2025-09-09 17:46

#12 ✨「アートはどこで完成する⁉️制作・発信・日常までツッコミ、Q&A特別編」

✨「アートはどこで完成する?」🙌
🎨 制作の裏側からSNS発信、日常の小さな習慣まで――畑直樹がリアルに答えるQ&A特別回。

美大を目指す学生、デザイン事務所の若手、会社員や主婦まで、多彩なリスナーの質問に直球回答。
制作プロセスの葛藤、InstagramとPodcastの使い分け、美術館での楽しみ方、日常に潜むアイデア、そして「作品の完成を誰が決めるのか」という本質的なテーマまで掘り下げます。

笑いも共感も交えつつ、聴けばアートがぐっと身近に。
17分で“アーティストの視点”があなたの毎日に溶け込みます。

©︎2025畑 直樹 日本現代アート協会®︎/日本現代芸術協会™/Japan Contemporary Art Association™ All Rights Reserved.

協会公式ホームページ
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日本現代アート協会®︎(登録商標 第6981922号)





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サマリー

アートの完成地点について考察し、制作や発信、日常的なアート体験を掘り下げます。リスナーからの質問に答える形で、アーティストやアートプロデューサーの視点、メディアの活用法についても触れられています。このエピソードでは、作品の完成に関するアーティストの思考過程や、リラックス方法としてのサウナの効果が語られています。制作や発信、プライベートな質問にも応じながら、アートの楽しみ方を広く探求します。

