2024-12-17 10:58

089 もう一回子育てするなら、こう育てるだろうなと思った話

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子育ても終わりまして、今はもう自分の時間も作れるようになりました。それでも、もう一度子育てをすることがあれば、ここには絶対気をつけたいと思うこと7項目をUPしました。これから子育てをされる方、必見です(笑)。

#子育てのコツ  #子どもを育てる時に注意すべきこと #対話 #コミュニケーション能力

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと語っています。
今日は、もう一回子育てするなら、こう育てるだろうなと思った話、というタイトルでお届けしたいと思います。
もう私、子育てが終わっちゃったので、子供二人は自立して働いているので、本当に子供に手がかからなくなりました。
でも、振り返ってみると、こうすればよかった、ああすればよかった、ということがいっぱいあるんですよね。
やり直しがきかないから、しょうがなかったんですけど、子育てを終えてみて、いろんな人から話を聞いたり、自分の実践を反省してみて、
次にもし子育てするんだったら、こういうふうにしたいな、ということを7点に絞ってお話したいと思います。
まず最初は、これは自分で来てたんですけど、スキンシップ。
これは6歳まではベタベタして、とにかく肌と肌を触れ合わせて、子供たちを安心に関係を作った方がいいということで、
スキンシップを6歳まではベタベタするということは絶対に欠かせたくないですね。
精神的な安定度が全然違いますね。
それつながりなんですけど、自然と接するということですね。
やっぱり自然と接すると感性が育まれるし、互換がどんどんどんどん鋭くなって研ぎ澄まされるというか、そういう感覚がしていますね。
いろんなところに連れて行ったり、山とかね、それから川とかね、砂場とかでもいいんですけど、
とにかく自然に触れさせる経験というのはとても大事なような気がします。
というのも、最近読んだ方に有名な学力創出という今井六美さんの岩波新書があるじゃないですか。
あそこにも記号設置、記号設置ということが書いてあって、言葉を獲得するのには、
身体性を伴った現実世界での記号設置というのが大事だというふうに書いてありまして、
結局自然と触れ合うということは、やっぱり自分自身の感覚とか子どもの意味付けというのをそこでできる機会がものすごいたくさんあるじゃないですか。
だから自然と触れ合って、その自然と触れ合いながらいろんな遊びをするとか、対話するとか、人と関わるということがかなり影響してるんじゃないかと思いますね。
次に、大量の自由時間を与えることですね。
今なんか子どもたちがお稽古事とかで、全然自分の時間がないという過程が増えてるらしいじゃないですか。
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私の友達に、それはまずいというふうにすっごい力説する人がいたんですね。
小学校の時のママ友だったんですけど、子どもたちは大量の自由な時間、本当に何者にも縛られない自由な時間、
その中で自分で工夫していろんなことをしたりとか、自分の中から湧き上がる好奇心をしっかり築いて、
自分から動くとかそういうふうな力が育まれるのに、その大事な子どもたちの自由時間を奪ってお稽古ごとにずっと埋めていくっていうのが、
これは大変良くないことなんだということを力説している人がいたんです。
将来子どもたちの生きていくエネルギーを奪うよっていうふうに、すごい力説している人がいまして。
私はあんまりお稽古ごとをやらせるつもりなかったんで、娘はピアノ、これやりたいというからずっとピアノだけはやらせたんですけど、
息子はサッカーをしたいというので、ピアノもやってたけども、ピアノも僕はいいとかっていうからサッカー一筋、それぐらいでした。
だから結構大量の自由時間は彼ら、彼女らにはあったんじゃないかと思いますね。
そういう意味ではあんまりエネルギーが枯渇している感じはしないですね。
それから4番目に、これは大事だなと思うんですよ。本当に継続的に家族間で対話する。
例えばテレビを見るにしても、対話しながらああだこうだ言いながら見る。
その話しする時に原因を深掘ってみたり、関連づけた話で分析してみるとか、
違う見方からコメントするとか、そういう多面的な捉え方を対話を通して育んでいく。
そのことでかなりなコミュニケーション能力を養えると思うんですよね。
あと質問をよくしてその子に尋ねるとかね。逆によく質問もしてくるからその質問に答えるっていうように、
親子間での対話っていうのはとても大きいことだなっていうふうに思います。
