00:00
皆さんこんにちは、今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日はちょっと変わりネタで、私立に移って違うなと思ったことトップ10というタイトルでお送りしたいと思います。
簡単に思いついたことを、10個に絞っていきますね。
まず最初に、印刷するときにびっくりしました。
紙が白い。
わかりますかね。
上質紙だったんですよね、印刷室に入ってみたら。
今までは、ザラ紙だったり再生紙だったりしたので、紙の色がちょっと茶色だったり、薄く色が入ってたりということで真っ白っていうことがなかったんですけど、今の学校は真っ白なんですよ。
最初、目が痛かったですね。びっくりしましたね。
それから2点目に、当たり前なんですけど施設がきれいです。
お金をかけているし、生徒をたくさん呼び込まないといけないということもあって、施設設備にはお金をちゃんとかけているので、施設設備がきれいです。
それから3番目、掃除する人がいる。
当たり前なんですけど、職員室とか要所要所は掃除をする人を雇って、定期的にその人が美しくしてくださってます。
ゴミ捨てもその人が丁寧にやってくださってて、そこは効率と全然違うなと思いましたね。
それから4番目は残業代が出るということなんですけど、これは無条件に出るっていうんじゃなくて、
とりあえずこの条件とこの条件とこの条件っていう時には残業代をお支払いしますよということで、あらかじめ定められたルールがあります。
なので自分が好きに残っているから、その何時間残業したから出るっていう、そういうのはないです。
でもあらかじめ決められたルールに従って残業しなくちゃいけないような時にはしっかり残業代が出るので、それにはやっぱり新鮮な驚きでしたね。
それから5番目は土曜日がある。今のところ月に1回しか休み土曜日ないんですけれど、
効率の時は月に全部休みだったけど部活動のね、印刷に行ったりとか練習があったりとかして、
結局月のうち半分ぐらいは部活で何やかんや出てたんで、あんまり変わらないっちゃ変わらないような気もするし、
03:08
土曜日に授業があることで、平日がちょっと時間が空くので仕事がすごいしやすいですね。
だからそもそも土曜日があっての週の持ち時間だったわけですよ、私たちはね。
それが急に週5日制になってギュッと無理矢理その同じ時間をそこに詰め込んで挙ぐ日々がすごく忙しくなっていたっていうのが効率の実態で、
もともとは土曜ありきの設定だったんですよね。
それを減らさないまま来てしまったんでものすごい過密スケジュールで平日バタバタと動かざるを得ないという状況で、
生徒とゆっくり話す時間も削減されたっていうことで、これはやっぱり土曜日があったらゆったりするなというふうに思いましたね。
それから6番目はパソコンが支給されるんですけれど、生徒に持たせているiPadと同程度の自分のiPadが支給されるんですよ。
これはびっくりしましたね。自分のパソコンも支給されるんだけど、iPadも2つだから支給されるんですよ。
やっぱりお金をかけているだけあって違うなと思って。
効率だったらどっちか1個、iPadは支給されなかったからパソコン1台だけですよ。
今度はパソコンの更新機になったら全員ノートになって、そのノートを持って授業に行くらしいですね。
今まではデスクトップのパソコンだったんだけど、それを一気にノートにしてしまうみたいですね。
それから7番目はお金の計算を事務がやってくれる。
考えられないと思うんですよ、民間の人にとってはね。
事務の方の人員が削減されて、お金の計算こっちがやらないといけないことがあったり、
出し入れは事務の人がやったりしてくれるみたいなんだけど、そこに至るまでの計算こっちがしないといけなかったりとか、
就勤の呼びかけはこっちがしなきゃいけなかったりとかあったんだけど、
今は年度途中で物を買うって言ったら、もう紙にこちらを書いてフッと渡したら、
あと全部事務の人が処理してくれるんで、
やっぱり公立高校っていうのは、人を上手に減らしていって、
なんとか上手くお金を安くあげようとしているっていうのが分かりましたね。
それから次に、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
06:02
入試候補部っていう、今まで全然経験したことのない新しい文章があります。
これは私立だから、生徒募集っていうのは生命線になってますから、当然といえば当然です。
そこでのお仕事が、私入試候補部なんですけど初めてのことばっかりで、
いろんなことを知らないといけないから、これはちょっと大変ですよね。
だけど一番大事な部署なんで、私学にとっては本当にここが肝っていう風な文章にいます。
それから9番目は、これも当たり前といえば当たり前の話なんですけど、
研究員に出す文書を書かなくていい。
もうね、今までどれほど大量の文書を私は書いてきたかと思うんですけど、
特に総合的な探求の時間とかそういう部署にいたんで、何もかもが新しいことだったから、
新しい企画を立ち上げたり、新しいカリキュラムを組んだりするときに、
いろんな新しい取り組みをしないといけない。
それに伴う大量の文章を書かないといけなかったんですよ。
新しいことだから、前の使い回しができないから、全部自分で作ってましたね。
新しいことだから、いろんな講師の先生も呼ばないといけないから、
どっからお金を持ってこようとか、それ1年も前から決めとかないといけないし、
講師の先生を探したり、講師の先生の料費とかの計算もやって事務に出したりとか、
ものすごい大量の文章を書きましたね。
仕事の8割が私、文書書きだったっていう時があります。
本当に大変ですね。
それの文書書きがないんですよ。
当たり前といえば当たり前ですけどね。
それから最後、10番目。
やっぱり授業の自由度が高いんですね。
教科によって違うのかもしれませんけれど、一応シラバスはあるんだけれど、
テストの時にこういうふうな落とし所でやりましょうってことが決まれば、
もうあとは自由な方法でやっていいわけです。
なので国語のシステム自体が自由にやろうって、
個人個人の最大出力でやろうっていう風な、そういう方針なんで、
かなり自分で自由に展開できるっていうのは、
私にとっては本当に新たな挑戦をどんどんしていきたいタイプだったんで、
すごくありがたいですね。
だけど効率はそうじゃないのかっていうふうにひるがえってみるに、
やっぱりシラバスっていうのがとても大事だったし、
それから学校によってはその日その日の一つ一つの案まで決まってたりとかして、
09:01
この通りにこのプリントでやってくださいっていう風に、
かなり縛りのきつい学校もあるという風に聞いています。
そこまでじゃなかったけれど、一応こういう流れでやりましょうということで、
こっちが新しい展開を思い切ってやりたくても、
横持ちの関係でそれがなかなかできないっていうようなね、
そういう状態のことは結構あったりなんかして、
やっぱりそこは公立高校と私立高校の違いなんじゃないかなと思いましたね。
ということで私立とそれから公立の違い、
私的にその10個、特徴的な10個を挙げてみました。
その他にもいろんなことが違うといえば違うんですけど、
結局その学校、その学校で文化はあるし、
その学校、その学校にいいところもあれば悪いところもあるし、
トータルね、結局自分がどうしたいかっていうことが大事だなっていうふうには思いました。
ということで、何か私立の学校ってどうなのっていう質問があったら、
ぜひコメント欄でも何でもいいですので、
DMでもいいですのでお尋ねくださればお話ができるかなと思います。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。