用語とか、使われ方とセットで徐々に頭に入ってくるものです。
大抵の教材は全部やってみてやっと全体像がわかるようになっているので、ひとまず最後まで見ることでざっくり全体像が見えてくるようになるんです。
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だから、学習の計画を立てるときには、学習期間を単元の数で割るような計画ではダメです。
計画するなら、少なくとも教材全体を3回回るような感じで計画したほうがいいでしょう。
一番ダメなのは、課題を全部クリアして安心することです。
教材と同じものができたとしても、それは学んだことにはならないんです。
自分で何かを作ろうと思ったときに、どうしていいかわからなくなるというあるあるの状態に陥ってしまいます。
2度目3度目をやってみると、どんどん疑問が増えるでしょう。
それは身についてきている証拠です。
こうやって教材全体を何度か繰り返しているうちに、知識の幅が広がり、深さも増してくるんです。
もう一度言います。一度こなすだけでは役に立つ知識は身につきません。
教材は何周もするつもりで計画しましょう。
疑問が増えたら身についています。
これらを頭に置いて、安心して学びを進めてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して、
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今日もワクワクスリーでありますように。千葉直樹でした。ではまた。
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