共感力と表情の重要性
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園🐶な先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高!をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい飼い主さんに向けてお話ししています。
トークトレーナー歴20年以上、これまで800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、
よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方から、シニア犬さんにも役立つお話を、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
さて、今回はですね、このハッシュタグ1番から7番のフェーズの中では、
あえて分類するなら、ハッシュタグ7番というのをいろいろになるでしょうか。
そんなお話をしていきます。
昨日、私はですね、いがらしかりんさんの会社設立パーティーに行って行きました。
そしてね、先週の金曜日には、大人の給食室の職員さん、
アドラースパイスルームのゆりえさんが共同で開催された交流会に参加してきたんですよね。
私はこういったリアルのイベントっていうのが非常に大好きなんですよね。
それは何でかっていうと、私自身考えた時にですね、
自分自身がその場のリアルな空気感に触れることが大好きだから、というふうに思い当たりました。
もちろんね、スタンドFMで知り合っている仲間たちと、スタンドFM上のライブや
収録での交流なんかね、それからズーム会ではお顔を見ながら直接みたいな
そういったオンラインの交流っていうのはね、非常に身近なものになって
そういったものでも十分にその空気感というのは伝わるんですけれども、
私は生き物を相手にするお仕事を長年しているんですよね。
その中で表情、共感、共鳴というこの3つのキーワードをとても大切にしているんです。
それに関しては前回も配信させていただきましたので、
そちらの方も概要欄につけておきますね。
実際に私が先週金曜日と昨日参加させていただいたリアルイベントでは、
皆さんね、本当に素敵な表情をされている。
そこでその表情がどんどんその空間の中で広がっていく。
それが共感力、そして共鳴しあって一つの同じ空間、場所の雰囲気を作り上げていく。
それがリアルの一番の醍醐味だと思うんです。
私自身は自分の仕事をする上で、この3つの流れ、表情、そして共感、そして共鳴というのを非常に大切にしています。
特に私が相手にしている犬もそうなんですけれども、
動物というのは言葉で気持ちを伝えることができませんよね。
ではどうやって相手との心を通わせているんでしょうか。
それはですね、表情、先ほどお話しした表情や全身の雰囲気、そして行動や態度を通して、
相手に自分がこういう気持ちですよということを伝えて、相手に対して共感を示すことで、
そこにね、共鳴が生まれて、それが穏やかな空間だったり楽しい雰囲気だったり、
逆に緊張したり、恐ろしいなという雰囲気も作り上げていくんです。
コミュニケーションの体験
同じ動物さんたちが集まる場所といっても、
例えば私が行っているような犬の保育園と獣医さんの待合室では、
作られている雰囲気が全然違うのは皆さん想像もできると思います。
それはその場にいる動物たちの表情、共感、共鳴が引き起こしているんですね。
私自身は自分が運営している犬の保育園でも、
この非言語のコミュニケーションというのを非常に大切にしています。
自分が務めて穏やかで平和的、そしてウェルカムである、
ハッピーであるという表情を作り上げる、そういう態度を示すということで、
犬たちが心を開き、その場が楽しい、そしてそれが他のワンちゃんたちにも伝わっていく。
この循環というのをとても大切にしているんですよね。
動物たちを相手にするという時には、その表情、共感、共鳴というのがとても大切になるんです。
もし、動物さんと一緒に暮らしたことがあるという方がいらっしゃったら、心当たりがあると思います。
動物たちは、それが犬であれ猫であれ、人間と同じように共鳴する力や共感する力というのが強いんですよね。
例えば、飼い主さんがイライラしたり悲しんでいたり落ち込んでいたりすると、
動物たちもそわそわ落ち着かなかったり、なんだか元気がないように見えたりするということはありませんか?
