1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #009 スマート介護士とは?

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

スマート介護士という名称の民間の資格試験があります。この資格の目指すところがなかなか面白いと思いましたので、そのことについて話してみました。

スマート介護士資格試験サイト
https://sfri.jp/smartcaregiver/

「読書と編集」の活動は、
https://www.nyaos.net/

をご覧ください。

00:12
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のテーマは、「スマート介護士」です。
スマート介護士とは何でしょう?
介護の現場でITを使うというと、どんなことをイメージされますか?
僕の場合は、介護システムというような、介護の情報を管理するためのシステムをフル活用できる介護士というイメージでした。
もちろん、そのようなシステムを使ってオペレーション改善を行うというのも大切なことです。
しかし、スマート介護士のテキストを読んでみると、モニタリングとかロボットという用語が出てきます。
モニタリングの領域では、カメラを使った見守りがまずは思い浮かびます。
これは、監視カメラ的なイメージが先行して、見守られる側に抵抗が出てしまうものでもあります。
しかし、介護人材の確保が年々難しくなる状況では、何らかの形で受け入れられる仕組みを作らなければなりません。
もう一つの例は、暴行の容量のモニタリングです。
現在の介護施設では、夜一定の時間に利用者さんに起きてもらってトイレに連れて行くというようなことがよくあるそうです。
これでは解除する人もされる人も大変ですね。
起きたくない時間に起こされるのは不快なものだからですね。
そこで、暴行の容量を測るセンサーを身につけてもらうという方法があるそうです。
一定の量になったところで、アラームを上げる仕組みがあると解除を減らすことができるかもしれないし、
解除される側も無駄に起こされることがなくなって楽になるかもしれません。
さらに、解除用のロボットの導入を進めることが考えられています。
ロボットといったら、ドラえもんのような自立型のロボットを思い浮かべてしまいますが、
ベッドとかトイレとか車椅子のような移動手段とか、スマホのようなコミュニケーション用の装置などを組み合わせて、
全体として介護をサポートするロボットを想定します。
このように単体機能を持つセンサやロボットを組み合わせて運用するというのは、かなり難しいことになります。
そういう運用ができる人材をスマート介護士と呼ぼうということなのでした。
スマート介護士は民間の試験資格であり、次の試験は12月半ばにあります。
僕はITの世界から偶然介護の仕事もやるようになり、どちらも楽しみながら働いているのですが、
この2つが融合することがあるとはあまり考えていませんでした。
スマート介護士というキーワードで、介護とITの世界をつないで仕事ができるというのは、とても興味深いと感じています。
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ひとまず資格試験にチャレンジするところから、自分の知識がどのように役立つのか考えていこうと思っています。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
ではまた。
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