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横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高!をテーマに、愛犬との毎日を、もっと楽しみたい飼い主さんに向けてお届けしています。
ドックトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、
よくいただくご質問や、お悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方から、シニア検査にも役立つお話を、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話しします。
お迎え準備から、最後のお見送りまで、愛犬との一生に寄り添うドックトレーナーとして、
この配信が、暮らしに寄り添う恋のバイブルになりますように。
さて今回は、ハッシュタグ7番、犬のいろいろ、ということで、ちょっとね、雑談にもなるかもしれません。
ワークショップの概要
今現在、私は、夏休み特別企画として、子ども向けのワークショップの募集をしております。
こちらは、子どもの共感力を育てよう。動物からの暗号を解いてみよう。
ということで、小学生を主に対象とした、夏休み向けのワークショップになります。
7月26日土曜日、朝10時と、8月23日土曜日、夜8時からの2回の募集になっているんですが、
今回のワークショップというのは、私が何年も、こういったトレーナー業などをしている中で、
よく考えたら、本当にお子さんをメインにターゲットにしたものは、
リアルでもオンラインでも、本当に初めてだな、というふうに思ったんですよね。
そして、私の配信を聞かれたり、されている方の中には、
一体全体、どうして子ども向けのワークショップをやることになったんだろう、
ドッグトレーナーの先生が、というふうに思われる方もいらっしゃるかなと思います。
今回は、なぜ私が子ども向けのワークショップ、
それも、犬を飼っていない、飼ったことがない、
犬どころか、動物を飼ったことがない、
もしくは、犬は嫌いだけど猫が好き、他の動物には興味がある、
そういったお子さんでも全然OKですよ、という犬に限らないワークショップになっているので、
なぜ私がそのワークショップをしようと思ったのか、
このテーマについて、日曜日ということで、雑談的な感じでお話ししていこうと思います。
そもそも、私が今回の小学生向けのワークショップをやろうかなと思い立ったのは、
7月31日に、お片付けクエストという、こちらもオンラインでのワークショップ、
親子対象としたお片付けワークショップを主催される、さくたひなさん。
今、私と一緒に、いがらしかりんさんのファンビジネス講座を受講している、
同じ講座生でもあるんですけれども、その方とのやりとりの中で、
なおちゃん先生は、お子さんに向けてやるとしたらこういうことがいいんじゃないですか、
ということをご提案いただいた、これに端をほしているわけなんです。
子どもに対する考え方の変化
そもそも、私は子どもが好きじゃなかったんですよね、昔は。
突然何を言い出すって感じなんですけれども、
子どもよりも、動物が好きでした。
子どもなんてね、なんかギャーギャー言うし、めんどくさいし、
自分が子どもだった時のことを思い返しても、育てるのなんてめんどくさそう。
自分みたいな子どもが生まれてきたら、大変なことになるなというふうに思っていたので、
特にね、子どもが好きとか、子どもにあれを伝えたいとかね、
そういう気持ちは、さらさらなかったんです。
ただですね、自分自身が子育てをするようになって、
そしてリアルにね、ご質問やお客様の中にも、
子どもと犬の付き合い方がちょっと良くないですとか、
自分はいいんだけれども、子どもに対して犬が噛みつきますとか、
そういうお話というのは、過去何回も何十回も聞いてきたところではあるんです。
私自身は、自分の子どもが生まれた時に、愛犬はまだ存命していました。
つまり、犬が先にいて、子どもが後から生まれてきたような、そんなケースだったんですよね。
それを経る中で、子どもと犬というものを間近でね、自分自身の実体験も踏まえて見てきた中で、
あ、これは犬の教育だけではなくて、子どもの教育。
子どもに、生き物というものは人間と違うよ。
人間と違う思考や行動や考え方を持っているんだよ。
でも、同じところもあるんだよ。
こういうことを丁寧に小さいうちから教えていく必要があるな、ということをずっと感じていました。
私は特にね、第一子、長男、今、小学6年生なんですけれども、
が生まれた時には、まだ法人をやっていて、本当に忙しい中だったので、
うちのみごまを抱えたまま、職場に行って、職場で授乳したりとかしていたので、
犬のサークルの中に息子を寝かせて、犬たちがその周りをウロウロするみたいな、
すごい現象が起きていたりしたこともあったんですけれども、
そういった感じでですね、私の子どもたちというのは、犬に囲まれながら、
しかもね、自分のうちのワンちゃんじゃなくて、お客様のワンちゃんたちに囲まれながら、育つことができていました。
その結果、あ、犬にもいろんな犬がいる。
