2022-07-15 16:32

108日間世界一周の🚢🌎✈【ガラパゴス諸島🐢サン・クリストバル島】

長い時間だけが、深い記憶を作るわけじゃない

その事を、教えてくれたガラパゴス諸島クルーズ🚢🌍
短すぎるクルーズでも
そこで出会った心躍るあの一瞬、一瞬を

私は20年経った今でも鮮明に思い出します🥰

もう一度、訪れたいけれど
もう二度と、訪れてはいけない気がした
それが、ガラパゴスという世界でした🐢

サムネはビーチで泳いだ後
バスタオルにくるまって
アシカに最接近‼️

夢のような時は終わり。

また、次の夢へ。

次回はメキシコ🇲🇽アカプルコへ‼️


#なおちゃん先生世界一周の船旅🚢🌎✈
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前回は……こちら⤵️
【ガラパゴス諸島🐢ヘノベサ島編】

https://stand.fm/episodes/62c188b23d03e200079eef40

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歴代1位は‼️
【エジプト🇪🇬スエズ運河編】

https://stand.fm/episodes/61a9e0d55cf21d0006e001d9

2位‼️
【中国🇨🇳上海・前編】

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3位‼️
【カンボジア🇰🇭アンコール・トム】

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あなたの好きな【寄港地レポ】
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00:06
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
今回も、世界一周の船旅にお付き合いいただき、ありがとうございます。
しばらくの間、体調不良でお休みさせていただき、お待たせしてしまいました。
喉の不調、鼻の不調から急性腹部空炎になってしまい、やっと回復してきました。
今回は出港より80日目、7月20日土曜日、最後のガラパゴス諸島クルーズの日の様子をお伝えいたします。
今朝は朝7時というゆっくりの起床、7時半から朝ごはんを食べて出発した。
窓の外は曇っていて、天気はお世辞にもいいとは言えない。
薄い光が丸い船室の窓からうっすらと差し込むものの、寒そうだなとすら思ってしまうのは、引きすぎる冷房のためだけではないと思う。
午前中はシュノーケルのプランなのだが、あの冷たい海水にまた入ることができるだろうか。
朝食前、のろのろと水着を着るも気持ちは裏腹に沈んでいった。
それだけ前日の水の冷たさが印象的だったんだ。
ぼんやりとお外を眺めていると、視界には早くもサン・クリストバル島の名物、セロ・ブルホ、魔女の丘のいかめしい姿が飛び込んできた。
海底火山の噴火によって隆起し溶岩が固まってできた岩の山は、いかめしい表情で黒い海から突き出してそびえ立っている。
漫画ボートに乗ってまずはセロ・ブルホの周りを一周する。
天然の洞窟がいくつもできており、中には侵食されて向こう側まで穴が貫通しているという不思議な景観の場所もあった。
ボートはその洞窟をいくつもくぐったり、溶岩が爆発して吹き上げた時にできたと思われる、約120メートルぐらいあるという崖の下をくぐったり。
切り立った岩は硬そうで、触れたらあっさりと肌を切り裂きそうだ。
鋭いものと丸い身を帯びたものがあり、年代を感じさせる。
03:00
天然の彫刻のように美しく向きが揃ったものや、一筋だけ黒鉛のように光を放つものも。
岩石だけでも非常に個性的で好物に感動するということはこの時が初めてだった。
天然の造形美は人には及びつかないものだ。
海鳥の姿はあまり見られないが、カニと多くのアシカたちが少し離れても見て取れる。
ぐるっと周囲をボートで回ってからビーチの方へ向かう。
真っ白いビーチの近くの岩場ではたくさんのアシカたちが寝そべっている。
海の色は深い黒っぽい緑から、鮮やかなコバルトブルーとトルコ石を溶かしたような明るいブルーになっていった。
太陽も顔を覗かせてきて、これなら泳げるかもしれない。
というかアシカたちを見ているとアシカと一緒に泳いでみたいという思いが込み上げてきた。
