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503_志望理由書は、書かせる前に勝負がついている~【総合型選抜志望理由書・前編】~
2026-09-26 10:46

503_志望理由書は、書かせる前に勝負がついている~【総合型選抜志望理由書・前編】~

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総合型選抜は、志望理由書を書かないと始まりません。前編では、総合学科の高校で総合的な探究の時間の推進役を務めた経験から、総合型選抜に向いている生徒の見つけ方、見抜く目が学校の歴史の中で育つ過程、そして本人の中に火をつける面談についてお話しします。生育歴を掘り起こす対話を含む、志望理由書の書かせ方は後編です。教員のための志望理由書指導の回です。

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#総合型選抜 #志望理由書 #進路指導 #探究学習 #ポッドキャスト

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サマリー

総合型選抜の志望理由書指導について、書き始める前に生徒を見つけ、本人の中に挑戦への意欲を育てる過程を語る。県立の総合学科高校で、総合的な探究の時間やポートフォリオを基盤に、部活動以外の地域活動、平和活動、国際交流などの経験を持つ生徒を教員間で発掘していた。教員は学校の実践の蓄積から生徒との適性を見抜き、大学とのマッチングを考えながら面談を重ね、必要に応じて保護者も交えて挑戦を後押しした。具体的な書かせ方や生育歴を掘り起こす対話は後編で扱う。

