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はい、お疲れ様です。なおくんです。今日は2024年の12月4日、水曜日でございます。
はい、よろしくお願いします。ということで、12月に入って多分初めての収録配信だと思うんですけれども、
ここ最近ね、ちょっと収録トークを投稿するペースが落ちているのは何でかっていうと、
まあいろいろあるんですけども、まあ端的に言うと、ちょっと収録トークに飽きてるっていうのがあるかもしれないですね。
やっぱね、飽きるのとハマるのは自分でコントロールできないんですね。
僕はね、ハマるとめちゃくちゃハマるんですよね。こんなにハマっても別に何の得にもならないだろうっていうことにすらもハマってしまう。
でも一方で飽きたら全くやる気がなくなる。やる気がなくなるというか、あんまりやろうとしなくなるっていうのがあるのでね、
多分このラジオトークも本当に飽きてしまったら、もしかしたら収録をほとんど上げなくなるような感じになるかもしれないんですが、
そればっかりコントロールできないですよね。っていうことをね、思いましたね。
はい、そんな感じなんですが、100%飽きたわけではないのでね、まだちょっとね、頑張っていきたいというか、頑張るわけじゃないんだけどね、
やっていきたいと思っておりますので話しておるわけなんですけども、
そのね、飽きの問題についてはまた別途深掘りしていきたいと思うんですけども、今回はですね、
流行語対象についてちょっと考えていきたいなと思うんですけども、皆様もご存知でしょうか、
今年2024年の流行語対象は、「不手ほど」という言葉が対象になったみたいなんですけども、
最初聞いた時ね、ほとんど一応そうだと思うんですけども、何その言葉みたいなね、
聞いたことないんですけどって思ったと思います。
で、それをよくよく調べてみると、ドラマのTBSドラマですかね、
「不適切にもほどがある」というね、そのドラマのタイトルから来た言葉であるということらしいんですが、
確かに不適切にもほどがあるっていうドラマがね、今年の初めぐらいにですね、ちょっと話題になったという記憶はあるんですけども、
そのドラマはわかるんだけど、かといってじゃあ、不手ほどっていうワードが使われているのを聞いたことがあったり、見たことがあったりするかっていうと全くなくて、
で、事実、そのツイッタートレンドとかで、そのデータを調べた人の情報とかを見ると、本当に使われてないんですよね。
ドラマ好きの界隈で流行ったとかそういうことでもなくて、でもその全く使われてなかったかというと、そうでもなくて、
不適切にもほどがあるという番組の公式ツイッターで自分たちでハッシュタグ不手ほどっていうのを作っていたらしいんですけども、
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だけど、でもそれが全然実際は浸透してなかったと。そういった事情があるらしいですね。
だから、かなりね、SNSを見ると批判的な意見が多いですね。
そんな言葉聞いたことないのに、なんでこれが流行語対象になるのかみたいな、もっとふさわしい言葉があったんじゃないかみたいなね、そういう意見が大多数占められております。
とはいえですね、そういう批判は本当にその通りだと思うし、僕もそう思うんですけども、
ただね、この不手ほどという言葉が一概に100%ね、この流行語対象になんで選ばれてるのっていうふうに、
思えなくもないというか、思えなくもないっていうのは、つまり良いとこもあるんじゃないかっていうことをちょっと考えてみたいと思うんですね。
で、今回言いたい結論としては、この不手ほどという言葉は、なんか今この時点ではちょっとハッという感じではあるんだけど、
逆に今後、この言葉がこの流行語対象に選ばれたことによって広がっていく可能性があるんじゃないかというふうに僕は思ってるんですね。
なのでそのことについて話していきたいと思います。
で、この流行語対象っていうのはですね、あのロザンの楽屋っていうね、お笑い芸人のロザンさんがやってるYouTubeチャンネルがあるんですけども、
そこでもその流行語対象についてちょっと触れられていたんですけども、
なんかね、その流行語対象っていうのは、今年の実際にどれだけ使われたかっていうこともそうかもしれないんだけど、
この世の中の世相とか、世の中がこうなってほしいっていうことも踏まえて選んでるみたいな、そんなニュアンスの話をされてたんですね。
で、それを聞いて、なるほどなって思ったんですよ。
つまりどういうことかというと、例えば今回の不適切ほどという言葉であるのであれば、
世の中全体で実際に不適切ほどが使われたかどうかっていうことは一旦置いておいて、
この今の世の中がその不適切という言葉にすごく過敏になってるみたいな、なんかそういうニュアンスもあるんじゃないかなと僕は思ったわけですね。
それは確かにありますよね。
昨今のこのSNSの炎上から始まる、そういった大きな問題であるとか、そういったことに関しても結構その不適切な発言であったりとか、不適切な言動。
一昔前は許されていたんだけど、今はちょっとあまり良くないよねみたいなことが大きな問題になる。
だから不適切なことによりセンシティブになっているような、この現代の世の中の風潮みたいなものを表現したものが不適切にも程がある。
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それを略して不手ほどっていう、そういう感覚。だからそれはなんかすごいわかるなって思ったんですよね。
