セミナーとアルファロールの紹介
こんにちは。横浜で犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、
コントロールよりコミュニケーションのテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
さて、まず告知をさせてください。
2月28日、3月14日、4月9日、3回に分けて開催されます、
愛犬のアンチエイジング&脳トレ実践セミナー。
こちらね、日々の中で簡単に取り入れられるアンチエイジングや脳トレになるエクササイズ。
これをね、ズーム画面越しにはなりますけれども、私と一緒にやってみませんか?
という実践型のセミナーになっています。
ワンちゃんはね、あっという間に年を重ねてしまいます。
5歳以上を12歳ぐらいまでのワンちゃんたちが対象年齢となっていますけれども、
それ以外のワンちゃんたちでもぜひいただければと思います。
今までね、一度も特別なトレーニングとかしたことないよ、というワンちゃんでも大歓迎ですので、
よかったら概要欄にご案内を載せておきますので、ご覧いただければと思います。
単発レッスンですので、1回でも気軽にご参加いただけます。
アルファロールの背景と問題点
さて、ここから本題に入っていきましょう。
1個前のライブ配信で、私はアルファロールについてお話をしました。
こちらね、ちょっと出かけながらのライブ配信になりましたので、
後で聞き直したら、かなり音質が悪くて、非常に聞いてくださった方には申し訳ないなと思ったので、
前回の内容も入れて、もう一度お話ししてみたいと思います。
このアルファロールというのは一体どういうことかというと、
犬のしつけの一環として用いられる手法の名前なんですけれども、
どういうものかというと、犬をひっくり返して、
手足が天井に向いた状態で、抵抗なくなるまで抑えつけるというものになります。
なぜ、今日私がこのお話をしようかと思ったかというと、
ホリスティック獣医、サラ先生がスレツでアルファロールについてのポストをご覧になったということで、
ご自身のXとスレツでアルファロールについて、獣医師の観点から考えることをお話しされていたんですね。
このスタンドFMでも昨日の配信で少しそれに触れられていましたので、
私はドクトレーナーという立場から、このアルファロールを用いたしつけの件についてお話をしていますねということになったわけです。
皆さんはこのアルファロールというものの名前を知らなかったとしても、
昔はこういうようなしつけの方法って普通に用いられていたんじゃないかなと思います。
ただこれを今AIで聞いても、Google先生に聞いてみても、アルファロールについて教えてと入れたところ、
昔のしつけの方法ですというふうに出てくるんですよね。
なので私自身はこのアルファロールというものについて、大昔目にしたことは確かにありました。
ですけれども最近は見ることもなかったですし、
これ方法を取り入れるということをやっているトレーナーさんや会員さんも、
あまり実体験として見ることがなかったので、
ああまだやっている人いるんだって思ったのが正直な感想でした。
私は20年前にイギリスに渡り、イギリス人トレーナーの自宅に住み込んでいたときも、
そこから違うイギリス人のトレーナーさんのセミナーや研修に行ったときも、
このアルファロールを用いた手法というのを教わることは一度もありませんでした。
ただその後自分が自分の自由を立ち上げて、
その中で研修生やドクトレーナーになりたいという動物の専門学生を受け入れたときに、
このアルファロールだったり、シェイクと言われる顔の横の部分を、
耳の下というんですかね、首の横というんですかね、
そこの部分を持ってガクガク振るような、シェイクと言われるような手法を習ってきたという学生には出会ったことがあります。
私は動物の専門学校、大体はドクトレーナー科になるんですけれども、
こういうことが犬をコントロールするのにこういうふうにするんだということを教わっているということに非常に驚いた記憶があります。
今の動物の専門学校はどんなふうになっているかはちょっとわからないんですけれども、
やはりこの20年間でも相当犬の教育、トレーニングの考え方や手法というのは変わってきています。
これは人間もそうですよね。私は昭和バリバリ世代なんですけれども、
昔は部活動とか大罰が当たり前とかね、水を飲んじゃダメとかね、