私の愛犬のみことさんだけじゃなくて、もっと大きいのもいれば、もっと活発なのもいれば、もっと怖がりなのもいれば、
いろんな犬がいるんだなということがなんとなくわかっていって、
この犬にはこういうふうに接するといい、この犬はこういうことをすると怒る、そういったことをやっぱり目をもって感じてきたわけですよね。
その結果ですね、上の子も下の子もある程度、初対面の犬に対しても、どういうことをしたらいいのか、どういうことはしちゃいけないのかっていうのが自然と身についてできましたし、
そのルールを守ることで、知らない犬とでも時間をかけて、お互いにいい距離感を保てたり、仲良くなることができたりするわけです。
これはですね、犬だけではなくて、他の動物でもそうなんですよね。
例えば野良猫ちゃんであったり、私のインスタの方に子ども向けのワークショップのリールを載せたんですけれども、
娘がね、野良猫と猫じゃらしでじゃれている動画を載せているんですけど、
野良猫さんであったり、どこかにいた時の触れ合い、動物園とか牧場にいた時の馬やヤギや羊や、そういった生き物との距離感だったり、お付き合いの仕方であったり、
そういったことを自然と応用として使うことができていたわけです。
昔はですね、おそらく学校でうさぎだったりニワトリだったり、いろんな動物を飼っていたと思いますが、
今の小学校って本当に動物がいないんですよね。いても水槽の金魚ぐらいで、いつの間にかね、うさぎ小屋にうさぎもいなくなって、隣にもニワトリ小屋の中にニワトリがいなくなったりして。
これはやっぱりいろいろなお世話の問題だったり、先生たちのお手間だったりっていうのもあると思うんですけれども、
動物とのふれあいの重要性
私は子どもたちに、未来を担う子どもたちに、この地球上というのはやっぱり人間だけが生きているものではないですよね。
人間だけのものではない。生き物がいて、人間がいて、私たちは同じ地球の上に同じ生き物というフィールドで生きている。
だからこそ同じ地球をシェアしているものということで、相手に対して、相手の命に対して敬意を持って接すること。
これが大きくなったときに、その大人、そしてひいてはですね、国民というスケールでの動物福祉の観念というところになっていくんじゃないかなと感じています。
それを大きく感じたのは、私がイギリスにいるときなんですよね。
イギリスの、私が3月に行ったクラフト展という世界最大のドッグショーでも、子どもと犬のふれあい教室みたいなものは結構そこかしこでやっていました。
このぐらいの大きなサイズ、このぐらいの年代の子どもに対してどういうふうなアプローチをしたらいいのかとか、そういったね、ワークショップだったりクイズだったり、子どもと犬。
そういった教育、啓発活動というのが全国的にいろんなところであるんですよね。
それを私が見たときに、とても素敵な活動だなというふうに思ったんです。
日本では例えば盲導犬についてですとか、警察犬について、働く犬たちについてみたいなことが取り上げられるとしてもセラビードッグだったりね。
一般家庭のワンちゃんだったりに対して、もしくは保護犬だったりね。
そういったことに対して、もしくは猫ちゃんだったり、それこそふれあい動物園とかもそうですよね。
きちんと子どもさんたちに、こういう距離で、こういう触り方で触ってあげましょう。近づいてあげましょう。
こういうときは触らないようにしてあげましょう。こういうときにはそっとしておいてあげましょうとか。
触るのやめてくださいね、ということをきちんと事前にレクチャーをしたり、つき添ってあげる専門家というのが非常に少ないなと思うことがあります。
小さな子どもがね、動物に対してとても興味を持つというのは喜ばしいことだと思うんですけれども、
その結果、噛まれてしまったり痛い思いをね、つつかれたり引っかかれたりして嫌な思いをしてしまうと、
やはりその後、動物のことが嫌いになってしまうというのは、私は非常に悲しいと思うし、
そういうことで、動物自身も子どもが嫌い、子どもが苦手という動物になってしまうんですよね。
そういうことをなくす、少しでもお互いが理解を深められる、特にね、お子さんが大きくなっていく過程で、
物を言わない、物を言えない、言葉で自分の意思を伝えられない相手に対しても、言葉を使わないで意思を共有できるんだよ。
気持ちを読み取れるんだよ。気持ちを相手に伝えることができるんだよ。
そういう方法を作っておくことで、もしかしたら今までは噛まれたり引っかかれたりしていた相手と仲良くなれるかもしれない。
そんなチャンスを、私は今回ね、自分のセミナー、ワークショップということを通して、お子さんたちに伝えることができたらとても嬉しいなと思っています。
ということでね、長くなりましたけれども、子ども向けの夏休み特別ワークショップ。
7月、8月ともに、残席わずかとなっています。
基本的には小学校のお子さんが対象ですけれども、未就学時のお子さんにも保護者さんが同伴であればご参加ができます。
よかったら、もしかしたら次回やるときには寝だけをするかもしれないですし、もしかしたらもうやらないかもしれないんですけれども、
興味のある方はぜひ概要欄から詳細をご覧いただいた上、お申し込みいただければなと思います。
それでは今回はここまで。最後まで聞いていただきありがとうございました。