直感とその危険性
おはようございます、おはなし屋なおとです。今日は直感に頼っていいところ、頼らない方がいいところというテーマでお話をしていきます。
今日ですね、今8時32分でして、9時からセッションがあります。
ちょっと散歩に出るのが遅れてしまってですね、なんとって今日は日曜日だから、日曜日だからリズムが掴めていなくてですね、
9時からセッションなのに8時半にようやく散歩に出るということをしてしまったので、もうこの放送も5分少々で切り上げてですね、セッションに向かって準備をしていきたいと思います。
今日の話は、昨日のXでもちょっと長文ツイートを投稿したんですけど、なんか直感に頼ることはいいことだ、というね、
まあ風潮、困った時は直感を信じよう、みたいなのってあると思うんですよ。多くの人が直感を信じたらいい、信じない方がいいって言うと、
信じた方がいいんじゃないって言うのが定説というか、特に僕らコーチの世界はその自分の価値観を信じようみたいなところが強いので、
直感を信じるということをネガティブな文脈で語っている人はいないのかなと思いますが、僕はそこはちょっとマッターをかけたいんですね。
なぜかというと、その今日の話ですね、直感を信じた方がいい部分と、いいシーンかな、いい場面としよう、いい場面と直感を信じない方がいい場面っていうのがあるってことですね。
これがなぜかというと、まずその直感というものが何なのかということを言語化しなければなりません。
直感とは、今まであなたの直感とは、今まであなたが生きてきた人生で学習してきた脳の形にならない計算結果だと思ってもらえればいいです。
例えば直感的にこれいいなって思うけど何でかわかんないなっていう時っていうのは、それは今まであなたが見てきた、聞いてきた情報ですね。
あなたの脳がものすごく瞬時に計算をしてこっちの方が良いと言ってしまえば直感って言語化されていない合理的な選択なんですよね。
これは私にとっていいはずだと。でも何をもってどういう計算プロセスを経てそれがいいと言っているかどうかが計算が複雑すぎて早すぎてわからないんですよ。
だけどなんとなくこっちがいいと感じる。それが直感なんですね。
だから直感でいいと感じるものっていうのは基本的にあなたの脳がこれはあなたに合ってるよっていうふうに伝えてくれてるということになるんですが、
この前提を持つと一つ直感に従うときに気をつけなければいけないことというのが浮かび上がってきます。
それが今まで全く経験がない分野だったり、今までの成功体験を捨てなきゃいけない時だったりする時ですね。
つまりこれどういうことかというと起業です。
サラリーマン思考の限界
起業をするとき、僕たちは今までというか教育を受けて大人になってますよね。
その教育というのは基本的にこの国は良き会社員、良きサラリーマンになるための教育をしてます。
集団教育を日本というのはされます。
今は個人の個性を大事にしようみたいなことを言ってるけど、そもそも本当に個性が大事にされる世の中だったら個性大事にしようとか言わなくていいんで。
制服がない学校とかオンラインで学べるスクールとかがすごいピックアップされてるじゃないですか。
ピックアップされるってことはそれが普通じゃないってことなんで。
基本的に日本の教育というのはサラリーマンを育成するようになってます。
そうじゃん、心からサラリーマンやりたいと思ってる小学生、中学生、高校生なんかほとんどいないのにもかかわらず、
日本人大人になったら8割から9割サラリーマンになるんですよ。
これはつまり教育でそっちに持っていってるってことじゃないですか。
将来の夢にサラリーマンって書くやついないのよ。
だけどみんなサラリーマンになるじゃん。
それは教育がサラリーマン養成学校になってるからっていうことだと僕は思います。
だから直感的に僕らがものを選ぶとサラリーマン的思考、従業員的思考、会社員的思考になります。
会社員的思考って何かというと言われたことをより精度高くクオリティー高くやるこれですね。
これが会社員思考です。
なので基本的に起業をするというときは会社員思考から脱却しなきゃいけないというシーンが多々あります。
例を出すなら自分のサービスを作ってそのサービスが必要なお客さんを自分で作っていかなきゃいけないというときに
まず自分からアピールしに行かなきゃいけなかったりするわけですよね。
そして必ずしも完璧だとは言えないようなサービスを自信持って言わなきゃいけない。
つまり会社員でやってたらお前責任どう取れんのって詰められてたようなこと。
何て言ったらいいんですかね。
