00:07
今日は、入院生活11日めをお届けします。
この番組は、入院前、精神科ってどんなところなんだろうって、
ググっても、なかなか情報が出てこなかったので、
これから入院する当事者や、そのご家族関係者の方の
助けになればいいなと思って、シリーズ化してお届けしております。
今日は、人の見た目は9割だなっていう話をさせてもらいたいんですけど、
見た目、スタイフだから声もパッと見で分かる印象に含まれると思うのですが、
私の担当のドクターじゃないんだけども、
私の担当じゃないドクター、斜め向かいのアイペアのベッドの方の担当のドクターの声って、
なんとなくこう、俳優の遠藤玄一さんみたいな感じ?
つっけんどんな感じなんだろうなっていう声の人で、そういう印象を持ってて、
その患者さんと、その人の左隣のベッドの患者さんがある日、
私に背を向けて話してたからあんまり聞こえなかったんだけども、
あなたの担当してるお医者さんはあんまり評判良くないのよみたいな話を雑談してて、
そんなこと言う必要ないじゃんって思ったんだけども、
ある日、その先生の見た目をナースステーションで見て、
あー、ちょっとなんだろう、清潔感がないなっていうか、
大袈裟に言えばアインシュタインみたいな感じの、
あくまでもさ、国民会保険の保険を使ってるとはいえさ、客商売なわけですよ、医療者もね。
だって受け入れてもらえればどこの病院でもいいからさ、
なのに何かそういうアインシュタインみたいな感じの見た目っていかがなもんだろうかって思って、
まあその人ね、もちろん、
その患者さんと多分関係が築けなかったから早々に退院をされてしまったんですけど、
03:10
私たち精神科の開放病棟の人間が入院なので入院やめたいですって言えば、
まあ退院ができる前提のもとで、そういう署名もしています。
まあ一応ね、説得はしてましたよ。
やっぱり先生たちはさ、たくさんの患者さんを見てさ、もちろん帰りたいっていう患者さんも初めてじゃなかったと思うんですよ。
やっていけばよくなるからっていうのもね、届かないよね。
なかなかさ、私は同じベッドにいるから、もうちょっとヒアリングを丁寧にやった方がいいなとか、
今あの人の体調で居住回診しない方が良かったんじゃないかなとか思うことはいろいろあるけど、
なかなかね、みんながみんなね、共感性とか親密性とかがあるわけじゃないので、難しいなって思うところです。
今日は人の見た目が9割というお話をさせてもらいました。
私も見た目には気をつけていきたいので、早く見た目に気を配れるくらいの精神的余裕が生まれたらいいなって思います。
以上、ご静聴ありがとうございました。