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えーと、こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生です。
本日は、教えて❣️スタエフ・プロの人番外編をお届けいたします。番外編は、スペシャルゲストのこの方です。
はい、私のお父様でございます。
はい、えーと、私のお父様はですね、自営業を長年やってます。
そして、祖父のお代からね、我が家は家業をやっておりまして、2代目でもあり、かつ自身で事業展開もしている。
ところがどっこい全然違う事業なんですね。
で、えーと、ちらっとね、いろんなところで私の進んできた今までの道というのをね、いろんなことを話した時に、
お父様の影響がすごく大きいですね、ということを言われたりですとか、
ご両親の教育がどんな風にされてたら、なおちゃん先生みたいなのが出来上がるんだっていうことをね、いろいろ聞かれたりとかしていたので、
ちょっと今日はね、あの父にプロの人、経営のプロフェッショナルということで、登場してもらおうと思います。
では、よろしくお願いします。
まずですね、自身の今までの経歴をざっとお話ししていただいてもよろしいでしょうか。
ここで大丈夫ですか?
えー。
御年は?
御年、生まれが昭和26年。
あ、そう。
戦争が終わって6年目で、73歳。
私は今、娘が言ったように2代目で、私の親父が、私が生まれた昭和26年に水道業を自立して始めました。
戦後、戦前私の親父は水道局にいたもので、その影響で水道屋をやったということです。
私は2代目として、私は73歳ですから、そうですね、50前くらいで2代目として引き継ぎました。
経営者はそんな大きな会社ではなくて、職人が10人いたかどうかという会社だったんですけども、
私はその中で現場、私は一応水道屋ですから設備関係の学校を出まして、それで現場をまず身をもって体験をすると。
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なぜかというと、やっぱり職人を相手にして理論だけでは通じないし、自分もその中に身を投じて、そして一緒にやる中で、やはりいくら2代目というけれども、人はこの2代目で平気かなということで見てますから。
ただし、ここからがね、やっぱり、かといって、昭和の言い方というと、なめらいちゃいけないと。
そうだよね。まずは現場でね、力をつけないとね。
そういうことでなめらいちゃいけないし、ある意味人間、何といっても人を使っていく上での信頼関係を築かないと、小さい会社でも大きい会社でも会社は成り立っていけないし、そこが。
もう一つ言うと、ここが一番経営者として今でも大事だと思っているのは、自分ができないことを、できる人を何人使えるか。
まあね、不器用だからね。
不器用、私は娘も、私の不器用さをついて。
めちゃくちゃ不器用。数字わかんないしね。
数字は見なかったんだね。
数字はね。
数字がわかることと、手が不器用。これはですね、不器用さというのは決してマイナス面だけではなくて、
むしろ経営者にとって、それは私はプラス面であると。物事を何でもプラスに考える立ちなんで。
はい、私もです。
ですから、それもそうなんですけども、不器用ということ、器用な人というのは自分でやりますから、
人がやっている、見ているのをまたろっこしいし、ついつい自分が手が出て、お前がやるより俺がやった方が早いと。
これがまあ、腕の立つ職人。
だけど、それは腕の立つ職人が経営者になれないというのは、ある意味ね、任せられないし、
そしてそのこの人間に任せていいかどうかというのを見抜く力が増やしなえば。
私は今、自分で立ち上げた葬儀関係の仕事、これも36年やって、今の社長に55で、20歳の時に入ってきてますから。
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親さんを一緒に舐めた仲だもんね。
彼に、彼はもちろん、あとはペットのね、隣のうちの娘と関係あるんですけど、ここも25年やってます。
これも社長が、ファミリーフォールの社長と同級生の人間で別々の会社を任している。
そういう状況にあります。
その中で今言っているように、不器用な故に、自分ができないことができる人間を10人使えば、これは大変だ、使えればね、大変なことになるし、
どんな優秀だって3人前の仕事ができればね、それでいくら優秀でも、そこで止まってしまうと。
それが10人から20人、50人、渋沢栄一が百いくつもの会社を作ったと言ってますけども、
おそらく渋沢栄一は、もちろん本人は、ロンゴとソロバンっていうことを言ってる。
