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2024-11-21 09:30

069 言葉の豊かさは人を引きつける

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小説「形」が終わりました。生徒のまとめの文章と振り返り、お遊び企画の予告編ムービー制作について語ります。

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育について、ゆるっと配信しています。
今日は、小説・形の報告をしたいと思います。中学校2年生で、ずっと取り組んできたんですけど、先日やっと終わりまして、まとめの課題が終わりました。
生徒は、どういうふうにこの作品を捉えたかというと、実力ではなく形がとても大事であるとか、そんなことを書く子が多かったですね。
その他には、中村新兵衛の強さと形の大切さとか、中村新兵衛の形によって起こった成功と失敗とか、それから形というものはいろんな問題を持っているとか、そんな感じのことを書いている子が多かったですね。
振り返りは、書読の感想は新兵衛のことしか触れていなかったけど、だんだんと文の書き方などについて触れるようになったなという振り返りでありますとか、
読みが深まった原因は、一枚一枚丁寧にプリントで取り組み、近くの人と意見を交わしながら考えをまとめていったからというような振り返りがあったりですね。
たくさんの工夫に気づいて、その意味を考えることで文章に隠された、伝えたいことに気がついたからとか、
やっぱり、書読の時は物語を理解しようとして読んでいたけど、文章に隠された表現に気をつけて文章をしっかり読んでいって、理解度が高まったとか、
それから、だんだんと文章の内容の意味や作者の意図がわかってきたら、ものすごく読みが深まったとか、
それから、その文章が書かれた背景が読み取れたからだと思われるし、作者の考えを読み取ることで、読み手とはまた違った目線で物語を理解できたというように、
読みがすごく深まったということを書いている生徒が多かったので、私としても手応えのある取り組みになりました。
それで今日は、予告編ムービーを作ろうということで、これお遊びの企画でやったんですけど、
予告編ムービーを作ってみようということで、ロイロノートで6枚スライドを作って、それをiMovieに放り込んで、
そしてそれを動画にして、またロイロノートに再提出させる、提出箱に提出させるという取り組みをやりました。
やっぱり下準備が必要で、私はロイロノートのカードに予告編ムービーを作ろうということで手順を書いて、
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世界観を理解して書いているかとか、印象的な文章を引用したり、自分で考えているかとか、ネタバレにならないようにしているかとか、
見ている人が興味関心を引き付けそうかというような条件を書いて、それから画像を探すのが大変なんで、
あらかじめ無料素材をパンパンパンとダウンロードして、ロイロノートに貼り付けておいて、これ使えということで、
モノクロの白黒シルエットのそういった形の画像を生徒に与えて、生徒はスライドの中に文字を書いて、
例えば、槍中村、そう呼ばれた男がいたとか、彼を知らない者はいなかったとか、そんなふうに一枚一枚に印象的なセリフを書いて読み手を引き付けて、
それを読んだ人が後で聞く時間の形っていうのを読みたくなるような予告編ムービーを作りましょうということで取り組みまして、
生徒は夢中になって取り組んでましたね。やっぱりICTっていうのは自分の能力を拡張してくれるから、
自分がやったこともないことにトライして、それがうまくいきそうな予感もしますし、自分の想像以上、力以上の作品に仕上がるっていう、
そういう拡張性の高いものなので、夢中になって取り組みますね。
iPadだから割り返し操作が直感的なので、中学生でも動画を簡単に作ることができます。
6枚スライドを作って、ロイロノードの3ドットのところをクリックしたらタップしたら書き出しっていうのがあるので、
その書き出しを画像にして履き出したら、iPadの写真のフォルダに画像が6枚入るわけです。
今度はiMovieを起こして、iMovieの中でその6枚の画像をタップして放り込んだら、
ほぼ6枚で24秒から30秒ぐらいの動画ができることになりますね。
iMovieなので簡単にズームインとかズームアウトとか色々微妙に調整できる機能があるので、
自分で演出を考えることができます。
今日は頑張ってSNOWっていう作曲AIを使って、私が作曲してみたりして、
ちょっと聞こえるかな?っていう感じでAIに作曲してもらって、それをBGMに使ってもいいよということで、
生徒にダウンロードしたやつをロイロノード経由で渡して、
生徒はそれをちゃんと自分の端末のフォルダか何かに入れて、またiMovieにぶっ込んでました。
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ごめんなさい、ごめんなさい。
ということで、非常に生徒熱心に取り組んでいたので、
ごめんなさい、ごめんなさい。
何だこれ?音は聞こえませんね。
ということで、生徒は一生懸命に取り組んでいたと思います。
出来上がったものを提出箱に提出してもらったんですけど、やっぱり国語力出ますね。
作品の世界観を出したり、世界に誘うような、そういう表現をしたりっていうのは、やっぱりね、国語力出るなぁと実感しました。
作品をちょっと紹介しますと、
この子なんかはですね、
木口藩形、無双する槍中村。
無双って生徒大好きなんですよね。無双する槍中村。
そんな中村に訪問者が、
なんと、主君の子供、お願いをして刀冠の兜と羽織を貸してもらうことになる。
さあ、戦場へ、とかいう感じで、イラストも上手いんですよね。
他にはですね、
そして彼はその戦で、てんてんてん、とかいう感じの言葉を書いたりとかですね。
それから、
彼を前にした者は皆、彼を恐れた。
とか、割にあの、印象的な言葉を選んで、選んで頑張って書いてましたね。
突如として中村新兵衛の前に現れた若侍。
中村新兵衛の最後の結末はっていう感じで、頑張って予告編になるように言葉を一生懸命考えてました。
特に印象的だったのは、本文に立ち返っていたっていうことですね。
やっぱりあの、もう一回読まないと自分もしっかりそれを表現できないと思った生徒は、
しっかり本文に立ち返って、ちゃんと本文の良さを、本文のテイストをその動画に出そうという風な姿勢が見られたので、
まあお遊び企画ではあったんですけど、やっぱりアウトプットするということは良質なインプットがないとできないことなんで、
もう一回本文を読んでいるということについては本当に良かったなぁと思ってます。
こうやっていろんなトライアンドエラーしながら、この予告編ムービーっていうのをどうやって取り組むのが一番いいのかっていうのを、
私の中でどんどん蓄積させていきたいなと思っているし、生徒もやっぱり表現する喜びとか、
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言葉をどんどん紡いでいく快感っていうのを味わしてやりたいなと思います。
まあけどやっぱり言葉の豊かさっていうものは、やっぱり人を惹きつけるなと思いましたね。
今日もいろんな生徒が自分自身で一生懸命言葉を紡いで、スライドの中に打っていきましたけど、
豊かな言葉を持っている子は、その出てくる言葉もハッとさせられるものを出してきます。
次回お披露目会ではそのことを生徒に伝えようかなと思っています。
じゃあ今日はちょっと短いですけど、この辺にしましょう。聞いてくださりありがとうございました。
またお会いしましょう。
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