ウェットランディングでビーチに降りるとやっぱり水は冷たい。
とにかくランディングポイントの裏手の広いビーチの方へ移動していった。
砂が小麦粉のように細かく柔らかくて橋の裏に気持ちいい。
そして驚くほどに砂が白い。
こんなに細かく白い砂を見たことがない。
あのモルディブダサイ。裏側のビーチはガルバゴス諸島の中でも有数の美しさを誇るビーチと言われていたけれど、実際は予想を遥かに超える美しさだった。
決して広くはないけれど異例状になっていて海の色ははっきり二層になっている。
日の光は射したり陰ったりしているがその度にキラキラと輝いて神秘的な美しさ。
この夢のような美しさをうまく言葉に表現できないことがもどかしいぐらいだ。
数々のビーチを見てきたけれど砂がこれだけ白く海はこれだけ多彩な色で美しい。
そして周囲に誰も何も人工物が見えない天然の砂浜は見たことがない。
ここにいるのはゴロゴロと日光浴をしているアシカたちだけ。
何頭かは大量の人間を見て起き上がったり移動している姿もあったが、そのままその位置で寝続けているアシカたちは格好のシャッターモデルだ。
これならアシカもこの辺りの海の中を泳いでいるに違いない。
よしここまで来たら私もアシカになるぞ!
と下がっていた気持ちが一気に盛り上がる。
06:00
水が冷たいことを承知で準備体操をしてえいやと水の中へ。
うわー冷たい。
だけど今度は足から徐々に心の準備をしつつ入ったのでドバーンと一気に水中にダイブするよりショックは少なかった。
波はほとんどなくて泳ぎやすい。
魚は小さいものフグのような形状をした魚も見えたけれどあまり沖や岩場に近づくと危ないので波打ち際あたりで泳ぐことにした。
冷たいけれど気持ちがいい。
そしてなんと左側をアシカが泳いでいった。
なんて早いんだろう。
陸上ではあんなにのんみりとしている姿を見ているからこそ水の中のギャップがすごい。
泳ぐ姿は美しく一瞬しか見られないのが残念だった。
反対の岩場の方には黒いボディにオレンジのヒレや島模様の魚たちが泳いでいた。
海で泳いでいたのは正午30分ぐらいでやはり冷たい水のせいで耳が痛くなってきてしまい陸に上がることにした。
11時にボートに集合がかかるとアシカたちは待ってました。
というように一斉に海に入り出し跳ねたり猛スピードで泳ぎ出した。
あー一緒に泳いでほしかったな。
でもアシカたちからしたらたくさんの日本足がぷかぷか海の中にいるときに一緒に海の中になんか入りたくないよね。
明らかによしあいつら終わったな。
そろそろ行くかという感じだったもんね。
ごめんね君たちの秘密のビーチにお邪魔しました。
ありがとう。
名残惜しさもそこそこに部屋に帰ってシャワーを浴び着替え煮作りをして最後のレストランで昼食。
冷えた体に熱々のピラフが美味しかったな。
そしてサンクリストバル島の最初に飛行機に降りてエクスプローラ号に乗った桟橋へと私たちは戻っていきました。
40分くらい国立公園インタープリテーションセンターを見学しました。
博物館というから期待していたもののかなり簡素で小さな建物でした。
大きなプレートに島々の地図とどんな生き物が住んでいるのかをイラストで描いてデフォルメされた地図があって一目でわかりやすくて可愛い。
北の方の島にはグラミンゴやクジラそしてペンギンが見られるということだけれどそれは1週間以上のクルーズでないとたどり着けない島々。
09:00
ここまで来たのにとっても残念だ。
固有種のペンギンたち見たかったな。そんな気持ちは次に入ったフロアで凍りついてしまった。
リモーションセンターの奥のゾーンではこのガラパゴス諸島の環境破壊や様々な薬品による危険の動物たちの問題が取り上げられていた。
言語はわからないけれど写真やイラストで十分に伝わってくるものがある。
人が持ち込んだたくさんの動植物や生活する上で出る生活排水、森林伐採、漁や農業による生態系の破壊。
人間はどうしてこの島に来てしまったんだろう。
人がいてはいけないと思わせる土地を踏んだのは初めてだ。
私が大好きな人が持ち込んだ犬たちが固有種のイグアナを食わえて振り返っている写真には心臓が押しつかみにされる気分だった。
人間でいてごめんなさい。ポツリと写真たちにつぶやいてその場を後にしました。
その後は港の近くで1時間ほどのショッピングタイム。
このバケハリマノーレ村もたくさんの人が住みそれなりの建物が立ち並び犬たちの姿もたくさん見られる。
船に乗っている友人から頼まれたピンバッジを彼女の分と私の分2つ購入した。