ソロバンを弾けないと、うちの娘みたいにソロバンを弾けないと、経営者としてはどうかなと。
経営者ではないですよね、私はね。
だけども、そこでソロバンを弾きながら、この優秀な、自分より優秀な人間ね、各分野で。
その人間を何に使えるか、これが経営者としての真髄だと。
それは証拠に、これはまた元気で、うる覚えで、性格かどうかわかりませんけども、
カーネギーホールを作ったカーネギーという鉄工。
鉄工の母比には、こういったような意味の言葉が書かれてると。
これは最後に言いますけども、自分より優れた人間を使える人間がここに眠ると。
そういうようなことを言っているようです。
私もそんなに長い間、株式会社をやってたわけじゃないですけど、
お父さんの言ってた言葉の中で、社長っていうのは、適材適所に人を配置する。
仕事を取ってくるのが社長だっていうことをね、聞いたりですとか、
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あとはやっぱり、言葉の中でいろいろ覚えてるけど、その言葉とあとは、
人はね、自分が言ったように育つわけじゃなくて、人がやってるように育つ。
それを見て育つっていうことを非常に言われたのをよく覚えてるし、
あとはね、おじいちゃんが父に書けた言葉。
うちの父がですね、授業で最初の頃ね、ちょっと失敗を、
失敗した時だから立ち上げの時だっけ、誰も。
私の親父の仕事を続いた時もそうですし、新しくやった事業を大変な時も、
いろんなことがあって大変なことがある。
必ずこれはもう、今までいろんな人が言ってて、
世にいう成功した人、私は成功してるかどうかわかりませんけども、
そういう人たちがもう間違いなく言ってることは、
やっぱり天はその試練を与える。
そうだよね、本当に与える。
で、その試練っていうのは必ず何かの意味があるんだと。
そういうことがあったからこそ今があるということを、
もう口を同じくして皆さん言ってますけども、
これは全くその通り。
で、時が経った後に、あの時はこうだったっていう、
結果欄だと言えば結果なんですけども、
こういうふうに思える人生、
それはやっぱり常にアグレッシブ、ポジティブで前向きでないと。
おかげさまで私も娘も性格的に根っからの楽観主義者で前向きなんで、
だけど必ずいろんなことが起こる。
もう一つある人が言ってたんですけど、
人間があなたにできないようなことを天は与えないと。
あなたに解決できることだけ、あなたに与える。
私も天は乗り越えられない試練を与えないという言葉をいただいたことがありますね。
大変だった時にね。
お父さんこんなこと言ったもん。
そうそう、そうかもしれないけども。
そういうことで、日々感謝をしながら生きる。
これが最後の私のこと。
お父さんが会社を何十年も経営している中で、
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一番苦労、これが苦労したのは何かありますか?
ないね。
ないの?すごいね。
やっぱり私、ある時あなたの座右の目は何だって聞かれた。
私聞いたの?
私はその時に、さあ困ったではどうする。
それは自作の座右の目なんですけど、さあ困ったではどうする。
こういうことでずっとやってきましたので、困ってくよくよしたことはありません。
緊張したこともないって言ってたもんね、ほとんど。
緊張はあんまりね。
ほら、この部屋にして困るって皆さん分かったでしょ。
しないとしないで。
じゃあ逆に、これが事業をやっていて喜びだっていうことはありますか?
まあやっぱり人との出会いだよね。
だからそれは今の後継者たちもそうですし、
そしていろいろ自分に影響を与えてくれた人との出会いっていうのが、
だから今でも出会いを大切にして、
一週間に何回も飲み歩いてますけど。
本当ね、うちの旦那さんなんてね、
最初に結婚した時なんてね、
この人なんか余命宣告されてるのかなって思うぐらい、
ずっと家にいないし、常に旅行ばっかりしてるしね。
っていう感じですけどね。
新しい世界や人や環境や物事との出会いを
やっぱり楽しむ気持ち。
今でも私は73歳ですけども、
今でもこの歳になると知恵が増えることが減っていく一方なんですけど、
今でも新しい出会いがあって、また新しいお付き合いが始まると。
これは仕事とは関係ない。
しかし、何らかの形でまたそれが自分の仕事に振り返ってくる。
やっぱり人間は信頼関係ができないと。
そこが一番だね。
それを築くのにはまずお酒を飲むことが。
出たよ。無礼の飲米なんでね。
以上。
ありがとうございます。
呼んでます。
呼ばれてますので。
ではご飯を食べに行きたいと思います。
どうもありがとうございました。