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おはようございます。社会保険労務士でキャリアコンサルタントの、かなや なおこです。
社労士なおこの働き方・多様性研究ラジオでは、働き方、ジェンダー、子育てをテーマにこうするしかないなという考え方を、こういう考え方もありかもしれへんなと思えるような小さなきっかけをお届けする番組です。
これってなんでこんなんなんやろうとか、えーこれおかしない?という違和感を出発点に、歴史や制度、統計や海外の事例もたどりながら考えていきたいと思います。
はい、えーちょっと私、風邪気味でございまして、鼻声ですが、ちょっと聞きづらいかもしれませんが、ご容赦いただけるとありがたいです。
で、ちょっと今回の内容はですね、もしかしたらスタンドFMで話をしているうちにどんどん脱線してしまうかもしれません。ご容赦いただけるとありがたいです。
はい、では早速タイトルを読み上げていきたいと思います。
女性の休日運動の意義
女性の休日を見て、90%の女性が一斉に休んで世界を変えた日です。
昨日1月2日にですね、私は映画館で女性の休日という映画を見ました。
働き方の研究をしたい、女性の働き方を変えたいと思っている私にとって、この映画を見なければいけないような、そんな気がしたのです。
1975年10月24日、アイスランドの女性の90%が一斉に休んだ。
働く女性も、専業主婦も、仕事も家事も、子育ても、この映画は女性の休日運動が始まるまで、そして運命の日を描いたドキュメンタリー映画です。
一斉に休むことで、男性たちに、そして社会に、女性がなくてはならない存在であることを示したのです。
現在、アイスランドはジェンダーギャップ指数が最も少なく、16年連続1位の国です。
世界で初めての女性大統領も誕生した国です。
でも、50年前は違いました。
映画を見ているとき、最初から最後まで、ずっと心が震えるような気持ちでスクリーンを見ていました。
途中で涙も出そうになりました。
映画のスクリーンに映っているのは、50年前のアイスランドなんですけれども、今の日本と重なる部分がめちゃくちゃ多かったんですよね。
ここで少し、50年前のアイスランドの状況をお話ししますと、
当時は女性の議員さんが全体の5%、女性の収容率は60%ほどだそうなんですが、職種は限定的で、
たとえ男性と同じ仕事をしていても賃金は女性の方が低かったんですよね。
さて、今の日本はどうでしょうか。
女性の議員さん、参議院と衆議院、2つ合わせて約19%。
女性の収容率なんですが、令和6年の女性の収容率、これは15歳以上人口に占める収容者の割合なんですけれども、
それは54.2%、少し増えてますね。
ただ、35歳以上の方は非正規雇用の方が多くて、今は男女間賃金格差というものがあるんですけれども、
これは約77%とされています。
先ほどアイスランドでジェンダーギャップ指数が少なくて、連続16年連続第1位をずっと獲得しているというふうに申し上げたんですけれども、
このジェンダーギャップ指数、日本は大きく開いているということで、
148カ国中、なんと118位です。下から数えた方がめちゃくちゃ早いですね。
女性だからという理由で参加できない活動や職業があった当時のアイスランド。
私自身も就職活動中のことなんですが、ちょっと悲しい気持ちになったことがあったんですよね。
確か集団面接じゃないな、企業説明会みたいなのがあって、そこでいくつか企業のブースが並んでたんですよね。
それで男性の就活生の話はね、すごい積極的に聞いていたのに、
私ちょっとこの会社の話聞いてみたなと思ってフラッと寄ったんですよ。
そしたらね、目さえも合わせてもらえなかった経験がありました。
当然、話もはいはい、はいはい、はいわかりましたっていう感じだったので、
なんやこの会社って正直思いましたね。もう15年以上前のことですけどね。
それで映画の中でね、2万5千人がレイキャビックっていう広場があるんですけど、
そのステージに集まったシーンがね、あったんですよ。
そこで歌われた、ススメ女性たちという歌。もうねタイトルもすごいですよね。
ススメ女性たち、かっこいいですね。
その歌詞の一つがね、もうめちゃくちゃ今でもね、頭に残ってるんですよね。
いつか子供たちは言うだろう。母さんが道を切り開いてくれたよ。
この歌詞を聞いた時、私は自分の子供たちのことを思いました。
私の母の世代、そうですね、もうすぐ70くらいの世代なんですけど、
やっぱり今70前後の女性が若い時よりも、
やっぱり私たちの世代の方が女性は生きやすくなっているのかなっていう風には感じます。
母からね、いくつか聞いたびっくりエピソードがあるんですけど、
母は25歳で結婚したんですよね。うちの父とお見合いで。
その時に、いついつ結婚することが決まりましたって伝えたんですよ、上司に。
そしたら、あ、じゃあいつ辞める?みたいな。いつ退職にします?みたいな。
そんな話がね、いきなり出てきたそうなんですよ。
ただ母も、結婚したら仕事は続けられないなと思っていたのもあったと思うんですけど、確かね。
うちの父がね、結婚したら家庭に入ってほしい。
今言ったら結構時代錯誤な言葉ですよね。
やっぱりその母の職場を見てても、当時の母が勤めてた職場を見てても、
結婚して働いている女性ってすごくやっぱり少なかったそうなんですよね。
もう結婚したら辞める。女性は結婚したら辞めるのが当たり前っていう時代。
それと比べると、今は生きやすくなっている。
それは間違いないと思うんですけど、
でもまだ私はすごく根深いものがあるなというふうに感じています。
女性であるがゆえのしんどさを、私は子供たちに残していいのかな?