アートの制作と発信の重要性
From Tokyo to the World, Naoki Hata presents The Vision
Powered by the Japan Contemporary Art Association
This is Art Moya Moya Talk
みなさん、こんにちは、こんばんは。アーティスト、アートプロデューサーのHata Naokiです。
今日は、待望のスペシャルQ&A会議になります。
リスナーのみなさんの素朴な疑問、
あるいは、面白い質問に一つ一つ、Hata Naokiがお答えしていくコーナーになります。
制作や発信の裏側から、日常の過ごし方まで幅広くお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
では、最初の質問からですが、美大に行っている方からの質問なんですが、
作品作りで一番大切なのはアイデアですか、それとも仕上げですか、という質問なんですが、
これね、結構難しいな。
僕の仕事柄、アーティストとしての場合とアートプロデューサーとしての仕事の場合で、
ちょっとこれは変わってくるんですけれども、
まずアーティストとしての場合だと、やはりアイデアですかね。
やっぱりアイデアというのがなければ作品はスタートしないですからね。
そしてそれをうまく形に落とし込んでできればそれでいいのかなというふうに思います。
そして仕上げについても確かにそれは最終工程なので、
それがどういうふうに見られるかというところを含めて、やっぱり最後の仕上げというところも、
どちらも大事だと思います。
それからアートプロデューサーとしての視点でいうと、
さっきのアイデアと仕上げ両方大切だよということも話したんですが、
一番大切にしていることはですね、周りとのバランスというんですか。
よくも悪くも目立ちすぎたりとか、
あとは全然周りと溶け込んじゃって存在感がなくなってしまうというのは良くないので、
そういう周りの風景、あるいはパブリックスペースだったり周りのビルだったりとか、
いろいろあると思うんですけれども、
そういう周りの風景に対してちゃんと存在感を持った作品になっているのかというところを大切にしているので、
そこにプラスしてバランスということが大切になってくるのかなというふうに考えています。
次ですね、インスタグラムやポッドキャストなど、
どの配信が一番アートにとって効果的ですかというデザイン事務所の方からの質問なんですが、
僕はインスタグラムというのは基本的には目で見るプラットフォームじゃないですか、
なのでビジュアル的な名刺という感じで考えています。
こういう作品を作っていますというような感じですよね。
ただそこには畑直樹という人間のどういう人間が作っているのかというのは、
キャプションを書いたとしてもなかなか伝わらないというかね、
パッと見た目だけで判断されてしまうので、
あくまでもこういう作品を作っているんだという名刺がありかなと思っています。
そしてポッドキャストに関しては、
インスタグラムとかその他のビジュアル系のプラットフォームでは伝えられない、
畑直樹としての人間としての声というかキャラクターといいますか、
僕自身ですよね、をわかっていただければなというふうに思っています。
だから入り口がどちらからでもいいんですけれども、
ポッドキャストを聞いてもらって、
この人いつもこんなことを言っているけど、
どんな作品を作っているんだろうと思って、
インスタグラムに遊びに来てもらう人もいますし、
またインスタグラムで普段作品を見ていて、
この作品を作っている畑直樹という人は、
どういう人間なんだろうという感じで、
ポッドキャストを聞いてくれている人も多いと思うんですよね。
だから僕から言わせると、
片方だけではちょっと偏ってしまって弱いんだけれども、
両方インスタグラムとかポッドキャストが揃うとですね、
こういう作品とそれを作っている人間というのが、
対等な関係のように感じてもらえることができて、
とても強い形になるのかなと思っています。
だから質問の答えというのがですね、
インスタグラムではこういう作品を作っている人というふうに認識されていて、
ポッドキャストではこういう人が作っているんだというふうに伝わるので、
時間があればですけどね、
僕は自分にとって得意な方から始めてもらえればいいのかなと思っています。
ただ僕自身はインスタグラムやポッドキャストなんかを、
両方2つの車輪のように動かすことで、
作品と作家である畑直樹という人間を、
立体的に伝えることができればなというところを目指してやっているんですけれども、
どうなんでしょうか、ちゃんと伝わってますかね。
美術館での楽しみ方
リスナーの皆さんも、もし発信するのであれば、
画像と声と文章というのを組み合わせると、
届き方が全然違うと思います。
やっぱり作品だけを見られると、
自分が思っていることと違うふうに解釈されたりすることがあると思うんですけれども、
実際それでも僕はいいと思っているんですよ。
だけど、やっぱり自分はこれを伝えたいんだというような意味で、
作品を発表している人にとっては、
やっぱり自分の考えというものをしっかりと作品に乗せて、
発信していくというような形を取った方がいいかなと思います。
実際インスタグラムでも最近、
リールの中で作家の人が語ったりしているところがありますけれども、
なかなかうまく作品と同期していなかったりとかしますので、
やはりそこでメディアを分けた方がいいのかなと、
僕自身は考えています。
次の質問ですね。
美術館でよくわからないと感じたとき、どう楽しめばいいですか?
という会社員、あと初心者という方からですね。
うーん、実際僕も全部わからないですよ。
全部を理解しようとしなくても大丈夫だと思います。
お勧めは今日はこの一点だけという感じで決めてみることですね。
この色が好きだとか、この形が面白いなとか、それで十分です。
僕が実際に展覧会とかに行くときっていうのは、
この作品を見に行きたいなっていう、
本当に一つに絞った感じっていうんですかね。
この展覧会ではこれが見れるっていうのを一応持ってきて、
それを見に行こうっていう感じで、
