2025-03-20 09:54

《犬》「自分なんて、何をしても無駄・・」その「大人しさ」は「学習性無力感」かも❓

【学習性無力感】(学習性無気力)についての配信がつづいています🐶

「大人しくていい子」
「飼いやすそう」
「落ち着いている」

・・・・本当にその通りでしょうか❓

その「落ち着き」「大人しさ」は
「諦め」からくる「学習性無力感」では❓

これは実は人間にも当てはまります
そして、そうしようと思っていなくても

その動物(ヒト含む)がおかれた環境によっては
「私なんて、何をしても無駄だ」と
全てをあきらめてしまうことがあるのです🐶

あなたは、あなたの愛犬は
そんな「無気力感」を感じていませんか❓


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《犬》ドッグランで逃げる愛犬🐶「押さえ付けて匂いを嗅がせる」べき❓
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サマリー

このエピソードでは、犬の学習性無力感について話され、特にペットショップや保護犬におけるこの現象の影響が掘り下げられます。無気力感が犬の行動にどのように影響を与え、トレーニングにおいてどのように対処すべきかについても触れています。

犬の学習性無力感の概念
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー、ペットロス専門士、アニマルコミュニケーターである私が、人と犬が共に、より幸せになるヒントをテーマに配信しています。
時々、雑談やライブ、歌を歌ったりしています。
さて、前回、前々回と、学習性無力感についてお話をしてきました。
本題に入る前に、一つ告知をさせてください。
3月27日、木曜日、夜8時より、
動物福祉先進国、イギリスの犬事情、オンラインセミナーを行いたいと思います。
こちらは、3月1日から9日まで、私が行ってきたイギリスですね。
こちらで撮った動画を元に、皆さんにイギリスの犬事情について、ご紹介するセミナーになっています。
特に、英国最大級の動物保護施設、私独占のキャッツホームや、世界最大のドッグショー、グラフト10なんかのビデオは、あまりね、見られることがないんじゃないかなと思うので、よかったら見ていただければと思います。
その他、ハイドパークでの犬同士の交流や、現地のペットショップの様子なども撮影してまいりました。
概要欄に申し込みフォームを貼っておきますので、よろしければそちらからご覧ください。
無気力がもたらす問題
それでは本題に戻りましょう。
前回前々回とお話ししてきた、学習性無力感。
このように、相手の行動をコントロールするために、計画的に植え付けられることがある、学習性無力感ですが、
相手の行動をコントロールするための手段として、あえて用いられなくてもですね、一定の環境で自然と、この学習性無力感を相手が得てしまうということがあるんです。
そのような動物たちは、時に無気力に見えたり、ともすると、おとなしくていい子という観点で見られてしまうことがあります。
この最後の典型例が、ペットショップで見られる動物たち。
私は、子犬のトレーニングにおいてよく、ペットショップにいた時には、おとなしくて飼いやすそうと思ったんですが、最近やっちゃで手が付けられなくなってしまいました。
とか、ペットショップでは、おとなしくていい子ですよと言われたんですが、本性を隠していたんでしょうか、というクライアントさんのお声を聞くことがあります。
私自身もたまにはですね、ペットショップに金魚の用品なんかを買いに行くんですけれども、ガラスケースの中で、おとなしく寝ている小さな動物たちを眺めることがあります。
そんな時、必ず頭をよぎるのは、この学習性無力感なんです。
本来なら元気いっぱい広げるとしたこの世界の構造がどのようになっているのか、自分の体力や体、気力はどこまで誰に通用するのか、しないのか、それを全身全霊を使って実験していくべきこの時期。
逃げ場のない小さなガラスケースに長時間入れられ、こちらを見てガラスケースに近づいてくる人間に対して、吠えてもじゃれても何一つ思うような反応が返ってこないという時間。
この時間が長くなればなるほど、ガラスケースの中で売られている犬たちは、誰が来たって何をしたって無駄なんだという無気力感を学んでいき、子供たちがガラスケースに近づいてきて覗き込んでも、
はぁ、またなんか来たなぁと一瞥を返して、また丸くなって寝てしまう。こんなふうにおとなしい犬が誕生していくんです。