子供たちに残していいのかな?いいわけないなって思ったんですよね。
ここからは今も残る女性はこうすべきという話をしていきたいと思います。
確か3年くらい前だったかな、子供が保育園で熱を出したんですよ。
まず母親である私に電話がかかってきました。
当時の私の職場は周りは女性ばっかり。
だいたい私宛に電話がかかってくるとなったら、
あ、保育所かなと思って、お金さん返ってあげてって言ってくれるんですよね。
それですごくありがたかったんですよ。
ありがたいなって思う反面、
いや、夫が見てくれるから大丈夫ですっていうふうに私伝えてもね、
えー、無理しなくてもええやん。子供にとってお母さんは一人やねんから。
っていうふうに言われたんですよね。
で、夫が迎えに行くっていうふうに何回か伝えたんですよ。
だから大丈夫ですって伝えたんですけども、
え、ほんまに帰れへんの?っていう感じだったんですよね。
これは3年前の話です。もうつい最近のことなんですよね。
保育園の参加日も圧倒的に母親が参加することが多いなって思ってます。
小規模保育園だったので、参加は親のどちらか一人だけという決まりがあったんですよね。
だけど父親の参加率は低かったですね。
私はね、もう夫にお願い。私こないだ言ったから夫にお願いしますっていうふうに
結構交互で行くことが多かったんですけど。
うーん、なんかやっぱりお父さんが参加してるのは
1割おったかどうかっていう感じだったかな、3年前は。
まあ、親どっちも来ていいですよっていうことであれば、
もしかしたらお父さんの参加率も上がるかもしれないけれども
どちらか一人ってなった時には結構その、まだお母さんが多かったですね。
こういう時はお母さんが子供についてあげるべきという空気がまだあるからなのかなというふうに感じました。
映画の影響と今後の展望
この女性の休日という映画を見て感じたことは
決してアイスランドという国が最初からみんながみんな
女性の休日運動に賛成ですよっていう空気ではなかったことなんですよね。
男性からの批判もあったんですが、同じ女性からも批判があったんですよね。
それでも彼女たちは諦めなかった。
手を取り合って連帯し、笑顔で女性の存在は社会にとって不可欠だと訴えたんですよね。
ドキュメンタリーに登場する女性たちはとっても明るいんですよ。
女性の休日というムーブメントを起こすための準備も運命の日もね。
あの時こんなことあったのよ。
本当そんな感じで井戸方会議してるような感じでね、すごい振り返ってあったんですよ。
そんな明るい姿がね、とても印象的な映画でしたね。
そうは言ってもアイスランドと日本では育ってきた価値観とか住居も異なります。
それでも私たちにもできることはあるんじゃないだろうか。
そんな勇気をもらえる映画作品でした。
私は大阪市の十三と十三っていう漢字で書いて十三って読むんですけど、
十三にあるシアターセブンっていう劇場でね、見たんですよね。
シアターセブンの劇場に入るとたくさんの方が来場されていました。
女性だけかな、女性の方が圧倒的に多いかなと思っていたんですけど、
男性の姿もね、結構あったんですよ。
びっくりしたのがね、奥様に連れられて男性が来た。
もしかしたら男性が行こうよって言ったのかもちょっとそこは分からないんですけども、
ご夫婦で来られている方もいれば、男性一人で見に来ている方もいらっしゃって、
だから私それを見てすごく希望を感じたんですよ。
絶望するにはまだ早いなと。
この国もまだまだ変えていく力があるはずやと、そう思ったんですよね。
まだこれから上映を控えている劇場もね、少なくなかったので、
本当にぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。
はい、ちょっと本日は長くなってしまいました。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日となりますように、金谷菜穂子でした。