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2022-05-31 03:09

#206 【本を語る】バッタを倒しにアフリカへ/前野・ウルド・浩太郎著

好きだからやるんだ!

というのが最強ではないかということを話しました。

必ずしも本の内容を語るわけではありません。あしからず。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

「バッタを倒しにアフリカへ」
https://amzn.to/3GvBNf0

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「本を語る。バッターを通しにあふりかえ。」というものです。
この本のタイトルは、なんだか漫画みたいですよね。タイトルだけじゃなくて、表紙も漫画みたいなんです。
全身緑色の服を着て、バッタみたいなかつらをかぶって、虫取り網を持っている人が表紙です。
これ本人らしいですね。
全力でネタみたいですけど、書いている人は結構真面目なんです。
バッタが好きでたまらないから、バッタの研究者になった、という人なんですね。
バッタの研究のために、バッタが大量発生していて苦労しているアフリカに行って、バッタの研究をするわけです。
研究というからには、人に役立つことも必要です。
そこでバッタの生態を調べて、大量発生と戦う方法を調べるわけです。
そう、大真面目にバッタを倒しに行くのですね。
自然保護的な文脈で、生き物を大切に、なんて言う人がいますけど、
そういう人は割と都会の、生き物が脅威にならない場所に住んでいることが多いように思います。
現実に生き物が脅威になっている場所では、人が生きるか死ぬかの戦いをしているわけですが、
戦うためには敵を知る必要があって、徹底的に知ることができるのは、相手が好きで好きでたまらないという人だったりもするわけですよね。
この本の著者はそういう人です。
バッタが好きから始まって、それを徹底的に知るためにバッタを倒す戦いをするのです。
専門の研究者として、飯を食っていくのは大変で、そのために色々なことをやっているのですが、
苦労をしてでも研究したいという、研究者の鏡みたいな人だなぁと思うのです。
目標が成功したい、儲けたい、じゃなくて、とにかく好きで好きで仕方ないから研究しているわけです。
こういう一つ大きな文脈でも、好きだから倒しに行く、ということなんですね。
強烈な好きがあると、人生を幸せに送ることができるのかもしれないなぁ、などと、色々考えてしまう楽しい本でした。
ぜひ読んでみてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、読書と編集と検索して、
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この配信の書き起こしをノートで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
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