00:06
おはようございます。なんちゃって社会保険労務士のかなや なおこです。
本日はですね、ちょっとこの収録を聞いて思うことがあったので、私も配信しようかなと思います。
どの配信かと言いますと、昨日3月14日ホワイトでですね、アライエス代表のひかるんが同性婚への大きな一歩ということで収録をされていました。
どういったことかと言いますと、昨日ですね、札幌公祭で結婚の自由は全ての人にということで、同性婚を認めないのは憲法違反であるというふうに判決が出たそうなんですね。
そのことで、ひかるんがね、ライブですごく熱く喜びを語っていたんですよね。
それでひかるんの話を聞いて、思い出したことがあったんですよね。
どんなことかというと、私結婚したのがね、確か今ちょっとアメブロで確認中なんですけど、2020年の9月に夫と結婚して婚姻届を提出したんです。
でね、私本当はね、提出したかった婚姻届があったんですよ。
なんかね、その時、旧ツイッターで見たんですけれども、自作の婚姻届を提出しましたっていうつぶやきがあったんですよ。
で、どんなんかなと思って見たときに、びっくりしたのがすっごいシンプルなんですよ。
婚姻届出したことある方って、たぶんご存知、見たことあると思うんですけど、
だいたい婚姻届、A3サイズですよね。A3サイズの婚姻、A3だったかな?
まあまあ結構大きな、A4とかそんなのじゃなくて、A3サイズだと思うんですけど、
そこに、左側にね、夫になる人、妻になる人っていう結婚する方々の名前を書くところがあると思うんですよね。
それで、あとはそれぞれの住所を書いて、本籍地書いて、それぞれのお父さんお母さんの名前書いてとか、
いろいろ書くところがあると思うんですけど、それがね、空欄なんですよ。
夫になる、夫の部分と妻の部分が空欄。
はい。それで、あとはね、その夫婦って書いてる部分があるんですよ。
私今、婚姻届見てるんですけど、正式な婚姻届っていうのが、
父母の氏名ってね、上から1、2、3、4つ目にあって、そこに父が上、母が下、そんな風に書いてるんですよね。
で、そういう、どっちが上とか下とか、何々になる人っていうのが、
03:03
夫が左側って決まりがなくて、どっちでも好きなように書けるように、そういう書式になってたんですよね。
で、それを、確かね、その方も北海道やったと思うんですけど、北海道で自宅の婚姻届を提出することができました。
っていう風に、その時の旧ツイッターで喜びの声を上げて貼ったんですよね。
私ね、これいいなって思ったんですよ。
私も基本的には、あまり男女とか差があるのって嫌いなんですよ。
男やからこう、女やからこう、母やからこう、父やからこうとかね。
そういうのって、すごい考え方が嫌いなんですよね。
別に性別の違いはもちろんあります。
ありますけれども、それは体の作りの違いであって、
どっちが上とか、どっちが下とか、どっちが優れてる、どっちが踊ってるとか、そういう話じゃないんですよね。
なのに、今の日本の婚姻届の書式って、やっぱり父が先に来て、母が後ろに来て、夫になる人が先に来て、妻になる人が後に書くみたいな。
なんかもうそういうのが出てますよね。
だから、私は別にね、私が前に出したいとかそういう意味じゃなくて、
この何々になる人、それを自分自身で記入して書くことができるって、めっちゃいい婚姻届なんだったし、すっごい感銘を受けたんですよ。
いや、私これで提出したい。
これからの時代、こういうふうに、
例えば、別に今って同性婚がもし認められたとしたら、そこを夫、夫でもいいやろし、妻、妻でもいいわけですよ。
だからすごくね、なんて画期的な婚姻届なんだろうかって、私はもう本当に興奮してしまって、ツイッターで送ったんですよ。
その方のお名前とかも、私もアカウント変えちゃったんでね、もう全然わかんないんですけど、
でもね、私ももうすぐ結婚するんです。
この婚姻届使わせてもらえませんかって伝えたら、すごい心よくフォーマットとかもね、書き方とかも全部送ってくださったんですよね。