最後の目的は空港からこの島に来た時に見えた小さなこの土地のパン屋さんだ。
人の住むところパン屋ありという格言を私はこの旅で実感していた。
ある、きっとある。カラパゴス諸島のパン屋さんのパンを絶対にゲットしたいと探していると何やらいい匂いが。
これはと思って匂いの方に歩いていくとやっぱりあったパン屋さんだ。
もはや私は匂いでパン屋さんを探すというスキルを身につけたのだろうかと何とか感動してその小さなパン屋さんにおそろおそろ入ってみた。
焼きたてのパンがカウンターの奥で焼かれていてどんどん出てくる。
いろんな種類のパンがショーケースに並んでいるけれどシンプルな形のパンとメロンパンのような姿のパンに惹かれてそれらを2つとクッキーを購入した。
食べてみると一つは焼きたてふわふわでまだぬくもりが手に広がってくるほどだった。
卵の味がふわっと鼻先をくすぐりほんのり甘い生地。
オレンジピールか何か入っているのかな?爽やかな柑橘系の香りがする。
キューバで食べたパンにも似てるけれどあんなにしっとりはしていない。
12:04
メロンパンの形をしたパンはもちろんメロンパンではないのだけれど甘食とメロンパンの間みたいな味だ。
こちらも卵の風味を強く感じる。もしかしたらこの辺を走っている自撮りの卵なのかな?
エクスプローラ号のパンもとても美味しかったしこのツアーのパンレベルがとても高かった。
パンをつまみつつブラブラ空港へ。風と大地と空気との匂いを体に染み込ませるように。
ここには二度と戻らないから。
空港にあった売店免税店のようなところでエアガキとエクアドルさんのコーヒー豆を買った。
このコーヒーが記憶に残るほど美味しかったのは数ヶ月後にわかることだ。
30分遅れで飛行機が到着し私たちはエクアドル・ウワヤキルへ戻った。
さよならガラファゴス。
ああ本当にお別れだ。
さよなら神秘の島々。
夢のような3日間をありがとう。もっといたかった。
もっともっと見てみたい場所がたくさんあった。
もっともっと出会いたい動物たちがいた。
だけどここはもう。
二度と私は足を踏み入れてはいけない気がした。
ここは生き物たちの最後の楽園。
人間は不要だ。
様々な思いがこの目で見た光景が体感した感覚が脳裏を駆け巡る。
それらを一つ一つかみしめているうちに神秘の楽園はどんどん小さくなり
やがて幻のように大海原に消えた。
ウワヤキル空港に戻って手荷物受取所でひともんじゃく。
一番最後まで荷物が出てこないなと思ったらやられた。
トランクの鍵が壊されハサミや爪切り
首脳ケル用に友達に借りていたゴーグルが取られている。
他にも何名もカバンごと取られたり鍵が壊されていたり
開けられて中のものを取られているものがあったようだ。
しかしここではとりあえず泣き寝入りするしかない。
ツアー会社が保険会社に問い合わせをして被害に遭った人は
保証の申請をして出発ということになったが
その場を立ち去る私たちツアー一行は旅の疲れと思わぬハプニングに戸惑い
イライラを隠せなかった。
ハプニングのせいでだいぶ遅くなってしまった夕食会場は
グアヤキルの名物マングローブガニ。
茹でたマングローブガニはヤシガニのようだ。
15:01
目の前のプラスチック板の上に置いてエプロンをつけて
運ばれてきた大きな傷地で豪快に叩き割って中身を食べる。
そこら中カニだらけだ。
でもこれイライラしていたツアーメンバーには学校のストレスは発散になった。
必要以上にカニを叩き割る姿があちこちで見られた。
食べるところは多くないけれど味はいい。
茹で加減もちょうどで甘みもありとても美味しい。
2匹目はガーリックソテーされたカニだったけれど
私はシンプルな塩茹でが好きだな。
最後にカニの出汁で炊いたピラフが出てきてこれはもう絶品だった。
できたらカニ出汁のお味噌汁が欲しかったけどね。
明日でいよいよこのガラパゴス諸島クルーズツアー終了だ。
なんと翌日の集合時間は午前4時半。
前回と同じホテルに戻ったものの
今度はHとCが逆どころではない。
どちらをどれだけ回しても頼りないぬゆまゆるしか出ないシャワーをさっと浴びて
引きすぎる冷房に凍えながら眠りにつきました。
今回も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回の船旅をお待ちください。
16:32

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