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にゃお
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きとろばんを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、「リアル会議にもZoomを使ったほうがいいなあと思った話」というものです。
にゃお
水曜日は、ITを中心とした技術の話をしています。
先週のこの時間は、ZoomでAIに会議のサマリーを作ってもらったら面白かったという話をしました。
YouTubeの対談の録画をZoomでやったときに、ミーティングサマリー機能をオンにしておいたら、結構すごいサマリーが作られてびっくりしたのです。
にゃお
サマリーができるということは、話したことを一度文字起こししているはずですから、もう少し詳細な議事録も作れるはずですね。
このサマリーを読んだ人は、おそらく2種類の反応を示すと思います。
にゃお
ある人は、「おお、確かにこんな話をした。すごいなあ。使えるじゃん。」
にゃお
違う人は、「えー、全然議事録になってないじゃん。使えないよ。」
にゃお
この2つ、どちらも当たっているんです。
にゃお
最初の人は、文書としての議事録よりも、会議の内容そのものに着目している人で、
にゃお
後の人は、整った文書としての議事録を期待している人です。
確かに整った議事録は必要ですが、これを作るのは大変です。
会議の議事録って、割と若手とか新人がやることが多くないですか。
にゃお
これ、議事録を作ることを通して、仕事を学ぶことを期待しているなんて言われますし、
その効果があるのは確かですけど、実際は手間仕事を押し付けている側面が強くないですか。
議事録をまとめるのは、本当は仕事を分かっているベテランがやった方が早くて内容も充実しているはずなんですけどね。
にゃお
では、なぜそうなっていないのかというと、それは会議中に内容を記録するのが大変だからです。
にゃお
議論をしながら記録も残すのは単純だけど結構難しいわけですね。
にゃお
では、この記録する部分だけでも自動化したらどうでしょう。
にゃお
多少間違っていてもいいから話したことが文字起こしされていたら、それを手がかりに話したことを思い出すことができますよね。
ただの文字起こしは読むのが大変ですから、それをダイジェストすることも大切です。
にゃお
今はそこまでAIに任せることができます。
にゃお
もちろんその中身は必要に応じて精査する必要があるし、正式な文書とするには編集や承認行為も必要です。
にゃお
でもその手前の正確な記録は自動化できるのです。