特別回の紹介
DJ 5 on the 1s and 2s
From Tokyo to the world, Naoki Hata presents The Vision. Powered by the Japan Contemporary Art Association.
This is Art Moya Moya Talk.
みなさん、こんにちは、こんばんは。アーティスト、アートプロデューサーのハタナオキです。
今日は3回に1度の特別編、Q&Aスペシャルの回になります。
リスナーやフォロワーのみなさんからいただいたDMや質問に、できるだけハタナオキが等身大で答えていきたいと思います。
私はね、このQ&Aの回がすごく大好きなんですよね。
なんて言いますか、普通DMなんかで質問はよくもらうんですけれども、
やはり単発で終わってしまったりとかっていう形で、なかなかね、いっぱい伝えたいこととか、お互い聞きたいこととかあるけれども、
なんかこうね、短い会話で終わってしまって、長続きしないっていうところがあるんですけれども、
まあ音声メディアを使うことによって、そういったところをより感情を込めてと言いますか、お話をすることで、
深く広くですね、伝わっていってくれればいいかなというふうに思っています。
それではですね、まずQ&Aに入る前に、告知をちょっとさせてください。
実はね、私9月の10日にアマゾンで新しい本を出版しました。
タイトルはですね、「現代アートの本質的革命」というちょっと行々しいタイトルなんですけれども、
なかなかね、内容はちょっとマニアックな部分なので、 関心がある方はぜひチェックしてみてください。
他にもまあ、初心者向けの本とか、わかりやすい本とかも出しているので、
まあ気に入ったものがあれば、ぜひ読んでいただければと思います。
Kindle の会員さんとかであれば、無料で読むことができるので、ぜひ見ていただければなと思います。
そしてもう一つはですね、 なんと私のインスタグラムのフォロワーさんで、
私がインスタグラムを始めたあたりから、本当は初期の頃ですね、からずっと応援してくれている方なんですけれども、
その人がですね、まあ展覧会に入場されて、 またさらに
この秋にですね、 ニューヨークアートさんが主催される21世紀アートボーダーレス展
ビリエーショナルっていう展示があるんですけれども、 そこになんと展示されるということで、すごく楽しみにしています。
この展示はですね、 2025年の
11月26日から12月6日まで、 国立新美術館の展示室1-A、1-Bで開催されます。
概要欄を貼っておきますので、 また気になる方はチェックしていただければと思います。
またね、ちょっと時間があるので、 いいタイミングが来たら、もう一度また告知をさせていただきたいなと思っています。
実際まだね、聞いたところ、作品はこれから制作をしているというところなんで、
大変そうでしたが、 まあでもね、優勝そのものがね、素晴らしいことなんでね、
リスナーの皆さんにもぜひ、 講演していただければなぁと思います。
私も時間があれば、ぜひ覗きに行かせていただきたいなと考えております。
カレーと音楽の好み
はい、それでは、 元の路線に戻りまして、Q&Aのコーナーに入っていきたいと思います。
まずですね、最初の質問は、これは主婦の方からなんですけれども、
好きな食べ物は何ですか?という、 これはね、
ちょっとこれスタッフが多分意図的に選んでると思うんですけど、 アートと全然関係ないですよね。
まあ食べ物の質問は分かりやすくていいと思います。 みんなが共有できるんでね。
実はね、僕はすごくシンプルなものが好きで、 カレーライスが大好きです。
はい。
まあカレーについてあまり多くを語ることはないと思うんですけれども、 ちょっと面白いお店の紹介をするとすればですね、
池袋にね、 カレーは飲み物っていう、
すごい名前のお店があるんですよね。 ただね、まだ今やっているのかどうかわかんないんですけれども、
まあちょっと調べて、あるようであれば、 これも概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ興味のある方は、
カレーを飲み物としてどう食するのかというところを 追求していただければいいかなと思っています。
はい。 やっぱりね、夏はね、暑いですけどカレーが一番です。
胃が痛い時とかでもね、カレーを僕はもうしょっちゅう食べています。 おそらくね、
イチローの次にカレーを食べているのは僕なんじゃないかなというぐらい。 大体2日に1回ぐらいカレー食べてますね。