総合学科高校での探究と総合型選抜
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は503回、志望理由書は書かせる前に勝負がついている。【総合型選抜志望理由書・前編】というタイトルでお届けしたいと思います。
今回から、総合型選抜を学校の教員の側から語る配信を前後編でお届けします。総合型選抜の発信は、生徒や保護者向けのノウハウが中心となっていると思いますが、ここでは教員がどう生徒を見つけ、火をつけ、書かせ、面接に送り出し、試験にチャレンジさせるかについて語ります。
第1弾は志望理由書シリーズ。内容がボリューミーになってしまったので、前編と後編の2回に分けてお届けしたいと思います。前編は、志望理由書を書かせる前に、どんな生徒を見つけ、どうやって本人の中に火をつけるのか、という書く前の段階のお話です。
それでは今日も国語教育をゆるっと語っていきましょう。
それではまず、私が経験した総合学科という高校現場についてお話ししたいと思います。
私は2011年に総合学科の高校へ赴任しました。今は私立の教員ですけれども、当時は県立高校の教員でした。
その総合学科は、約今から28年前に県全体で力を入れて立ち上げられ、骨太な理念のもとにカリキュラムが組まれていました。総合学科で行う総合的な学習の時間にも、一定の厚みのある取り組みが積み重ねられていて、それが学校の財産になっていました。
一方で当時はICTが入ってくる時期でもあり、学校としては帰路に立っていました。
2014年に私はカリキュラムマネジメント推進リーダーとなり、総合的な探求の時間へのマイナーチェンジに取り組む担当者、県役を務めました。
うちの県では3年先取りで総合的な探求の時間へ移行しています。
そういった先取り時代の中で、総合学科の生徒が総合型選抜に挑戦して進路を切り開くこと、これは当時としては先進的に取り組んでいた学校なんじゃないかと思っています。
そしてかなり進学実績も出していました。
私も学年主任を務めた時代、仲間とともに国公立大学30名を総合型選抜で出した実績があります。
前編では、その学校でそういった生徒をどう見つけ、どう総合型選抜に挑戦させる気にしたのかというのをお話ししたいと思います。
死亡理由書の具体的な書かせ方については後編でお話ししたいと思います。
特に生徒の生育歴を掘り起こす対話というのが死亡理由書指導の要だと私は思っています。
そして一番ベースになる学校体制づくりの話はまた別の機会に譲りたいと思います。
総合型選抜に向く生徒の見つけ方
はい、それじゃあ総合型選抜に向いている生徒をどう見つけるかというお話ですね。
生徒本人が総合型選抜への挑戦を希望する場合も多いにあります。
やっぱり先輩から聞いていたり興味関心のある大学が総合型選抜をやっていたということでそういったことを積極的にチャレンジする生徒が多いにいます。
一方で1、2年生の頃から進路指導の先生や教科の担当の先生、担任が早くからアプローチして向いている生徒を見つけたりしていました。
向いている生徒というのはそれまで何らかの取り組みの歴史がある生徒、アピールポイントがある生徒のことで進路検討会議などで発掘していました。
例えばサッカー部の生徒は障害を持っていらっしゃる方の施設の海水浴のサポーターを務めたり、そういったサッカー以外の競技活動以外でいろんな活動をしていました。
バスケットボール部の生徒は地域の小学生向けのバスケットボール講座のコーチなんかを引き受けたりしていました。
平和活動にも熱心な生徒がいて地域の活動にも積極的に参加していました。
国際交流のイベントについても学校偶亡時以外の場に積極的に出て活動している生徒が結構いました。
こんな風に部活動を中心に様々な体験活動を繰り返してきたっていう生徒が結構いました。
やっぱりこれは普通科と違って様々な個性や興味関心を持つ生徒がいたっていうこと。
こういう総合学科の生徒の特質が総合型選抜に挑戦する素地を作っていたと思います。
また1年生から総合的な探求の時間で積み上げているので、生徒自身がテーマを持って調査研究してきたということ、
そしてポートフォリオという蓄積もあったということ、これが総合型選抜にチャレンジしやすい生徒を発掘するというベースになっていたと思います。
そういう学校文化の中、この子は総合型選抜に向いているのではないかという情報が教員の間で共有地として存在していました。
教科担当、担任、そして学年会の先生方が連携してちょっと話しかけてみようよというようなことがきっかけになったりしました。
学校の実践が育てる教員の見抜く目
実際話しかけてみると生徒自身が改めて自分自身の生育歴を見返して、これ自分の売りにして挑戦できそうだというふうに気づくんですね。
そしてそういう大学があるなら自分自身にぴったりだ、挑戦してみたいというマッチングがうまくいくということもよくありました。
生徒を見抜く目というのは学校の取り組みの歴史の中でいろいろな教員に培われていたのだと思います。
まさに銘馬を見抜く博楽のような感じでした。
その目は歴代の先生方から次世代の先生へと実践地として受け継がれていって、これが他の学校にはないアドバンテージだったと思います。
私が不妊当証、これは総合型選抜に向いていると言われた生徒が本当に向いているのかなということが不思議だったんですけれども、結構当たっていることが多かったんですね。
何年か勤めるうちに自分自身もだんだんこの子は向いているとわかるようになりました。
総合型選抜をたくさん出願させるということについては当時他の学校よりも先んじていたと思います。
そして全国でもさらに先んじていたのがドリカムプランで有名な福岡の城南高等学校です。
私が早くから校長先生に掛け合って予算を取ってもらい、総合的な探求の時間の担当者3人ほどで学校見学にも行きました。
この視察、見学でさらに日が付いたと思います。
そういうことで担任、学年団、学年主任、進路部長などがこの子は総合型選抜に向いているのではないかと話し合い、本人との面談に進んでいくことになります。
私たち教員の中には長年の実践で培われてきた感覚があり、本人に具体的に学校の話をすると大体マッチングすることが多いですね。
面談で生徒に火をつける
もちろん断る生徒もいます。
もともとその学校を強く受けたいと希望している場合もよくありました。
ただね、多くの生徒は部活動に夢中で進路方面の情報がとても薄いという状態ですね。
そこで教員の側から進路に関する情報を出していきます。
面談は何回も何回も何日もかけて重ねられ、保護者も交えた三者面談ももちろん行います。
その中でどうも自分は合っているし自分にも向いているからチャレンジしてみようというふうになっていきます。
そういった中で生徒に火をつけていくことになります。
総合学科として生徒をプッシュするという文化がもともとあったんですね。
ここが他の学校と大きく違うところではないでしょうか。
はいそれじゃあここまでの話をまとめると志望英雄書の指導は書き方を教える前に生徒のそれまでの歴史生育歴を見て火をつけるところから始まっているということですね。
生徒を見抜く目っていうのは学校の取り組みの歴史の中で培われた教員の実践地でした。
皆さんの学校では総合型選抜に向いている生徒をどうやって見つけていますか。
あるいは生徒からの申し出を待つ生徒のやる気に任せるという学校も多いのではないでしょうか。
後編では志望英雄書の具体的な書かせ方についてお話ししたいと思います。
この番組では感想やメッセージを受け付けています。
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それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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