完璧じゃないプロジェクトをいや完璧だって言い張って倫理通したらあと大変じゃないですか。
けどそれはあくまで自分の裁量権が小さい働き方ですよね。
周りの人に迷惑をかけちゃうわけですよ。
そういう商談を取ってきてしまうとね。
だけど個人事業主、企業の世界というのは全ての責任は自分が取るので
自分ができることを言ってもそれを自分で回収できるんだったら
でかいことを言った方がいい場面っていくらでもあるんですね。
ってなったときに今まで会社員しかしてきてなかった人っていうのは
そうやって責めて得られるメリットよりも守ることで回避できるデメリットの方が大きいと判断しがちです。
なぜなら会社員というのは責任取れないからですね。
でも個人事業主というのは責任が取れるんです。
全然違うんですよ。生き方が。
だから違う生き方なのにここで直感に頼ってしまうと
基本的に直感に頼った企業者ばかりの方とか
サラリーマン感覚をまだ引きずってるなという方は守りに入ります。
基本的に守りに入るしサービス開発をずっとしてしまいます。
どういう問題を私は解決できるだろうという問題のチョイス
これが企業化に求められる創造性です。
どういう問いに向かうか。
この問いを解決すれば私の事業は意義があることになるなと考えるのが
この問いの選定が事業者の必要なマインドなんですが
優秀な会社員というのは問いの選定をしなくていいんですね。
与えられた問いにクオリティ高く答えを出すっていう感じになります。
メンターの重要性
このサービスが売りたいという
前提でそのサービスをどう売ったらいいだろうということを考えるのは
優秀な会社員であれば簡単なんですよ。
ただお客さんのこの課題を解決するためには
自分はどんなサービスを作り出したらいいだろう。
どんな価値観を提示すればいいだろうという
一つ創造性のランクが上がるようなことですね。
聞かれた問いにバシンと答えられるのは創造性のレベル2です。
だけどその問いそのものを自分で作り出して
どの問題を解いたらいいかなと考えられるのが創造性レベル3と言われています。
このレベル2からレベル3の間ってかなり差があるんです。
このレベル2からレベル3に移り変わっていく段階で
レベル2の人が直感に頼るとレベル2の考え方をします。
全く考え方が違うんですね。
だから前の会社員志向でものを考えてしまうので
うまくいかない場合が多いですよと。
だからこういうケースというのは直感に従わない方がいいんですね。
じゃあどうしたらいいのと言われると
僕はですけど自分のメンターを見つけて
その人の言っていることを一回素直に聞いた方がいいと思います。
自分より創造性レベルが高い人の指示を素直に無直に聞くと。
僕も最初は完全にそれでした。
このページ通りに君のランニングページを仕上げてねと言われたら
一言一句同じあとは自分の単語を自分のビジネスにすり替えるだけで
ページを作るみたいなことをやってました。
オリジナリティ出さないでねと言われたから出さないようにしました。
後で何で出してダメだったんですかと聞いたら
結局売れない人がオリジナリティ出しても
それは売れないオリジナリティになるだけだから
一回売れるを経験してから
そこから自分のオリジナリティを出していけば
売れるオリジナリティが描けるよと言われて
なるほどと思ったんですね。
でもほとんどの人は最初のトレース段階
もしこういうことをやったとしても
最初のトレース段階から
これは自分の文章じゃないから嫌だとか
なんかうさんくさい気がするからやらないとか
いう人がやっぱりほとんどなんですね。
それは言ってしまえば想像性がレベル2なのに
レベル3の人が出してくれている課題に対して
レベル2の直感で答えてるっていう
この状況ってあんまり良くないんですよね。
やっぱり人に企業を教えてても伝えてても
こういうことはすごく多いです。
あなたに見えてないものをこちらが投げているんだけど
その人がもう見えてない
今までの見えてない人生の集積である直感で
拒否反応を示すと
反応を示すのは良いんだけど
やっぱ伸びる人ってその反応を自分で超えていける人
拒否反応出てるなみたいな
みんな出るんですよ反応は。
ただその拒否反応に従って
拒否反応が出てるので無理ですっていう人は
直感の危険性
やっぱり伸びないですね。
これは申し訳ないけどだってしょうがないもん。
レベル2の直感。
レベル3の人の問いよりもレベル2の方の直感を優先している時点で
それは進歩はしないですよねっていう感じですね。
やっぱ伸びる人ってうわーって言いますよ。
やります。
なんでって聞くと
だって私売れてなくて直さんは売れてて
売れてる直さんがこうしたらいいんじゃないって言うんだから