そういうような誰にもときにもならないような指導が行われていましたけど、今はそういうことがなかったりしますよね。
なので、教育の手法というのはそれが犬であっても人であっても、時代とともにやっぱり変わっていくものだったり、
特に犬に関しては科学的な研究がとてもこの20年間の間に進んできて、
アルファロールというものが、なぜもともとこの手法が犬のトレーニングの中に取り入れられていたのか。
それはね、狼の群れであるリーダーが、その群れの規律に従わない狼に対して行う手法。
そのために、家の家族のリーダーである人間は犬が反抗的な態度を取ったら、この群れのリーダーと同じように行動することで、
飼いの犬に尊敬を得られるというような理屈だったと思います。
ただ、狼同士の、それも人間の飼育家にある狼同士のやり取りが、人と犬の関係においてそのままイコールに当てはまるのかどうかというのは、
やはり研究が進んできた結果、そうではないということが分かってきたわけですよね。
犬は利口ですから、犬と犬がやること、人と犬がやることの違いというのは、もちろん分かるわけですよね。
かつ、犬側の視点をとってみても、自分のことを痛めつけようとする、抵抗できなくなるまでその場に拘束をするということを繰り返す人間に対して、
心からの信頼を寄せられるか、特にこういったことをしてしまう場合に、
人間がこの犬に対して触る手、これに対して恐怖を覚える、それが嫌だから噛みつく、避ける、吠えるようになる、
そういった問題行動を引き起こすリスクの方が高いのではないかということで、
今は犬の体を叩いたり、ネガティブな行動をとって犬の行動を修正させるというような方法というのは、基本的には推奨されていないものなんですよね。
現代的な犬のしつけの推奨
ただ、昔々の方法の中では、これと同じように犬が言うことを聞かなかったら、噛みついたら、ひっくり返して体を上から全体重をかけて抑えて、
抵抗しなくなるまでその体勢をキープしましょうとか、
違うもので言えば、マズルをつかんだり、犬に噛みつくというのもあったりとか、
口の中に握り拳を入れるとか、いろんな方法がありますけれども、あとは首の横を持って振るとかね、
そういった昔は質権、それが正しいと言われているものが、今ではそれをやることによるデメリットの方が質は大きいんだよという科学的な研究が進んできているために、
このアルファロールを含めた大罰というのは使う方が少ないというのが、このトレーニング業界の傾向だと思います。
ただ一部の方はまだ同じ昔の手法を使っていることもあるというのが事実かなと思います。
このアルファロールというのを私自身は自分の手法に加えたことはありませんし、飼い主さんにこれをやってくださいというふうにお伝えしたこともありません。
何でかというと、飼い主さんはできないと思っているからです。
自分の大好きな可愛い愛する愛犬をひっくり返して抵抗しなくなるまで上から馬乗りになって抑えつける。
これができる人というのは相当ご自身の愛犬に対して心を鬼にできるというか、かなり厳しくできる方だなと思います。
対外の飼い主さんはできないんですよね。
なので中途半端にやるくらいだったらやらない方が絶対にマシなんですよね。
それも踏まえて私はアルファロールという手法は自分でも取り入れたことがないですし、人に伝えたこともありません。
もしあなたの愛犬の行動であなたが困ったときにどうすればいいですかと人に尋ねたときにこのアルファロールをひっくり返して犬が抵抗できなくなるまで力を込めて抑えるということを進めてくる方がいたとしたら、
この方の情報量というのはここで止まっている人なんだなということに気がついていただければいいかなと思います。
そして今は他にもいろんなもっと優しい手法、そして犬に伝わりやすい手法、飼い主さんがやりやすい手法というのもたくさんありますので、
もし犬の問題で、愛犬の問題でどうしたらいいかわからない、困っているよという方は、犬と喧嘩せずに犬との暮らしを整えてくれるアドバイスをしてくださる専門家、プロの方にご相談されることをお勧めします。
もし周りにそういう人がいないよという場合には、ぜひ私の方でもお答えできることがあると思いますので、オンラインのカウンセリングなども行っておりますので、お声掛けいただければと思います。
最後、自分の宣伝みたいになってしまいましたけれども、犬たちを触る手が優しい手でありますように、それが一番私が望むことです。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。