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2021-12-17 04:04

#047 介護で人の手を借りられなくなるかも

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

介護って、実際に自分の身に降りかからないとあまりきちんと考えないことではないでしょうか?

でも、今から考え、準備しておかなければならないことがあります。

それは、ITに関するリテラシーです。

どういうことでしょう?

「読書と編集」の活動は、
https://www.nyaos.net/

ストアカの「読書と編集のITリテラシー教室」は、
https://www.street-academy.com/steachers/468576?conversion_name=direct_message&tracking_code=62e788e6ff484f6d2952151bb9c955b4

をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きそろばんを中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「介護で人の手を借りられなくなるかも。介護されるにもリテラシーが必要。」というものです。
介護って聞いたら、どんなことを思い浮かべますか?
人によってそれぞれでしょうけど、僕と同じ世代の人なら、まずは親の介護ですかね。
まだ若い方なら、漠然と大変そうだなぁと思う程度でしょうか。
僕も今でもそうなんですけど、介護職をほんの少しかじってみて、「ちょっとまずいぞ。」と思うようになりました。
少し前に、スマート介護士の話をしました。
このスマート介護士というのは、介護の世界にITリテラシーが必要という考え方なんです。
僕の身の回りには、介護に様々な形で関わる人がいるのですが、
そういう人の話を聞いたり、実際に現場を経験したりすると、
介護する人が急速に減っていると感じるようになったんです。
特に専門的に携わる人が減ってきています。
これは、よく介護職のお給料の問題を挙げられますよね。
実際、介護職って専門職ではなくて、雑用をする人みたいに考えられていて、報酬が安いという問題点はあるんです。
でもその認識はまだ甘いかもしれません。
仮にお給料を挙げたとしても、そもそも人がいないということになる可能性が高いと思います。
多分人手不足は、今までの感覚よりも急速に進むでしょう。
僕自身も、早ければ15年くらい後には介護される側になる可能性があります。
でもその時は介護してくれる人がいないかもしれません。
そう、人がいないんです。
ここでちょっと発想を変えなければなりません。
変えるのは、介護は人がやるものと決めつけることです。
ごく身近な話をすると、介護の世界では買い物の支援をすることがあります。
動くのが大変な人の代わりに買い物を代行するのですね。
でもこれ、介護保険制度を使うといろいろな制約があるんです。
お店は家の近くだけとか、
本人の生活に最低限必要なものだけとか、
よくあるんですけど、ペットのご飯を買ってきてもらうということはできないんですね。
でもよく考えてください。
そんな使いにくい制度を使わなくても、今はネットスーパーとかあるじゃないですか。
スマホがあればできますよね。
なぜ使わないのかということですよね。
もちろん物流の部分は人が介在してますけど、
買い物をヘルパーさんに頼むよりはよほど自由度が高いです。
ITを使えばできることなんですね。
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同じように、もっとインテリジェントなベッドとか、
介護ロボットみたいなものを使いこなせればいいと思いませんか?
こういうことを言うと必ず、
それは冷たい!みたいなことを言う人がいます。
でもそんなことを言ってられないくらい人手不足になっちゃうんです。
使える道具は使え倒す。リテラシーが必要です。
まだ介護が必要じゃない今のうちに準備が必要なんです。
何でも人の手を借りるのは当たり前と思わずに自分でやる。
そういう一見当たり前のことが、
介護を受ける側の覚悟としてもっと必要になりますよ。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して、
猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
ではまた!
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