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おはようございます。 コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺で副住職をしております。
本日はお悩み相談会をお送りしたいと思います。 このお悩み相談会は、
蓮の葉というお坊さんがお悩み相談に答える ウェブサイト
そういったものがあるんですけども、そちらに寄せられたお悩み相談を 私、コウブンが答えるといったものでございます。
はい、ではですね、早速お悩み相談の方に行きたいと思います。 40代男性の方
お悩み相談の題名がですね、 金の切れ目が縁の切れ目となっております。
はい、ではですね、本文の方に行きたいと思います。 たびたび失礼いたします。
前回投稿させていただいた続きです。 5月に無事結婚式を済ませました。
私は約束通りの格を出しました。 結婚式は内容も知らされず、言われたまま動きました。
披露宴で嫁から両親への挨拶はあっても、我が家、親族などへの挨拶は一言もありませんでした。
終了して帰り際に少しだけ。 それは良いとして、
長男は、タキシード代は結婚式代に含まれているけど、高いから、後で払うから、個人的に借りてほしいと自分で借りました。
しかしタキシード代は長男から支払うことはありませんでした。 月日は流れ、お盆には
母親の仏壇を拝みにも来ない夫婦、 そして毎月の額費の支払いも約束したはずが、わずか数ヶ月で滞りました。
最後通告したにも関わらず払う気がない長男に腹が立ちます。 金の切れ目が円の切れ目とはこのことです。
私の遺産を 兄弟4等分するのが嫌になりました。
私が残した財産を嫁に使われるのも気分悪いです。 おがみにも来ない。
約束の額費の支払いもしない。 正直疎遠でも良いかなと怒りしかありません。
私の死亡保険金も名義を変更して下3人に使わせてあげたいです。 どう思いますか。
乱文で申し訳ありません といった相談文でございます。
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ちょっと分かりにくい部分がありましたので、補足をいたします。 この方は何回かお悩み相談をしているんですね。
前回の方、私もお悩み相談を読んだんですけども、長男さんが結婚すると、この方の息子さんですね。
息子さんの長男が結婚するということで、結婚式代のお金を貸して欲しいというお願いがあったそうです。
他にも、大学の学費も貸して欲しいと、それは月々返済しますよと約束したそうです。
しかしながら数ヶ月で届かれているということですね。
というような関係性。 つまり長男さんはお金にだらしがないどころか
何でしょう
親に甘えるのが当たり前というような節がある感じ、それが見受けられますし、このご相談者さんとしては
そんな長男の態度に腹が立っているという、腹が立っているどころか、もうすでに縁を切りたいと考えているというところですよね。
うーん
お金で家族間のトラブルというのは起きること、とても多いように感じます。
まあ私自身がそういうトラブルがあったかというと、そういうわけではないんですけれども
お金というものは
人間の
喜びというものを表現する意味でお金というのはよく使われたりしますね。ありがとうという意味でお金を支払ったり。
というわけでお金というのは自分の気持ちの代弁するものなんですよね。
役割としては。 なのでその借りたお金を返さないということは
長男さんにとって ご両親、お父さんですね。お父さんは
都合のいい存在。言えばお金出してくれる存在。そのように返すと約束しても返さないわけですから
そういう考えなんだというのを言ってるに等しいんですよね。
簡単に言うと舐めているということですよね。
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親のことを舐めているというよりかは、この壮男社さんの書いている内容を見ると
世間一般を舐めているというような感じもしますかね。だいぶ迂闊な。
幼いと言った方ができるかもしれません。そういった長男さんなんですけども
私はやはりこの関係性というものをこれからの
先を考えてみると、良い方向に働く。
会心して良い方向に働くという可能性は少ないかなと思います。
ですのでお金を返してもらうということに対しては
貸したものを返してもらうということに対しては、諦めるのが一番いいのかな。
相談者さんにとって良くない存在というと、ちょっと言い過ぎかもしれませんが
腹が立つ存在であるわけですよね、長男さん。であればその長男さんのことを考える時間というのを
少しでも少なくした方が、この相談者さんの人生にとっては良いだろうなと思います。
つまり振り回される時間を少なくするという意味ではお金を返してもらうということは
残念ながら諦める。勉強代だったとして諦めるという方向が良いでしょうね。
その上でどうするかということですけれども、この相談者さん自分でも言っている通り
金の切れ目が円の切れ目というわけで、やはりお付き合いをなるべくしない方が良いと
言う方が良いですね。長男さんの方が快心して、ちゃんと全てを生産しますというような反省を見せたなら
また話は別なんですけれども、基本的に何も変わらないのであれば何も期待しない
という方向性の方が良いですよね。で、財産分与に関してですが、これは法的に保護されている部分というのはありますので
たとえね、自分が嫌だと思っても長男さんはもらう権利はあるんですよね。
だけども、もうすでにいくつか貸しているわけですから、その財産分与するにあたって何か条件をつけるとか
そういったことがね、もしかしたらできるかもしれません。私は法律の専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが
そういったことはね、弁護士さんとか
司法書士さん、行政書士さんですかね。ちょっとごめんなさい、詳しいことは分からないですけども
そういった法律のプロの方に聞いて、財産分与するんであればこういう条件でみたいな
何か、やっぱりね、あの
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その相談者さんにとっては
何で言うんでしょうね、憎たらしい存在になっちゃってるわけですから
やっぱりね、その自分の死んだ後のことっていうのも
やっぱりね、気持ちよくお金を渡せる存在じゃなければ渡したくないんだっていう気持ちは分かります。
であればね、そういうふうにね、ちゃんと法律のプロの方に相談して
こういうわけだから
ぜひね、ちょっと財産分与に関してはこうしたいんだっていうことをね、どうしたらいいんでしょうかって
ご相談をね、していただいてね、いけばいいんじゃないでしょうか
でね、もしそれをやるとしたらですよ
家族の関係っていうのが
悪い方向に行く可能性はあります。そこだけはね、十分確保していただいて
そして気をつけて行っていただきたいなと思います
あの なんて言うんでしょうね
怒りっていうか、自分の心情、感情に任せて行動してしまうと
あまり良いことはありませんので 冷静にね
できれば第三者に立ち会いながら、そういったことを粛々と進めて、そしてきちんとね、そのお話をする
というのは大事かなと思います
まああの どういう育て方をしたか
というのもね、若干の関係性はあると思うんですけども、もし
長男さんというものが
自分がね 思ったような育て方をしなかった
そういうものであれば、もしね
これは厳しいようですけども、相談者さんにも責任の一端はあると
全てが長男さんが悪いというわけではないという部分もね、ちょっとだけ考慮してみてもいいかもしれません
もちろんね、同じように育った兄弟たちは全然違うよというのもあるかもしれません
確かに人というのは、例え同じ環境でも同じように全く同じように育つわけではありませんので
それぞれではありますけども、だからといって自分の責任は全くないんだというわけでもありませんので
少しね、そこを考慮しつつね、お話というものをきちんとしてですね
円滑に解決できることを願っております
はい、じゃあ本日のお話はここで終わりたいと思います
今日のお話を聞いて、ご意見ご感想等あればどうぞコメント欄の方へよろしくお願い致します
また本日のように人生相談、お悩み相談等ありましたら
どうぞ私の方に直接ね、スタンドFMのレター機能を使ってですね
直接私の方へ届けていただければ
今回のように放送を通じて答えすることも可能ですので
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どうぞご検討ください
はい、では連常院副住職の幸文でした
ではではまたね