逆に飼い主さんが嬉しかったりハッピーだったりすると、
動物さんたちもなんとなくテンションが上がったり、嬉しそうに見えたりしますよね。
これが、人と動物が同じ屋根の下で暮らすことで生まれる共鳴になると感じています。
この共鳴は様々な要素から生まれますが、その一つが表情なんです。
動物たちは、私たちが思っている以上に表情から多くのことを感じ取っているんですよ。
そして今回、私が皆さんにお伝えしたいのは、この表情を使ったコミュニケーションの大切さ。
それをお子さんたちと一緒に感じてみませんか?ということです。
動物たちに気持ちが伝わるように、人間同士でも表情や体の動きで相手に多くのことを伝えたり感じ取ったりすることはできますよね。
私はこの体験を小さなお子さんのうちから経験しておくということがとても大切じゃないかなと考えています。
昨今のインターネット、SNS、いろんなもののオンライン化の普及で、
いわゆるリアルに生きている人間や生き物とのコミュニケーションが苦手であるという若い世代が増えてきていることは、とても悲しいことだなと私自身は思っています。
オンラインの世界はね、もちろん私も大好きですし、重宝しているんですが、
物を言わない存在というのは、その中ではいないのと同じになってしまうんですよね。
私自身はこうやってね、おしゃべりをしたり、どこかに出ていく、積極的に誰かとオンライン上でも交流をするということが得意で好きな方なので、そこに苦労したことがあまりないんですが、
例えばこの音声配信でですね、私の愛犬みことさんにですね、存在をアピールしてと言ってもですね、犬は言葉を話さないので、
ライブの時に私のそばにいたとしても、そのオンラインの向こう側にいる方というのは、存在しないのと同じなんですよね、私の犬は。
だけど言葉を発しないから、みことさんが何も考えていない、犬は思考していない、というのとは違うんですよね。
事実、人間以外のすべての生き物たちは、人間と同じ言葉を話すことはしません。
言葉を発することがなくても、思いが伝わるという経験を子どもたちにしてほしいな、と私が思うのは、
子どもの中にも、人間の中にも、自分の気持ちをうまく言葉で表現できない、そんな人がたくさんいるからです。
そういった人たちに出会った時に、この人全然話してくれないから、自分のこと嫌いなんじゃないかな、とか、
共感力を育むワークショップ
よくわからないからちょっと苦手だな、つまんないな、とか、そういうふうに決めつけたり、思い込むのではなくて、
物を言わなくても、相手の表情や体の仕草、いわゆるボディーランゲージから、もしかしたら今こういうことを思っているのかな、と想像する力、
そして、そこに共感できる力。
僕もそういうことあるよね、とか、私も何か言いたいけど言えなくて、言葉に詰まっちゃう時あるな、そんな気持ち、
相手の気持ちに共鳴して共感する力を子どものうちから育んでほしい。
それは、友達との関係だけではなくて、物を言わぬ人間以外の生き物に対しても同じように大切にしてほしいな、と思う心なんです。
事実、私は自分の子どもたちに小さい時から物を言わない生き物たちにどのように接するのか、というのを実践で私がやりながら教えていきました。
その結果、特にうちの長男なんかもね、どんなワンちゃんにも結構仲良くなれて、
あ、うちの子って子ども嫌いなんですけど、お兄ちゃんには追えませんね、とか、そういうふうに言われることがあるんですよね。
それは彼自身が、やはり物を言わない小さな相手の気持ちを尊重すること。
相手が何を考えているのかな、そこに共鳴しよう、共感しようという気持ちを相手のワンちゃんに示しているから、
相手がそれを受け取ってくれるということなんですよね。
だからこそ、今回はですね、夏休みの特別企画ということで、
動物たちからの暗号、これはボディーランゲージだったり、表情だったり、態度だったり、そういったものを読み解いてみよう、というワークショップを行うことにしました。
イベントの詳細
このワークショップでは、言葉を使わないで相手の気持ちを読み解く。
相手に言葉を使わないで自分の気持ち、思いを届ける。
そんな体験をですね、クイズやゲームを通して楽しく学びます。
その相手は、動物だったり人間同士だったり、もしかしたらご参加いただいているお子さん同士だったり、
人と動物との違いや、人にも動物にも共通するコミュニケーションのヒントを一緒に体感してみましょう。
動物を飼ったことがないというお子さんでも全く問題ありません。
夏休みの自由研究にもぴったりですよ。
イベントの詳細はここからになります。
対象は主に小学生のお子様。
未就学時のお子様は、ぜひ保護者の方と一緒にご参加ください。
日時は1回目が7月26日土曜日の午前10時から、
2回目が8月23日土曜日の午後8時から、
各定員5名、60分を予定しています。
料金は1000円となります。
お申し込みフォームや詳しいご案内は概要欄に記載しておりますので、
ぜひご覧いただければと思います。
言葉に頼らないコミュニケーションは、
人にも動物にも子どもたちにも私たち大人にもとても大切なスキルになります。
そこから共感と共鳴が生まれ、
相手と過ごす時間がかけがえのものになっていきます。
たとえ言葉というものを発しなくても、
相手の表情や自分が伝える態度や仕草、そして表情で、
相手と穏やかで平和で愛にあふれた空間を作り上げることができるんです。
そのスキルを小さなお子さんのうちから、ぜひ育てていきませんか。
このワークショップを通して、
お子さんたちが人と動物との共通点や違いを感じて、
生き物に対する興味や慈しむ心、
物を言わない存在に心、気持ちを傾ける、
そんな経験ができることを願っています。
ぜひ一緒に動物博士を目指しませんか。
みなさんのご参加をお待ちしております。
それでは今回はここまで。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。