私がペットショップの弊害を感じる一番の原因というのはここにあります。
本来なら一番犬として生き生きとしているべき時期に、何をしても無駄なんだという無気力感を学習してしまうのです。
そしてその無気力感を学んだ犬、これをおとなしくていい子と勘違いして自宅に迎えた飼い主さんは、その無気力感から解き放たれた子犬の動きを見て、
えー、こんなはずじゃなかったのにと驚く。こういった構図は実はよくあるんですよね。
これはペットショップだけではなく、保護された保護犬にも見られる傾向でもあり、
特に強いトラウマや虐待を受けて、この場所で人間に対して何をしても無駄なんだということを長期に渡って学んでしまった犬は、
無気力に見えたり、チャレンジしたり、甘えたり、吠えたりすることを避けるという傾向を見せることが多いです。
そのため、一方で一見おとなしく見えるその動物のおとなしさや落ち着きは、もしかしたらここでこれ以上何をしても無駄という学習した境地なのかもしれないです。
トレーニングへの応用
これは動物園の動物や飼育をされている動物であれば、その動物を見る人間が必ず知っておくべき危機感の一つだと私は思っています。
長い間この学習性無力感を味わってきた犬は、自分で考えて行動することをしません。
そこに人の意にそまない行動をしたときには大罰を受けるという体験を重ねてきた犬があれば、なおさら自分で考えて動くということができません。
大昔はそうやって人の言うことだけを忠実に聞き、余計なことはせず人の意のままに動く犬が優秀で良いとされてきました。
果たして皆さんはそう思いますか?
私は犬自身が自分で考えて答えにたどり着くという姿を見ることが大好きです。
だからこそそういうトレーニングをメインに行っています。
私が考えているあなたにこうやって動いてほしいというゴールに、
先生は今何を望んでいるだろう、これかな、あれかなと一生懸命考え、いろいろ試してゴールに至る過程を、
時にハラハラ、時に誇らしく見守り、少しずつヒントを出していく。
そして私が思い描いている共通のゴールにたどり着いた時、犬たちと一緒にその喜びを分かち合う。
それがトレーニングの醍醐味であり、犬と心を通わせるということだと思いますし、
実際自分で考えて行動したことが評価と成果につながる体験をしてきた犬たちは、
実に生き生きと自信を持って動くようになっていきます。
ですが、実はトレーニングに際しても、この学習性目力をあえて学習させる工程は、
必ずしも悪いという認識だけではなく、今でも広く使われている手法なんです。
私自身も多少は、シチュエーションによっては使うこともあります。
どんな時かというと、例えばクレートトレーニングやオルスバムトレーニング、
外出先で何時間も静かにしているというトレーニングは、ある程度この理論を使っていくのですが、
ここでこの無気力感を使うトレーニングと同時に、大切にしているポイントがあります。
自分がここで何をしても無駄なんだという諦めの先に、じゃあおとなしくしているしかないや、
と犬自身が出した結論に対して成果、評価を出してあげるということで、
このおとなしくしているという経験にポジティブな意味が初めて見出されることになるんです。
具体的に言えば、テーブルの上の食べ物が欲しくてさんさん吠えたりジャンプしたり、
そんな犬が何をしても無駄なんだ、どうやったってあれはもらえないんだと諦めて立ち去ろうとしたり、
お座りをした瞬間に褒めてあげる。テーブルの上のものはもらえないけれど、違うところからご褒美が出てくる。
これを繰り返すことで、犬はテーブルの上にある食べ物に対して吠えたりジャンプをしても無駄だけど、
お座りをしたら褒めてもらえるし、自分のおやつももらえるという学習体験ができるんですよね。
犬のトレーニングにおいて学習性無力感を与えると同時に、無力感を感じない行動を新しく教えてあげるということは、
学習を早く進めることに対して確実な一歩です。
ですので、このもらはの剣を使うことは慎重に。
これを使った場合に、ではこの犬は何を学ぶだろうかということに思いを巡らせながら使うことが肝心だと思います。
いかがでしたか?
これを聞いて、もしかしたら自分の行っているトレーニングは犬に対して学習性無力感を植え付けているかもしれないと思った方、
そしてそうではなくて犬自身が考えてゴールを探すような、そんなトレーニングをしてみたいという方、
ぜひ公式LINEからお問い合わせをしてみてください。
一緒に考える犬を育ててみませんか?
最後まで聞いていただきありがとうございました。
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