1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #008 略語を暗記するだけ..

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

ITやコンピュータの世界には略語がたくさんあります。それをそういうものだと単純に覚えてしまっている方が割といるようです。それでは正しい知識を習得することができません。

略語は一度は略する前の名前を調べて、本当はなにを表したいのか考えてみることが大切なのです。

「読書と編集」の活動は、

https://www.nyaos.net/

をご覧ください。

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このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のテーマは、略語を暗記するだけではいけないということです。
ITの世界には略語がたくさんあります。
略語が多いのは、初期のコンピューターが使えるメモリや外部記憶装置が少ない上に高価だったので、略することにメリットがあったということです。
新しく生まれる概念を表す言葉がなかったので、説明的な長い名称で表現せざるを得ず、それを略語として使うことが多かったということがあると思います。
このように略語がたくさんあるのですが、略語をひも解かずに使っていると、誤った思い込みを持つことがあります。
ウェブ全盛の時代になって、僕がたびたび苦々しく思うことが多いです。
HTMLの意味を知らずに使って、とてもデザインとは言えないウェブページを作る自称ウェブデザイナーが割り取りということです。
HTMLはHyper Text Markup Languageの略で、この中で特に重要なのはマークアップという言葉です。
マークアップとは、ある文章の中でその構造や見た目を表すことができるものです。
例えば、文章のタイトルの文字列に対して、これはタイトル、
見出しの文字列に対してここは見出し、
ここは段落というように文章の構造を表しているわけです。
大切なことは、文章の意味構造と見た目の表現は別ということをきちんと理解することです。
見た目が良いだけのページを作るのは、デザインとは言えないということになります。
きちんとしたデザイナーは、デザインはセンスではなくロジックであることを理解していて、
論理的なHTMLを書いた上で、それを修飾するというやり方をしているように見えます。
そういうことを理解してウェブページを作っているかどうかは、
ウェブブラウザでソースコードを開いてみるとわかってしまうもので、案外怖いものなのです。
HTMLに限らず、ITでよく使われる略語は、
一度は何の略なのか調べてみると、本質を理解する助けになります。
IT以外でも同様です。
物事を深く理解するには、ただ丸暗記ではいけないという意味ではありません。
ちなみに、ITは何の略でしょうか?
調べてみてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
ではまた。
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