生徒を見てても家庭での対話が多い家っていうのは克服力がすごい高いんですよ。
これはとても大事なことだなと思いますね。
ちょっと邪道かなと思うんだけど、できれば個展とかをそこで触れるチャンスがあれば、
やっぱり言葉の幅が豊かになるわけですよね。
個展に触れるということは、今の私たちの使っている言語に最も近い外国語みたいな形じゃないですか。
だからかなり言葉の幅が広くなると私自身は思っていて、
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もしもう一回子育てをすることがあれば、その子の興味関心にもよるけど、
ちょっと個展をそこに差し挟むことができたらいいかなって思います。
それから5つ目は、好きなことはとことんやらせる。
どの子も幼い時に何かにハマるっていうことがあると思うんですよ。
私の娘はアンパンマンにハマったんで、アンパンマンの本を次から次へと買い与えて、
アンパンマンに出てくるキャラクターすべてを覚えたりとか、
ストーリーをよく覚えて自分で語ってたりとか、そういうお話が大好きだったんですね。
それにとことんハマらせました。
息子はなぜかわかりませんけど、国と国名書と旗っていうのが大好きだったんで、
そういう図鑑をいっぱい渡して、いろんな国を覚えたり、いろんな旗を覚えたり、
いろんな国の文化を必死になって読んでましたね。
他の本はあんまり好きじゃなかったんだけど、そういう本だけは大好きだったんで、
それをどんどんどんどん買い与えて、好きなことはとことんハマらせるっていう、
そういう経験をさせました。これはどういうことにつながるのかというと、
興味は大人になってから移っていくんだけれど、深掘りっていうことをするようになる。
そこで学んだ深く探求するっていうことを、違う興味関心に移ったとしてもそこでやるようになるので、
学びが生かされるっていうことにつながっていくっていうふうな、そういうのがあるんだそうです。
これはどっかの本で読んだことなんですけど、だから、とことんハマらせる。
それから6つ目に、お手伝いの習慣をつけさせるっていうことですかね。
お手伝いっていうのは、実はいろんなマネジメントスキルを養成することができて、
本当にいろんな段取りを考えないといけないし、タイムマネジメントもしないといけないですよね。
何より生きていく上での基本的な生活スキルが身につくわけです。
だからとてもお手伝いっていうのは大事だなと思ってて、これは住職さんとかよく言われるんですけど、
お手伝いをする、できるっていうことは仕事ができるってことにつながるっていうふうにおっしゃってますね。
お寺さんでもよく掃除とか洗濯とかご飯作ったりとかさせるじゃないですか。
あれって生きていく生活スキルを養成すると同時に、
社会に出てもちゃんと通用する人間、仕事ができる人間を作る基本中の基本でもあるというふうに私は思いますね。
だからお手伝い、うちの子もわりかしお手伝いさせてたんだけど、
1個だけしまったなと思うのは、お片付けの習慣をつけなかったんですよね。
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私が本当にイライラしながら片付けてたんじゃないかな。
お片付けをあまりしない子になってしまいました。
片付けるときには、楽しいとかって言いながら、無理だけど、
そうやってお母さんが楽しそうにお片付けしているっていうのを子供と一緒にやらせると、片付けの習慣がつくんだそうです。
そして最後の7個目ですね。
これは私はできなかったんだけど、その子が勉強をしているとき、宿題をやっているときはずっとそこにいて、
別に読書をしていても編み物をしていてもいいんですよ。
その子を観察、その子が視界に入っている状態で何かをしていてもいいから、ずっと見守ってあげる。
そしてそれができたら評価してあげたり、すごく褒めてあげたりとか、
頭をなでなでしてあげてスキンシップするとか。
勉強しているときに、ちゃんと目線が届くような範囲にいて、
他のことをしていてもいいから、ずっと時を過ごすということ。
これが結構一人で勉強する習慣をつけるということにつながっているということを聞いたんですよね。
私は仕事をしていたからここが足りなかったんですよね。
もし早く帰ることができて、勉強しているところを一緒にね、
時を過ごせたらもうちょっと勉強をしていたかなと思うんですよね。
なので以上7点語ってきましたけど、
もう1回子育てするならこう育てるだろうなと思った話をしました。
もし何かの参考になりましたら幸いです。
それでは今日の話はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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