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  2. #891 【本棚】新しい教科..
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT自体のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、【新しい教科書は嬉しかったなあ】というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
うちには学習机が二つあります。子供たちが使っていたものです。
僕が使っているメインPCがある机はそれとは違うものですが、
作業によってはその学習机のある部屋で仕事をすることがあります。
その机の隣の本棚には、子供たちが小学生や中学生だったときの教科書の一部が残っていたり、
僕自身が放送大学で学んでいたときの教科書があったりします。
今は新学期が始まったところですよね。
窓から新入学の子供たちを見ていると、昔のことを思い出します。
新学期の初めに新しい教科書をもらうのがとても嬉しくて、
どの教科書も一通り目を通すというか、読んでいたものでした。
そういう方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうかね。
僕は勉強の仕方がわかりませんでした。今でもそれは全く変わりません。
予習復習が大事なんてよく言われましたけど、特に復習は全くできませんでした。
でもよく考えると予習はしていたんですね。
新学期の初めにまとめてやっていた感じです。教科書を一通り読むというやり方で。
一通り目を通すと、いつも楽しみな単元がいくつかありました。
そこを学校で習うのを楽しみにしていました。
まるで謎解きの小説を読んでいるような感じで、授業の時に謎が解けていくのが面白かったのです。
そして考えたことをよく家族に話していました。
自分の机の上はいつも散らかっていて、そこに座って勉強ができる環境ではありませんでしたが、
床でゴロゴロしながら教科書を読むことはよくありました。
僕が勉強の仕方がわからないというのは、机に向かってする勉強がわからなかったのです。
ゴロゴロしながら本を読んだり、そこで気づいたことを誰かで構わずに話すことは勉強のうちには入っていませんでした。
これは本当に今も全く変わっていないのです。
日常生活の中でふと思った疑問に対して自分なりの仮説を立てて、自分なりの結論を出して、何らかの形でその答え合わせをする。
その過程には気づきがいろいろあって、その気づきを誰かに話したくてたまらなくなって、話を聞いてくれそうな人を捕まえて話すのですね。
まあ、あった迷惑なことだとは思うんですけどね。
ありがたいことにそういう話を我慢強く聞いてくれる人が何人かはいるのです。
そういう人は大抵新しい刺激をくれます。
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それがきっかけで新しい学びが始まることがよくあるのです。
机に座ってする勉強が苦手な僕は、人と話すことで勉強してきたのだなと思うのです。
新学期のワクワクする気持ちと同じような気持ちを今は仕事場で新人さんを迎えたり、先生のお仕事をするときに新しい受講生を迎えるときに感じたりしています。
内弁系なおしゃべりが人に話すという仕事を曲がりなりにできているのは、新学期にもらう教科書のおかげだったような気がするのです。
まあそんなわけで、うちの本棚のそこここには古い教科書が入っているのですね。
今回は、新しい教科書は嬉しかったなという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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