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おはようございます。パートタイムワーマンまでキャリコン受験生のかなや なおこが送る朝の読書会の時間がやってまいりました。
はい、今読んでいる本がですね、反対心理学者出口康幸先生の反対心理学者が教える 子供を呪う言葉、救う言葉の第1章を読んでおります。
第1章というのが、みんなと仲良くが個性を破壊するというお話になっております。
実はこの第1章、今日で終わりなんですよね。
簡単にこの事例のもとになった渡る君のケースのお話を少し振り返りたいなと思います。
渡る君なんですが、ごく普通の中学2年生です。
渡る君は自己主張ができないことが悩みとしてありまして、両親にはそんなことを言えなかったんですよね。
その渡る君の悩みを打ち明けた先というのが、不良少年、ちょっと不良か、ちょっと不良の三谷君。
この三谷君が声をかけてくれたことがきっかけで、渡る君は三谷君にいろいろ相談するようになるんですよね。
その三谷君、実は万引きの常習犯なんですよ。
万引きの常習犯の三谷君に誘われたから、渡る君も万引きへの道へ走っていってしまうというお話ですかね。
この最終のセクションが本日始まっていきますので、早速読んでいきたいなと思います。
タイトルは、程よいセンセーションシーキングで興味を伸ばす。
まず、出口先生がおっしゃっています。
子供は好奇心が強く、いろんなものに興味を持つものです。
確かにそうですよね。うちの子供を見てても、本当にいろんなことに興味を持ちます。
あまり私は良くないんですけど、飲んだペットボトルをそのままほったらかしにすることがあるんですけど、
それも時間をかけて息子を見て、叩いたり、くるくる回したり、本当にいろんな息子の興味が果てるまでずっと見続けます。
子供の世界観というか、子供の好奇心って本当にすごいなと思っています。
そんなことで出口先生がおっしゃっているんですが、
親は子供を注意深く観察して、我が子の興味を伸ばしてあげることが大切だと思います。
それは私も本当にそう思います。
これに続けて、興味を追求していけば、その子の個性や才能が発揮されるようになるでしょう。
逆に、子供の興味を抑えつけてしまうと問題が出ます。
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一つの心理学的な説明があるそうで、センセーションシーキング化です。
センセーションとは刺激という英語らしくて、
シーキングとは求め続けるという意味です。
このセンセーションシーキング自体は、誰もが持っていて、
これがあるから新しいことに挑戦したり、人生豊かにしたりしていけるという面があります。
確かにね、刺激がなくて求め続けへんかったら、
多分人間ってここまで発展しなかったですよね。
多分絶滅してまた新しい生き物が出てくるのかなって思ったりするときはあります。
やっぱりこの進化していくためには、こういうセンセーションシーキングという人間の性質ってすごく大事なものなのかなって思うんですが、
ただ、これが良くない方向に出てしまうと大変ですとおっしゃってます。
この良くない方向に出てしまった例がね、万引きの常習犯の三谷君なんですよね。
三谷君はこのセンセーションシーキングが悪い方向に出てしまったがために万引きを繰り返してしまったらしいです。
ちょっと三谷君の話になっていくんですけども、刺激を求めて彼は万引きをしたそうなんですね。
それがね、なんか面白くて仕方なかったそうなんですよね。
大人にとってみればね、なんかすごく大人というか店側からしてみたら、
そんな刺激を求めてゲーム感覚でされたらたまったもんじゃないと思うんですけども。
で、ちょっと話に戻りますね。
大人の窃盗は多くがお金目的ですが、お金目当てですが、子供の万引きはそうでないことの方が多いです。
心理的な何かを求めて、具体的な何かを盗む。
三谷君のようにスリルを求めて、ゲーム感覚で万引きをする子も多くいます。
続けていきますね。
実際、書店での万引きは多く、読みもしないのに仲間と競い合って本を盗むのです。
これはね、三谷君の例です。
最初は一度だけやったらとかね、すぐ返せばいいしって考えてるんですけど、
一度刺激的な体験として味わうと、もっと強い刺激を求めるようになり、歯止めがかからなくなります。
次第にやることが大胆になり、捕まってやっとやめることができます。
出口先生もね、そういう行動、飛行現場のところかな、防犯カメラで見たらしいんですよね。
そしたらね、結構大きな袋にガバガバガバガバね、撮ったものを入れてる様子とか、重たい荷物をね、明らか引きずるようにしてる様子を見て、
こんなんバレるね、決まってるやろって思わず突っ込みを入れてしまうことね、結構コントでもやってるみたいな感じで、
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明らかになんかね、怪しいみたいなんですけども、本人たちはそれがね、面白いらしいんですよね。
スリルを求めてやってるから、ギリギリのところまで狙ってやっているうちに大胆になっていくそうです。