はい、次。 普段どんな音楽を阿多さんは聴かれているんですか?という質問ですね。 これもまあ後に関係、まあちょっとあるかな。
はい、これは学生さんからの質問です。 えっとね、
僕が聴く音楽っていうのは、
まあ それぞれタイミングによって違うんですけれども、やっぱりずっと今まで変わらずに聴いているのは
やっぱりジャズですね。 これはね、カッコつけているわけじゃなくて、意外とミーハーな理由なんですけれども、
マイルス・デイビスが僕大好きなんですね。 あとまあレーベルとしてはブルーノート
っていうレーベルがあるんですけれども、そこの作品なんかが大好きです。 まずね、ブルーノートの話からすると、アルバムのジャケットがまずかっこいい。
もうあのジャケットだけでもアートですよね。 そしてもうパッと一目見ただけでブルーノートの
作品でわかるということがわかるというね。 ああいうディレクションというのは素晴らしいと思います。
そしてマイルス・デイビスに関してなんですけれども、彼はやっぱり50年代、60年代、70年代、80年代とこう
変化をし続けながら、 しかもトップに続けるというね、
すごく天才的なトランペッターなんですけれども、
やはりね、 まあ私たちアーティストもそうなんですけれども、
何か一つ作品が売れてしまうと、あ、これが売れるんだと思って、ワンパターンに落ち入りがちなんですよね。
だけども、やはり彼はジャンルは違って音楽ですけれども、毎度毎度こう
その時その時の一番最前線のアーティストとコラボレーションをしたりとかしてですね、
既に新しいものを取り入れて進化し続けながらも、なおかつ、
やはり一番トップでい続けるというところが尊敬できるなぁと思って弾いています。
そして50年代は50年代の良さがあるし、60年代は60年代の良さがあるし、
あと80年代は80年代の良さもありますね。意外にね、マイケル・ジャクソンのね、カバーとかもしたりしてるんでね、
これも気になる人がいれば聞いてみてください。 それからですね、次はですね、いつもお世話になっている
ピカソの作品への感銘
輝くさんからの質問ですね。本当にありがとうございます。いつも応援いただいております。 今までに一番感動された作品は何ですかということなんですけれども、
これね結構ね難しい質問なんですよね、シンプルに言えて。
ただまあ、あえてまあ、いろいろありますけど2つに絞って答えたいと思います。 まずね一つはねピカソの
今じゃないんですよ。今というか、皆さんが想像する作品ではなくて、ピカソの10代の頃の作品です。
結構ね、ピカソっていうのは抽象絵画のイメージ、まあいわゆるキュビズムですね。 何を描いているのかわかんないっていうようなイメージが強いんですけれども、実はね彼は10代の頃には驚くほどね
天才的で写実的な作品を描いているんですよ。 それでね16歳ぐらいにもうね
スペインでなんか賞とか取っているんですよね。 だからやはり天才ですよね。
だからやっぱりね、キュビズムがこう認められる認められないっていう論争があった時期がありましたけれども、やっぱり
パブロ・ピカソに関しては土台となる確かな技術があって それがあるからこそあえてこうやってるんだよっていう
まあロジックが通用するから、あそこまでね 抽象絵画っていうものを新しいジャンルとして確立できたのかなぁというふうに
思っています。まあその原点をね探る意味でも ピカソの10代の頃の作品っていうのは
意外とねみんな知られていないと思うので これもね検索すればすぐ出てくると思うので
なんかピカソの昔の絵とかピカソの10代の絵とかで google なんかで調べてもらえれば出てくると思うので
現代アートの魅力
見てください。 結構びっくりすると思いますよ。
それからね、もう一つはですね 結構これもね、まあ皆さんご存知だと思うんですが
グスタフ・クリムト、ドイツの作家ですね。 アーティストなんですけれども、の
「せっぷん」というタイトルの絵画です。 金色の装飾がすごくまばやくで
近くで見ると本当にもう細かいところまで緻密でですね。
まあ ヨーロッパの絵画って結構大味だったりするんですけれども、すごくね日本的と言いますかね
緻密なところまで描かれていて
やっぱり人間のね、普遍のテーマである愛っていうものをですね 抱きしめるような形で表現されているっていうところにね
作品の大きな力があるなというふうに感じています。 やっぱりねこの作品としての美しさとね
アーティストのこれを伝えたいというような感情がこれほど融合されて私たちに伝わってくる作品っていうのはなかなかないので
