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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「ディスプレイだけ買えば大丈夫!」と囁くAppleの話、というものです。
僕はAppleの製品が好きです。と言いながら、常に新しいものを買っているかというと、そうでもありません。
ズバリお高いからです。
ネットを使ってあれこれやるとか、プログラミングをする、なんていう時にMacが必要かというと、そんなことは全然なくて、
むしろ安めのWindows PCをベースに改造していった方が便利で楽しいから、と、痩せ我慢をしているわけです。
ガジェット趣味は一点豪華主義とは逆方向なので、お金のかけ方にはシビアにならざるを得ないのです。
まあ、貧乏なだけですが。
と言いつつもiPhoneを持っているし、MacBookも少々古いけど使っています。
Appleの動向は注目せざるを得ません。
クラウド系のプログラミング環境を作るなら、Macの方が楽な気がする、というのもあります。
あくまで気がするだけですけど。
そんなわけで、ついこの間の今年のAppleの発表を見ていたわけですが、
おおこれは!と思った製品が出ました。
それはスタジオディスプレイです。
iPhoneでもiPadでもMacでもありません。ディスプレイです。
今回出た27インチ、198,000円からです。
もう一回言いますけど、ディスプレイです。
なんと5Kです。というのは別にどうでもいいことです。
5Kと4Kの間にはちょっとした壁があるとはいえ、4Kのモニターなど3万円台からあります。
もちろんAppleの製品ですから、表示がとてつもなく美しいということはあるでしょう。
表示スピードが速いということもあるでしょう。でも本質はそこではありません。
なんとディスプレイなのに、iPadと同じソックが載っているのです。
ソックというのはあれですね、システムオンチップ。
と言ったってわかる人にしかわかりませんが、要するにディスプレイなのにパソコンの心臓部であるCPUを搭載しているわけです。
わけがわからないでしょう?
機能が同じというわけではありませんが、構成としてはデカいiPadみたいな感じなんです。
たかがディスプレイなのになぜそんなことをするのでしょう。
Appleが目指す究極のユーザー体験のため、というのも穴がち間違いではありません。
何しろ内蔵カメラに映る動き回る人を常に画面の中心に置くことができたり、
MacやiPadやiPhoneをこの上なく簡単に繋いでシームレスに操作できるようにしたり、
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そんなことのための波紋になるわけですから。
でも本質はさらに先にあります。僕たちはディスプレイだけを買えばいいんです。
たぶん、きっと、近い将来は。
これiPodが出た時を彷彿とさせるものじゃありませんかね。
さらにその未来にはディスプレイが消えます。
おそらく、たぶん、きっと。
わけがわからないかもしれませんが、ひょっとして同じことを考えた方がいらっしゃいましたらコメントをいただけるとありがたいです。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。