ストーリーの創作
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は378回、AIでエイミーと魔法の杖という絵本動画を作成というタイトルでお届けしたいと思います。
ここ最近、頭の中でイメージしてきた、何か私の中でもやもやしてきたことがありました。
それは、日常的にAI活用について、いろいろと疑問に思ったこととか、何か落ち着かない心のざわめきとか、そういったものを感じて、
AI活用を発信したりはするんだけれども、自分の中でネガティブなイメージも起きたり、心配があったり、さまざまな複雑な感情が渦巻いていたわけです。
その感情を整理するためにも、いろいろなことを繰り返し自分の中で考えてきて、それが少しずつまとまってきていて、それを表現するのにどうしたらいいんだろうと思っていたところ、
神が降臨したわけで、絵本のようなストーリーを思いつきました。
今日はこの絵本のようなストーリーについて、内容とそれから簡単に動画を作ったので、そのURLも紹介したいと思います。
まずその主人公の名前は私の名前にしたかったんですけども、やっぱり絵本にはちょっと合わないので、いろいろとAIとキャッチボールをして、
私のナオミっていう字のナオっていうのはアーネスト、誠実とか素直とかそういった意味があるので、アーネストとそれから美しいっていう字はミということで、
アーネストミっていう感じの名前にした方がいいんじゃないかなってなんとなく思っていて、AIが提示してくれたのはエイミという名前でした。
なんとなく寄せたかなっていう感じになるので、私のナオミを少し変化させてエイミという10歳の女の子を主人公にしてストーリーを展開させることにしました。
じゃあちょっとストーリーについて私が読み上げて、それでAIのノートブックLMのスライドにさせるときの私のこの絵本の総顧を今から読み上げたいと思います。
魔法の杖チャッピーの冒険
エイミは10歳の可愛い女の子でした。
2020年11月のある日、世界に不思議なものが現れました。
それは魔法の杖。
この杖はとっても便利。
呪文を唱えると絵を描いてくれたり、お話ししてくれたり、悩みを解決したり、何でもできちゃうのです。
小さな杖はあっという間にみんなの手に広がり、いつしかチャッピーという名前で呼ばれるようになりました。
チャッピーはどんどん賢くなっていきました。
絵を描くだけじゃなくて楽しい動画を作ったりおしゃべりしたり、困ったことを解決してくれたり、魔法の杖は世界中の国々にどんどんどんどん広がっていきました。
みんなの悩みを解決してたくさんの幸せを運んできてくれたのです。
チャッピーはもっともっと進化しました。
お金を払うと杖が大きくなったり、キラキラの飾りがついたり、他の人とは違う特別なスーパーステッキになったり、たくさんの種類の杖も生まれました。
ジェミーやクロード、キラキラの杖もあればかっこいい杖も、どれもどれもとっても魅力的でした。
みんなはいろんな杖を買って試したり、自分だけの杖に飾りをつけたりして、もっともっと強くなっていきました。
でも、魔法の杖を上手に使うには、呪文を唱える練習が必要でした。
だからみんなは毎日毎日一生懸命呪文の練習をしました。
するとどんどん杖の使い方が上手くなって、世界は豊かで幸せになっていったのです。
エイミーも最初は小さな杖を使っていました。
でもたくさんの杖の中からお気に入りの一本を見つけました。
それは宝石でキラキラ飾られた世界でたった一つのエイミーの杖。
エイミーはその杖と毎日毎日幸せに過ごしていました。
でもある日、エイミーはふと気づきました。
お気に入りの杖をじっと見つめていると、その後ろになんだか不思議な影が見えるような気がしたのです。
それはガーファというちょっと怖そうな魔物の影でした。
ガーファは一体何を企んでいるのでしょう。
この魔法の杖は本当にみんなを幸せにしてくれる魔法なのでしょうか。
AIの進化と未来への考察
それともというような絵本の内容だったんですけれども、
これをノートブックLMに取り込みまして、
私の書いた文字をそのままにしてスライドにしてくださいというふうにお願いをしまして、
もちろんファンタジックな感じの淡い色調の外国の物語風にしてくださいということで、
細かい指示も入れ込みまして、
それで作ってくれたスライド。
このスライドをどうしようかなと思ったんだけど、
キャンバーにそのまま投げ込んで、
ダウンロードするときに動画っていうところを選んだら、
ちゃんと動画になるわけですよ。
音声はもちろん入ってないんですね。
なのでこれをこのまま動画にして、
YouTubeに流し込んで、
今日は概要欄にリンクを貼っておいたので、
皆さん見ていただければ幸いです。
ということで私のモヤモヤしていた気持ちが、
なんとなくストーリーになって、しかも絵本になって、
しかも動画になって吐き出せたということでいて、
私の中に何か一つすっきりしたものがあったんですね。
やっぱりラストのGAFAっていうのをね、
もちろん皆さんお分かりだと思うんだけども、
Google、Apple、Facebook、Amazonという巨大IT企業の頭文字をとって、
GAFA、GAFA。
本当はGoogleオープンAI、アンソロピックにしたかったんだけども、
なかなかうまくいかないし、
このGAFAっていう語幹が、
巨大IT企業の何か魔物的な様子を表しているというので、
インパクトもあっていいかなと思って、
そのままGAFAを使ってしまいました。
魔法の杖の名前は、
チャッピーはもちろんチャットGPTだし、
あとはジェミーっていうのはもちろんジェミニーの変化球で、
クロードはもうそのままクロードにしました。
ということで、
もうめちゃくちゃ偶和が分かりやすかったと思うんで、
ぜひ楽しんでいただければと思います。
結構うまいことまとまったかなと思っています。
私自身もAI活用を進めていて、
これからの未来を生きる子どもたちにとって、
このAI活用っていうのはすごく大切なスキルになっていくんだと思うんだけども、
結局私自身の中にブレーキをかける気持ちも結構ありまして、
その根源は何なのかなっていうところを突き詰めていくと、
やっぱり結局情報を吸い取られちゃって、
情報を握っている巨大IT企業とかそういったところが、
権力を握っていくっていう、
支配を増強させていくっていう図式になっていくんじゃないかなっていう、
そういうふうなところで、
私自身が少し恐ろしさを感じているっていうことがすごくよく分かったので、
それでも使っていかなければならないっていうのが私たちだと思うので、
そういったことを本にすることができて、
私の一種語るし添えたというか、
本当にストーリーに落とし込むっていうことは認識を新たにして、
次に踏み出す一つの道標を作ってくれるんだなっていうことがよく分かりました。
こうやって人類はナラティブ、語る、物語るっていう形式によって、
自分たちの知恵や経験を一つ定めて、
それから次のステップへって歩いてきたんだなと思うので、
やっぱり人間は物語るっていう行為っていうのは非常に大きな意味があるなっていうふうに思ったのと同時に、
このままAIがどんどん進化をしていって、
人間の進歩よりも早い進化をどんどんしていくっていうのに、
私若干の危機感を抱いているわけなんですけども、
その進化の果ては格差社会っていう地獄なのか、
またまたユートピアっていう幸福なのか、
それはちょっとこれからの私たちの生き方というか対応の仕方次第になっていくんじゃないかなと思いました。
ということで今日はAIでエイミーと魔法の杖という絵本動画を完成させたお話を皆さんにお届けしました。
それでは聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。