三谷くんも最初は自分一人でこっそり1冊、2冊って盗んでいたそうです。
すぐにね、それでは物足りなくなってしまったらしいんですよね。
仲間を引き入れます。2,3人でやって、たくさん盗めた方が勝ちとかね、そういうゲームにしたらしいんですよね。
なんかね、それやとね、やっぱり私も結構ネットゲームってやってきたんですけど、
一人でモンハンするよりもね、2,3人でチーム組んで、私モンハンではチーム組んでなかったんですけれども、
なんかね、ネットゲームでちょっとハマりしたのがあって、やっぱりね、みんなで一緒に狩りに行くっていうのがすごく楽しかったんですよね。
三谷くんに関してはネットゲームではなくて、それを万引きというところに求めてしまったんでしょうね。
で、さらなる刺激を求めて新しい仲間探しをしていたところ、浮かない顔をした渡辺くんを見つけちゃったんですよね。
万引きなんでね、渡辺くんなんて考えたことなかったみたいなんですけども、あっという間にね、徴収化することになってしまいましたとさという話でございます。
で、この三谷くんのお話が終わったんですが、なぜセンセーションシーキングが悪い方向に向かってしまうんでしょうか。
なんででしょうね。なんでだろう。私もわかれへんから次に進んでいきたいと思います。
飛行場員たちに言わせると、普段の生活がつまらないから。
うーん、そうなんや。あんまり必死に生きてへんのかな。
なんかね、私ちょっとね脱線するんですけど、ギャンブルする人ってね、何が楽しいんかなって私あんまりよくわかんないんですよ。
かきごとする人って。
なんかそれでスリル楽しんでるんかなと思うんですけど。
なんかね、だって自分の人生ちゃんと生きとったら、それこそスリル満点じゃないと思うんですけど、そうじゃないんですかね。
そうじゃない人が少なくないんかな。
まあまあ、いいや。
普段の生活がつまらないから、飛行場員たちはするそうです。
自分の興味関心をのびのびと追求することができておらず、抑圧されていることが背景にあるのです。
なるほど。
出口先生。子供のセンセーションシーキングを親が認め、応援してあげていれば、間違った方向に向かうことはありません。
普通の遊びや部活、習い事、勉強にハマることで、センセーションシーキングを満たすことができるのです。
あー、なるほどね。
だからみちなくんもきっと抑圧されてたんかな。ぐにゃっと。
確かにね、なんかちょっとまだ自分が深めにハマるとこまで行かへん時に、もうお父さんとかお母さんにね、やめなさいとかって言われてたら、その本質を楽しむまで行ってませんもんね。
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で、出口先生。最後にね、大切なのは子供の興味を否定しないことです。
親からすると、それを追求しても意味ないんじゃん。もっとこっちの方が役に立つじゃんとかね、言いたくなるかもしれません。
こっちも面白そうやで、好きそうやでと上手に導いてあげることができるなら、それはそれでいいでしょう。ただ無理矢理してはいけません。
特に子供は常に新しい刺激を求めるものです。これが面白そうやからやってみたい、もっと知りたいといった気持ちを応援してあげてほしいと思います。
興味・関心を追求することが子供の個性や長所につながっていくのです。
まあ確かにね、なんかね、やっぱり私もそうですけど、ここまでやり切ったなって本人が思えてないままに、こっちが強制的にシャットダウンするのってよくないんかなって思ったりしてます。
息子がね、少し小さい時だったんですけど、最後にね、ちょっと脱線話でするんですけどね。
結構ね、子供が歩き始めてから台所に興味を持つようになったんですよね。
でもね、親としては台所って本当に危険なものがいっぱいなので、倒れてきたら危ないし、やっぱり包丁とか持ち出されると、それはそれでね、怪我したら怖いから入ってほしくはなかったんですけれども、
でも子供としては入りたいわけですよね。大人がいつも入っているところで、どんなところなのって、きっと子供なりにすごく興味がある場所だと思うんですよね。
なので、私は子供の気が済むまでね、一回台所にもいさせてあげたことがあって、
そしたらね、本人も気が済むまで探索したら、もうスーッと台所を出ていったんですよね。
だから、なんやろ、それって子供がもう少し大きくなってからでもそうやと思うんですけれども、本人がここまでやりたいなって思ったところを、後ろで見守りながら、めっちゃ命の危険があるところまではさせてあかんとは思いますけれども、
でも、そんなことがなければ、子供がやりたいだけ納得するまでさせてあげるというか、そういう勇気を親側は持つことも大事なんかなって思ったりしました。
そこでね、やっぱり子供ってこういうふうなところに興味あるんやなとかね、子供の情報を得る時間にもなりますしね。
はい、ということでちょっとこの章は終わりました。
次からですね、第2章を読んでいきたいと思いますので、また楽しみにしていただけると嬉しいです。
はい、最後までお聞きくださりありがとうございます。本日もご機嫌な一日となりますように、金谷直子でした。いってらっしゃーい。