音声入力の重要性
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は327回、勝間和代さんも予言していた?音声入力によって国語教育にも革命が起きるかというタイトルでお届けしたいと思います。
いやー、すっかりAI研究に余念がありません。今、めちゃくちゃAIをつついて楽しんでいる日々です。
だけど、もう学校も始まっちゃうんで、AI研究はほどほどにしておいて、脳の中をしっかり授業の方に向けていきたいと思います。
そんな中でも、すっかり音声入力をするようになったんですね。
でも、この音声入力の重要性については、勝間和代さんという方はずいぶん前に指摘しておられまして、勝間さんは音声入力を使うことでタイピングの疲れから解放されて、文章の作成の効率がとても上がったというふうにYouTubeでおっしゃってたんですよね。
でも、今のあの人は文章作成の80%以上は音声入力でなさっているようで、このタイピングの手の疲れというのが非常に軽減されたというふうにおっしゃっており、スマートフォンとかパソコンでマイクを使ってやっていらっしゃるということでした。
勝間さんは、これは新しい入力スタイルになるというふうにおっしゃっていたのが印象的ですね。
もう何年前?7、8年以上前だったと思います。
ちょっと調べてみたんですけど、入力文字数1分間あたり、タイピングだと150から早い人で400文字、音声入力だと300から500文字というように、タイピングよりも1.5倍ぐらい音声入力の方が早いようです。
手書きになると1分間に50から100文字ということで、もう圧倒的にタイピングとか音声入力とかの方が文字数が稼げるということですよね。
そういう効率的にいいなっていう面以外にも、音声入力がもたらすパラダイムシフトっていうのをAIに聞いてみてちょっとまとめてみました。
まず思考様式が変わってしまうということです。
前は鉛筆を持って書きながら考えるっていうスタイルだったんだけど、今度はマイクとかスマートフォンの前で話しながら考えるっていうふうに変わっていくっていうふうな変化がありますね。
だから言葉のあり方がより口語的、即興的になるというふうに分析してみました。
もう私もね、ポッドキャストを始めてから即興的に話したいというふうによく思ってたんですよ。
だから話しながら考えるっていう訓練をすることができたように思います。
それから書くっていう行為が再定義されたと。
書くっていうのが手で文字を綴るっていうことから音声で言語化してそれをリメイクしていく、編集していくっていうふうに書くという行為自体が変わってしまったというふうにAIは分析していました。
教育の未来
それから学習スタイルも変わるだろうということで、今まではノートとかレポートとかそういうふうな作文、手書き作文だったのが音声入力によってその後編集して仕上げるっていうふうになっていくんじゃないかということで、
大学のレポートとかももしかしたらスマートフォンで喋ってそれをAIに上手に整えてもらって提出するっていうふうになっていくのかもしれません。
それから社会的リテラシーが変わっていくだろうということでした。
早く正確にタイピングするっていうよりも話す力、そして話しながら話の構成を考えて整えていく力が重要視されて、それが教育現場とか就職における評価基準になっていくんじゃないかということです。
私これちょっとね自分も本当に話す力っていうのを鍛えたいなと思ったのはこれも大きくきっかけになってたと思うんですよね。
いかに即興的にうまく構成のある話ができるかということが認められる基準になっていくんじゃないかというふうに私も思っています。
それから新しいメディア文化ができるだろうということで、音声から即興的に文字を紡ぎ出す、そしてそれをリメイクするということで、ポッドキャストとか会議とか授業記録っていうことのあり方が変わっていくだろうというふうにAIは分析していました。
ここでさらにこの生成AIとポッドキャストっていうのはどういった関わりがあるんだろうということで分析してみたんですけれども、私がこの配信でずっと語っていたこととほぼ同じだったんですね。
やっぱり音声からすぐに文字化するということで非常に話すっていうことがすぐ記録されると、デジタルで残るということが非常に関わりが深いということでした。
そしてその話し方、言葉をデジタル化すぐにできることによって作品に表現に展開していくことがすぐに可能になった。
だからしゃべってすぐレポートにしたりエッセイにしたりブログ記事にしたりスライドにしたりっていうように話すということがすぐ作品に表現に展開していきやすくなったということですね。
こういったことで我々表現者は話すことに集中してAIはそれを整えることを担当する時代になっていくのではないかということで、
これから話すっていうことが大きく表現の中で位置を占めてくるんじゃないかと思います。
そんな中、私はポッドキャストについて先日AIで自分のネタを拡大させて、それでシナリオにするって面白いわーとか言って配信したんだけど、
結局のところ、やっぱりAIに編集させるとありきたりのどこにでもあるようなそういう文章になってしまうので、
結局もうちょっと面白いのを考えようと思ったら、自分自身でいろいろな変化、いろいろな意外性を付け加えながら自分自身で考えていくということが最もAIに負けない作品を作るということになるというふうに、
再びまた自分の立ち位置が揺り戻ってきて、やっぱり自分軸だ。自分の独創性とか発想性とか意外性とかオリジナリティをどんどん大事にしていく配信をする。
そのためにも、やっぱりメモ程度のシナリオで、あとはもう即興的に話した方がいいなっていうふうに議着しました。
整えるのはあとはAIにやってもらおうと思います。ということで、皆さんも音声入力になれるためにもポッドキャスト始めてみませんか。
もしかしたら国語教育も音声での表現に注目していく時代になるのではないかと思います。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。