一回従わないと直さんにお金払ったら意味ないじゃんって
もうこれですね。
この感覚でいられる人は気持ち悪いんだけど
気持ち悪いことをやるために
こっちはお金払ってんだからっていう感覚が
ある人強いですね。
ものすごく強いので
やっぱその直感って大事なんですけど
メンターを選ぶまでは直感でいいんです。
なぜならメンターを選ぶというのは
そもそもその人間的な相性
自分と合う、この人合うのかと
信頼できるのかというのは
僕たちが生きていく時点で相当な人の数と関わってますし
ビジネスしない以前の問題
誰を信用して誰を信用しないかというのは
今まであなたたちも
たくさんの方と信頼関係を築いてきて
たくさんの方に裏切られてきたり
たくさんの方と争ってきたりしたんじゃないですか。
その集積はぜひ使ってください。
なんですけど
新しい分野で新しい想像レベルで
挑戦する時にまで直感を引きずってしまうと
あんまりいい結果になることはないでしょうね。
これ人間の年齢とか成長という観点でも
説明ができまして
人間って歳を重ねれば重ねるほど
直感的になっていくんですね。
それは何でかというと
脳の処理を短くしたいと軽くしたいと思うのが人間なので
歳を重ねれば重ねるほど自分の頭で考えずに
過去の成功体験から答えを見つけ出しやすくなるんです。
脳はショートカットしたい生き物なので
脳は生命を維持させるために
より安全に保つために
エネルギーを残しておきたいと思うわけなんですよ。
だから脳がサボるんですね。上手に。
サボるというのは意思決定を考えずに
今までの前例に従う。
古い会社とか歴が長い会社もそうじゃないですか。
前例がないからとか言って断られることに行き通ったりするでしょ。
いや前例とかじゃねえ。一回考えてくれやちゃんと。
いや前例がないからみたいな。
前例がないんだったら作るしかないじゃん。今前例作ろうよ。
ああ前例作ってもいいけどでも前例がないからなみたいな。
もう終わんねえじゃんそれみたいな。
ことが人の脳内で起きます。
なので年齢を重ねれば重ねるほど直感的になります。
判断しなくなるんですね。
過去もダメだったからダメ。
過去も気持ち悪かったからダメ。
過去このやり方でうまくいったから
そのやり方過去のやり方と違うからダメって。
それは直感という形でやってきます。
だから直感すべてに従うっていう生き方をすると成長しない人になります。
次のステージに行けない。そのステージでは無双できると思うんですが
次のステージにも行けないです。
なぜかというと次のステージに行く時というのは
前例が通用しないので一から考えなきゃいけないんですね。
ただ一から考えるという行動にそもそも人間は直感的に反対してきます。
否定を出してきます。
今までの成功パターンじゃないからって。
そこで自分が新しいことに挑戦してるんだと
いうことが分かれば今までとかどうこうじゃないんですよって
前例がないことをしようとしてるんだから
一回ちょっと黙っとってくださいって直感に言える人はいつまでも成長します。
ただここで直感が大事だという直感という括り
直感を申しにしますよみたいな
そういう状態になってる人は
自分が過去成功体験を積めてない分野にはいけません。
これは間違いなく言えることなので
だから特に工事の世界って直感を信じるか信じないかという問いを投げてる人は多いし
僕は直感を信じるということには大盛り賛成。
あまりにも世の中の人は直感を信じていなすすぎるから
そこは大盛り賛成なんだが直感ということをですね
ちゃんとその分類分けして言語化して定義をつけていくと
信じていいとこと信じちゃダメなと確実にあります。
直感を信じていいところというのは自分が今まで経験している分野ですね。
信頼している人を選ぶというのはそれは直感的にやってください。
あなたは自分と相性が合う人を選ぶということは生まれてからずっとやり続けてきているはずです。
人は見てるでしょ。だからそこは直感でやっていい。
信じるやつは直感で決めていい。
だけどその信じると決めた人からのメッセージであったり
新しいステージへの挑戦で直感的になっちゃうとそれはダメですね。
それは外から見ると素直じゃない人というふうに見られます。
なので直感の使い分けできるようになったらいいんじゃないですかというお話でした。
信じるものと信じないもの
今日はもうちょっとセッションの時間が迫っているのでこれで終わります。
皆さん直感を信じるところと信じないところをしっかり分けていきましょうね。
ということで今日の放送最後まで聞いた人はいいねを押すようにしてください。
以上。