やっぱり圧倒されたのを覚えていますね。 おそらくね、あの
絵を見てもらえれば、あーこれのことかっていうのはね すごくわかってもらえると思うので、これも調べてもらえればわかると思います。
その一方でね一つね私は継承をならしたいところがありましてね 日本の現代アート界なんですけどね
まあ世界的に有名な作家は何人かいますけれども どこかねポップカルチャー寄りで
そっちに傾きすぎていてですね
まあヨーロッパやアメリカなんかと対等に渡り合っていけるような ファインアートと言いますか純粋な技術としての領域で戦えている作品っていうのがね
あの実際にそこで戦っている人たちもいるんですけれども あんまりそういった人たちにフォーカスを当てられず
ポップカルチャー寄りの人にこう ファスメディアが注目しているっていうのはねぇ
少しもったいないなぁと私は感じているところがありますね はい
アートイベントの紹介
そして次もですねこれもあの私の要望で提出させていただいた質問なんですが これも輝くさんからの質問です本当にいつもありがとうございます
素人の私でも楽しめる現代アートの鑑賞方法はありますかという 質問なんですけれどもこれもね
まさにもう輝くさんはねこの番組の構成作家になってもらいたいくらいですね 素晴らしい質問です
実はねアートの楽しみ方に正解っていうのはないんですけども まああえて私が近いところでお勧めできる
鑑賞方法と言いますかまあアートの接し方というかまあイベントの説明になって しまうんですけれども
今度ね10月の10日から11月の5日ぐらいまで 約1ヶ月ぐらいですね東京の六本木のミッドタウンで開催されるんですけれども
東京ミッドタウンデザインライブ2025っていうのがあるのでそれがお勧めです 芝生の広場には大きなインスタレーションが並んだりとか
館内にも体験型のオブジェットがたくさん設置されているので 非常に面白いですね
で無料で入れる展示もありますし 初心者でも
気軽にアートに触れて楽しむことができると思います そしてねこのイベントの一つの目玉というか面白いところはですね
まあ安かったら500円 1000円ぐらいから2000円ぐらいの費用でですね
ワークショップを実際にプロのアーティストさんと一緒に作品を作ってですね そういう体験ができるっていうのはね
これ面白いところなんですよね なので鑑賞ももちろんできるんですけれども自分自らアーティストと一緒に作品を送るっていうことをね
材料代だけ払えばできるということで これはすごくアートと私たちとうまく結びつけてくれるっていうようなイベントとしては
素晴らしいなぁと思います まあ街歩きのね延長で出会えるアートっていうのはね
本当に 一番自然にアートを体感できる方法だと思うんで
気が向いたらですね ぜひ皆さんもこれに参加してみてもらえればいいかなと思います
それでねワークショップに関してとかもホームページの情報などを見て まあなんかお気に入りの作家さんとかがいればこれのワークショップに参加したいなと思ったら
そのタイミングで行かれるのがベストかなと思います 期間もね結構1ヶ月近く長くやっているので
その中でどの日に行くかなって言ってこう選ぶのも一つの楽しみかと思います まあアートのイベントの
説明になってしまいましたけれども輝くさんどうでしょうか 本当にね輝くさんは的確な質問をしてくださるので
もうまさにね番組の準レギュラーと言いますか ディレクターよりうちの番組のことをわかってくれているんじゃないかなと思うぐらいですね
本当助かります いつもありがとうございます
でねやっぱりね 暑い日はまだ続きますしなんかね毎日雨が突然降ったりとか
秋はどうなのかなという気はしますけれどもこういうような展示の話とか アートのイベントの話が出てくるとやはり気持ちの中ではね
秋が近づいてきているのかなという風な気がしている旗の置きでございました ちょっとこの
コーナーはいつも長くなりがちなんですけれども 最後まで聞いていただいてありがとうございます
もしこの番組が面白いと思っていただけましたらいいねボタンを押していただけると嬉しいです 初めての方はぜひ他の回も聞いていただきたいのでチャンネル登録を
よろしくお願い致します そしてポッドキャストを聞いている皆さんも
ぜひ星5つとレビューをよろしくお願い致します 番組制作の励みになります
この番組は日本現代アート協会 日本現代芸術協会
ジャパンコンテンポラリーアートアソシエーションの協力でお送りしています それでは次回またマイクの前でお待ちしております
では