1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #737 【棚】科学的探究の..

自宅のあまりアクセスしない本棚を眺めていたら、以前学んだ放送大学の教科書が目に止まりました。

それを改めて読んでみて考えたことをお話します。


にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「Dr.STONE」

https://dr-stone.jp/


「科学的探究の方法(放送大学教材)」

https://amzn.to/3SuFFoz



配信書き起こし⁠⁠⁠https://note.com/nchiba⁠⁠⁠

twitter @nchiba

YouTube⁠⁠⁠https://www.youtube.com/@nyaos⁠⁠⁠

「読書と編集」の活動は、⁠⁠⁠https://www.nyaos.net/⁠⁠⁠

ストアカの「読書と編集のITリテラシー教室」は、⁠⁠⁠https://www.street-academy.com/steachers/468576?conversion_name=direct_message&tracking_code=62e788e6ff484f6d2952151bb9c955b4 ⁠⁠⁠

をご覧ください。


#読書と編集 #アニメ #アニメ好き #読書 #本棚 #リテラシー #放送大学


サマリー

科学的な探究方法について、放送大学の教科書についてお話いたします。科学は万能ではなく、わからないことを考える方法だと理解されることをお勧めします。

科学とは何か
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読書ソロ版を中心に、様々な話を送っています。
今回お話しするのは、
科学的探究の方法、放送大学の教科書、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
相変わらず毎日いろいろなアニメを見て過ごしています。
これまでに放送済みの作品のまとめ見もしていますが、
もちろん現時点で毎週放送されている作品も楽しんでいます。
その中に、ドクターストーンというものがあります。
内容は概要欄のリンクをたどるか、ドクターストーンとググるかしていただくとして、
このアニメは、科学をストーリーの中心ネタとしています。
アニメですから、かなり極端な設定で進んでいくのですが、
現代文明の基礎部分に、どのような科学技術が必要なのかという点で、
面白いショーケースとなっている感じがします。
こういう作品を見て、科学って面白そうだ、と思った子どもたちが、
本格的に科学を学んでいくとしたら、とても夢があっていいなと思います。
子どもにはそういうきっかけで良いと思うのです。
ただ、大人にとって科学は何なのかというと、これは結構微妙なもののような気がします。
まさかこのアニメを真に受けるということもないでしょうけれど、
そもそも科学について、大きな誤解をしていることがよくあるような気がするのです。
一番ありそうなのは、科学が万能と思うこと。
もうちょっと正確に言うと、科学ですべてがわかる、もしくはわかっている、とか、
いくらか謙虚になったとしても、世の中の大半のことは科学で理解できていると思っていることでしょう。
実際には科学でわかっていることは微々たるもので、わからないことの方が多いのです。
科学的探究の方法
というか、そもそも科学というのは、わからないことを考える方法のことなのだということを理解していないというケースですね。
観察し、必要に応じて実験し、そのありのままの結果から論理を積み重ねて方法をまとめ上げることが科学なのですよね。
これはかなり謙虚な姿勢で、我々は何でもわかっているというような姿勢とは相入れないものなのですが、
なんとなくそういう傲慢なことを意味するように思ってしまう人がよくいるように思います。
科学的に考えろと大声を振り上げる人が全然科学的じゃないってことを感じたことはありませんか?
科学的に考えるというのは、それなりに訓練をする必要があるので、できない人が多いこともまあまあ当たり前ではあるのですが。
こうやって考えていくと、改めて科学ってなんだろうなぁという疑問が出てきます。
ただ、これを精密に考えるのは哲学者に任せるとして、やっぱりその考え方、方法については基本だけでも学んでおきたいと思いませんか?
いつものように家にいくつかある本棚のうち、最近あまりアクセスしていない本棚を眺めていて、包装大学の教科書に目が止まりました。
僕は包装大学を10年ほど前に卒業しました。
単位を取得した科目の中に、科学的探求の方法というのがあったのです。
卒業したら教科書は捨ててしまうか、売ってしまうという方もいるようですが、
僕は単位を取ったから十分理解したとは考えられない本なので、教科書は取っておくタイプなのです。
この科学的探求の方法の教科書が目についたとき、面白そうだなと思ったんですね。
目次を見てみると、科学とは何かということから始まり、問題を見つけること、それを研究する方法、
集めた情報をどう整理しまとめるか、それをどう表現するか、どう議論するかということが書かれています。
簡単に言うと、研究して論文を書いて議論をするやり方が書かれているわけです。
この教科書を見ていて、ふと心理学実験実習の講義を思い出しました。
教官は伊加大学の教授だったのですが、実験レポートの書き方の心構えについて、
私たちが書く論文はどんなにすごい論文でも、これまでに積み上げられてきた大量の議論の上に成り立っていて、
自分が考えた内側一枚のような試験を載せるだけなのだ、というふうに表現していたのです。
実験レポートを書くのはそのための訓練だというのですね。
この考え方はかなり理系っぽいようで、同じ講義を受けた法学部卒の方が全く違う考え方のように感じると言っていたのがとても印象的でした。
僕は理系の勉強しかしたことがなく、あまり違和感はなかったのですが、そんなに違うものなのかなと思ったものでした。
この講義を受けてから、論文を検索して面白そうと思ったものを読んでみるようなことをしばらく楽しみました。
社会に出る前の学校のイメージは、重ねた授業をこなすというイメージでした。
とにかく卒業するためにこなさなきゃ、という感じです。
でも社会に出て、必ずしも卒業という結果にこだわる必要はないなと思い始めて、面白そうなものを学ぶ手段として放送大学を選んでみたのです。
これは結果的に当たりでした。
今はインターネットであらゆることを学ぶことができます。
YouTubeを検索すれば、学びたいと思うことを教えてくれる動画が無数にあります。
教えるのがとんでもなく上手な人もたくさんいます。
とても素晴らしい時代になったと思います。
願わくば、この膨大な知識の海に、僕もほんの少しの知識を加えることができたらなぁと思うのです。
こうやって話しているのは、そんな思いもあってのことなのですね。
皆さんはどう思いますか?
今回は、科学的探求の方法、放送大学の教科書という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
一若でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリスンで。文字でも見たい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
07:11

コメント

スクロール