じゃあなんでこの不手ほどってあえて略したのかっていうことなんですが、その意図はよくわかんないんですが、
不手ほどっていうことによって、この不適切にも程があるということをうまく概念化したというか言語化してくれるような気がしたんですよ。
つまりどういうことかというと、例えばその昭和期質のおじさんとかですね、そういった年配の方がですね、ちょっとその今の時代はさすがに不適切だよねってことを言ってしまった時に、
それを、いやさすがにそれは不手ほどですよみたいに気軽にカジュアルに突っ込むための言葉として、なんかこの不手ほどっていうのは使えそうだなって思ったんですよ。
TPOというか時と状況によりますけども、そうですね、例えばラジオトークで言うんだったら、ライブ配信をしてて、たまにこうなんかその流れにそぐわない下ネタをぶち込んできたりとかですね、
あとはそのなんかちょっと気まずい感じになってしまうようなコメントを言ってきたりとか、なんかプライベートを詮索するようなことを聞いてくるようなコメントをしてきたりとか、そういうことがラジオトークにはあんまないですけども、ないかもしれないですけど、そういうところがありますよね。
そういう時に、例えばその配信者が、いやそのコメントはさすがに不手ほどですよみたいな感じで言えそうじゃないですか。
さすがに不適切にも程がありますよっていうのはちょっと長いじゃないですか。だから、いやそのコメントはちょっとさすがに不手ほどなんでっていうふうに言えれば、そのちょっと失礼な、いわゆるその一昔前のノリだったら言えたようなことが今はさすがに不適切だよねっていうことを、不手ほどですよねとかっていうふうに突っ込むことができるわけですね。
それは失礼ですよともちょっとニュアンスが違うし、なんかそれはパワハラですよ、それはセクハラですよっていうのとも、ちょっとまた少しニュアンスが違う形の突っ込みワードとしての、いやそれ不手ほどやないかい、いやそれ不手ほどですよみたいな使い方がなんか今後ね、もしかしたら流行るかもしれないなって僕は思ったんですね。そういうことです。わかりますかね、僕がやってること。
なので、まあ例えばそのラジオトークで、その例えば逆の立場で配信者が、配信者がちょっとその暴走してですね、あのちょっと不適切系な発言、まあもしかしたらちょっと炎上するんじゃないかっていうレベルの発言をしたときにコメント欄で、いやそれ不手ほどわら、みたいな感じで書けば、ちょっとこう場が和むというかさ、
そのちょっと不適切じゃないんですかっていうことをやんわりと指摘するためのワードとしての不手ほど、ひらがなで不手ほどで、最後にあのわらっていうね、小文字のwみたいなのをつけて、その不手ほどみたいな感じで書けば、なんかその不適切な発言、要は不適切にも程があるということの略ですから、不適切にも程があるよということを、ちょっとそのライトに突っ込むみたいな、そういうね、あのことができるんじゃないかと。
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いうふうに思いました。まあこれはね、そのなんか不手ほどっていうのは今までにありそうでなかった概念の言語化ということが言えるわけですよ。
例えばね、その最近はもう一般的になりましたけど、孫択っていう言葉があるじゃないですか。 この孫択という言葉もまさにですね、あの流行語大賞に選ばれた年がありましたよね。
これがですね、調べてみたところ2017年の流行語大賞が孫択という言葉だったんですよ。 で、この孫択という言葉ってそれまではあんまり一般的ではなかったと思います。
で、それが選ばれた当時も、えっとなんか孫択って何それ、そんなの流行ったみたいな空気が多少ね、あったと僕はね、記憶してるんですね。
多分僕自身ももしかしたら思ったかもしれない。なんか流行語大賞孫択ですみたいになった時に、え、そんな流行ってました?
え、なんかあんま聞いたことないんだけどみたいな。 なんだけど、この流行語大賞に選ばれることによってこの孫択という概念が一般的に浸透したんですよ。
それによって人々が調べますからね。孫択ってどういうことみたいな。 で、要はその偉い人とかその周りのそのなんか空気を読んでちょっと配慮するみたいなそういうニュアンスですよね。
そういう言葉、別の言葉でも言えるんだけれども、その孫択という言葉を使うことによって、そのモヤっとしてた概念を、あ、今孫択してるよねみたいな感じで言いやすくなりましたよね。
そのことによって、まあその日本社会に多々はびこっていたそういった孫択みたいな概念を一言でバシッとそれ孫択ですよっていうふうに言えることによって、なんかこうモヤモヤがスッキリしたみたいなことがある。
それと同じようなことが今年の流行語大賞の不手ほどにも起こり得るんじゃないかなということを僕は思ったということなんですよね。
だから、ちょっとジェネレーションギャップがあって、昭和の感覚が抜けてきれてない人が、その昭和のノリでこう言った言葉を、今までだったらちょっとなんか
前を潜めて何とも言えなかったものを、いやそれ不手ほどですよとか、いや不手ほどとかっていうふうなことが、まあ一般的になればその昭和気質の人たちも、ちょっと今不適切なこと言ったのかなっていうふうに自覚もできますし、なんかより良い社会になるんじゃないかなというふうに思いましたね。
はい、ということで今回はですね、流行語の不手ほどという言葉は、今はちょっとはって感じかもしれないけど、もしかしたら今後、逆に広まっていくんじゃないかなというふうに思ったというお話でした。はい、聞いてくれてありがとうございました。