本当にちょっと今ね、お名前どんな方だか全然もう記憶にないんですけれども、本当にすごくありがたかった。
でね、私も婚姻届が作られている元の根拠条文というか、通常文とかも確かめて、ちゃんといただいた婚姻届はこれに当てはまってるかなって全部確かめたんですよ。
全部確かめて、それで一応この日に提出したいっていう日は決まってたから、事前に私の住んでる今の市役所、市役所というか今の住んでるところの市役所さんに提出しに行ったんですよね。
06:15
これでいけますかって事前に。
そしたら、認められた書式じゃないからダメですって言われました。
でもこれって法律ここの部分満たしてますよねって何度も書き合ったんですけど、私が今住んでるところの市役所に届けた時はダメでしたね。
どんなに法律を満たしてても、認められた書式というか、法務省が認めたって言ったのかな、ちょっと私もわからないんですけど、とにかくこれでは提出できないですって言われたんですよね。
別に空欄になっているところだけしか違いないんですよ。違いないのに。
そうなんやと思って、私その時夫と一緒に行ったんですけど、すっごいがっかりしたんですよね。
で、あとはね夫が私の本籍地がまだ近いので、その本籍地に出せるかどうか聞いてみるわって言って、わざわざ年給使って行ってくれたんですよ本当にね。
ありがたかった。
でもね、私の本籍地の市でもダメでしたね。
そこの市は、鼻からダメですって言うんじゃなくて、ちゃんと元の法務局のところにも聞いてくれはったんですよね。
その管轄のところ。それで調べてくれはって、でもやっぱりそれは使えないっていうことでしたね。
だからね、もう使えないって言われたら、さすがに私はこの婚姻とだけ提出できるまで結婚しませんっていうことはさすがにそこまでの意地はなかったので、
まあ使われへんかったらしゃあないかなと思って、まあ一応なんていうのかな、認められた書式。
今の居住している市のところの市役所が発行している婚姻届に名前とか書いて、それをもうしゃあないから提出しましたね。
ただ、やっぱりどうしても本来出したかった婚姻届もね、やっぱり書きたかったんですよね。
書きたくて、承認になってくれた夫のお兄さんと当時友人だった人。
09:02
今は友人とはちょっと言いがたいけど、もう今は全然やりとりないんですけど、私はその人にお願いして書いてもらってっていう感じで、今も我が家には残ってます。
だからね、なんか別に同性婚っていうわけではなくて、私みたいにやっぱりなんていうのかな、別に男女どっちが上とか下とかないっていうふうに考えてる方。
もちろんね、そこに自分で左側に夫、右側に妻って全然書いてもいいんですよ、書いてもいいんですけど、
それぞれの思いがより反映できるような、反映されるような婚姻届だなって私はすごく思ったんですよね。
なんかそういう時代が来たらいいのになってずっと思ってたんですよ。
少し先の話で言えば、息子が大きくなった時にこういう婚姻届が一般的になって、本当に自由に自分たちの思いが反映されるような婚姻届で新たな人生の門出を迎えるっていう日が来たらいいのになっていうふうには思ってたんです。
そんな中で、きのうヒカルのホワイトデーの時に、札幌公祭で同性婚を認めないのは憲法違反であるっていう喜びの声を聞いて、私が提出したかった婚姻届を普通に提出できる時代が来るのかなっていうね、そういう気持ちにふとなったんですよね。
だから本当に、同性婚が認められるっていうことももちろん喜ばしいんですけれども、異性婚であったとしても自分の思いがきちんと反映される、そんな結婚が増えていくんかなってちょっと思いました。
なんかね、ちょっと熱くなりすぎて思いが込み上げてしまって、途中何回か止めて、ちょっとひとしきり泣いたりとかして撮り直しているんですけれども、ちょっと長くなってしまいましたね。
はい、それではここまで最後までお聞きくださりありがとうございます。本日もご機嫌な一日になりますように。金谷奈子でした。いってらっしゃい。良い週末を。