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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に好きなものの話をしています。
今回話すのは、英語。話すことに興味がないと言葉を覚えられないよね、というものです。月曜日は本の話をしています。
うちは家族揃って本が好きです。するとどうなるかというと、家中本だらけになってしまうわけですね。
本棚に収まりきらずにガンボール箱に入ったり、床に平積みになっている本も相当あります。
どの部屋にも本棚があるんですけどね、びっちびちに詰め込んでもあふれ返っちゃってるんです。
そんな各部屋の本棚を見ていて、ふと気づいたことがありました。どの本棚にも何冊か英語に関連する本が入っているのです。
まあ、それだけ英語を何とかしたいと長年思い続けていたということですよね。
英語を何とかしたいという曖昧な希望のままなんです。
いろんな本がありますが、一向に身についていないのですね。
せいぜいIT系のドキュメントを曲がりなりに読める程度です。
気づいたことというのは、英語を書いたり話したりすることに興味が薄いから身につかないのだということなのでした。
話すことに興味が薄い反面で、変に興味を持っていることもあります。
その一つが英単語の語源なんですね。
さっと探したら、関連する本を2冊見つけました。
語源で英語力を磨く本と、イラストで記憶に残る語源ビジュアル英単語です。
この本をパラパラとめくってみて、これじゃ英語が身につかないのも当たり前だなと思いました。
どちらの本も、英単語を覚えるために語源を学ぼうという本なのです。
でも、僕は覚えることには全然興味がなくて、単語の成り立ちみたいなものの方に興味があるんですよね。
例えば、フリンシュパルってフリンスと似ているからきっと偉い人みたいな感じなんだろうなぁと漠然と思っていたのですが、
その語源がラテン語で重要なという意味で、これを語源に持つ単語に
フライムタイムとか、プライマリースクールとか、プリミティブとか、プリマドンナなんてのがあるっていうのを読んで、
プリで始まるものがさらに抽象的にイメージできるようになって面白いなぁと感じるというね。
えーって思うんだけど、単語を覚える気はまるでなかったりするんですね。覚える気はないんだけど、イメージだけはできるようになる感じ?
さっきIT系のドキュメントを曲がりなりに読めるというのもこのパターンなんです。
雰囲気だけ分かって、あとは実践してみて納得するみたいな。
コンピューターやソフトウェアに興味があるから、こんな芸当ができるわけですね。
で、最近似たような感じで雰囲気が分かるようになってきたのが、英語のおしゃべりを聞いたときなんですね。
アニメとか音楽のリアクション動画をyoutubeで大量に見るようになって、なんとなく言っていることが雰囲気だけは分かるっていうね。
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同じものに対するいろんな人のリアクションを見ると同じような表現が出てくるので、
あ、こう感じたときにはこんな風に言うんだな、みたいな感じですね。
きちんと訳しなさいって言われたら無理なんです。雰囲気だけだから。
でもなぜか一緒に笑ったり泣いたりして、そうそう、そうなんだよって日本語で合図打っちゃったりするのね。
この合図打ちが英語で出たらすごいと思うんだけど、そうはならないのね。
英語をなんとかしたい、なんていう漠然とした思いじゃなんともなりません。
きっとね、英語話者の恋人ができないと英語は話せるようになりませんね。
昔から英語ができたらかっこいいかも、みたいな憧れもなかったしな。
まあでもね、子供の頃から今みたいに生の英語にいつでも触れられる環境があったら、もう少し違った展開になったかもなーなんてことはよく思いますよ。
いずれにしても必要に迫られないと身につかないものの代表が英語ってわけでした。
本棚には自分の歴史が詰まっているものなんですね。
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今回は、英語、話すことに興味がないと言葉を覚えられないよね、という話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように、千葉直樹でした。ではまた。