あとの展示っていうのは意外とこう、
いいのがあればラッキーみたいな感じで言っていることが多いので、
あんまり真面目に全ての作品を研究したりとか考察しようとして頑張っちゃうと、
美術館とか出るところにはクタクタになっちゃいますからね。
気になる一点をしっかりと見て。
それで変えるっていう感じにした方が、
意外にね、アートに対するリテラシーっていうのは自然に磨かれていくのかなと思っています。
次の質問です。
僕の場合はですね、作品に影響というか、
どちらかというと煮詰まったときにアトリエから出て、
外を散歩することが多いですね。
街の看板の色だったり、コンビニの陳列だったりとか、
そういうもの自体が展示に見えることもありますし、
あと面白い形のものがあったりとか、
普段何気なく見ている風景がちょっと違うなっていうところがあれば、
写真を撮ったりとかして、気分転換も兼ねて、
そういったものをアイデアの肥やしにして、
しっかりとまたそれをアトリエに持って帰って、
作品の完成についての思考
作品に新しい良い影響をプラスするような形でやるようにしてますかね。
続いての質問ですけど、
これも大学生の方ですね。
結構若い人が多いですね。
作品が完成した時、どうやって終わりを決めていますか。
うーん、なるほどね。
これはね、アーティストとっては永遠のテーマだと思います。
どこまでやっても、もっとできるとか、もっとこれをこうしようとか、
作っていくうちに最初に考えていた完成形からどんどん外れていっちゃうことっていうのはよくあるんですよね。
でもね、やっぱり経験上やりすぎると絶対に壊れるんですよ、デザインは。
だからね、僕の場合はね、これ以上やったらダメになるって感じた瞬間にやめるようにしてます。
例えたら、国産の料理の塩加減みたいなのと一緒で、
もうちょっと、もうちょっとっていう感じで塩を入れ続けていくと、
もうすごく塩辛くなっちゃうじゃないですか。
だからね、あんまり完成を決めるのはね、
ああだこうだっていうのを足していくというよりかはね、
自分の感性に従って、ここでもう完成だって思える感覚と、
それでこれでいいんだっていうふうに押し切れる勇気だと思うんですね。
これはね、なかなか経験を重ねないと難しいことだと思うんですけれども。
そうですね、これはね、今でも僕もね、
よくある話です、本当に。
僕の友人のアーティストとかでもよくある話です。
ただね、ちょっとだけね、最近ね、
先輩方が言っていたことっていうのがありましてね、
それがなんとなく、
テクニックではないんですけれども、
よく、引き算の美学っていうのがあるじゃないですか。
あえて足さないっていうね、
そういったものの良さっていうのが、
最近わかるようになってきて、
できるだけシンプルな状態でかっこよく見せるのはどうしたらいいのかなっていうのを、
最近は意識するようになってきたのは、
一つレベルが上がったのかなと、
ちょっと思っている働きであります。
次の質問は、
普段リラックスするときはどんなことをしていますか?という、
リスナーさんからの質問ですね。
看護師さん、大変なお仕事ですね。
僕はね、
サウナーが大好きです。
もうね、
どれくらいだろう?1リットルくらい?
だから1キロ体重で言ったら、
落ちるくらいサウナーの中にいますね。
だいたい1時間くらいかな。
もちろん休憩は挟みますけど、
それくらいサウナーの中にいるとですね、
いろいろモヤモヤしてたものって言うんですかね。
この番組のタイトルになってますけど、
パーッとやってるとね、モヤモヤするんですよ。
あれがこううまくいかないとかね、
こういう順番でやって、うーん、ダメだなーとかっていう、
そういうものがね、サウナでね、
何もない空間でサウナ暑いだけっていうところに入ると、
意外とね、綺麗にね、
サッサッサッと整理されていくんですよね。
なのでね、僕はね、
リラックスももちろんなんですけれども、
自分の考え方ですよね。
思考の整理をしたいときに、
サウナーに行くことが多いですね。
だから作品ができて、やったーリラックスしようっていう感じで、
サウナに行くときもありますし、
逆にですね、取り付けに行く前に、
わざわざ朝、4時半とかに起きてですね、
近くの24時間やってるサウナに行って、
水風呂に入ってですね、
そこから取り付けの現場に向かうっていうような時もあります。
だからね、リラックスと集中、
どちらもサウナが絡んでるかな。
はい。
結構これは新しい視点なんで、
試せる人は一回試してみてください。
結構ね、あの、
整理がね、つくと思いますよ。
色々は、別にアートに限らずね、
色んなことで悩んでいる人とか多いと思うので、
サウナに行くとね、
そういうのはね、吹っ飛んじゃって、
自分との心との向き合いっていうかね、
そういう空間が生まれるんで、
僕はね、すごく大好きです。
最後はですね、ちょっとマインドフルネスというか、
マインドセットみたいな話になってしまいましたけれども、
今日はスペシャルQ&A会ということで、
制作や発信とか、アートの楽しみ方とか、
日常、完成の決め方とか、
私のプライベートまで幅広く答えてみました。
リラックスとサウナ
一つでもヒントや、
これは共感できるなというものがあれば、
嬉しいですね。
この番組を聞いていただいてありがとうございます。
この番組が面白いと思った方は、
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他の回もぜひぜひ聞いていただいて、
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そして他のポッドキャスト関係を
聞いてくださっている皆さんは、
ぜひ高評価とレビューの方をよろしくお願いいたします。
この番組は日本現代アート協会、
日本現代芸術協会、
ジャパンコンテンポラリーアートアソシエーションの
協力でお送りしております。
ではまた次回、通常の回になりますけれども、
マイクの前でお待ちしております。
それではさようなら。
この番組は、
日本現代アート協会の
協力でお送りしております。
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