メタモンシンキングの定義
こんにちは、ネーミングラジオ、名前をつけるラジオです。パーソナリティーのツネキチです。この番組はZ世代とNZ世代の狭間にいる社会人の二人、ケンショとツネキチが名前をつけることについて、ゆるく会話するラジオです。
パーソナリティーのケンショです。名前をつけるとは定義し表現することです。僕たちが新しく発見した言葉、概念の最定義、名付け、この3つのテーマに関してあるあるを言い合いながら、ゆるく脱算をしていきます。
それではやっていきましょう。
ケンションさん、今日のテーマは何ですか?
今日のテーマは、メタモンシンキング。
メタモンシンキング。メタモンはポケモンのメタモンであってます?
ポケットモンスター、通称ポケモンのメタモンです。
変身するやつだっけ?
そう、目の前の相手をコピー。目の前のポケモンをコピーするみたいな。
さっき調べたら無機物にも変身できるとか言ってて、ほんまかいなと思ったけど。
ほんまやよ。
ゲームしてる分には無機物に変身することがないからさ、知らない要素だよな。でもできるらしいですね。
そうとなると、メタモンシンキングはどんな意味で定義してるんですか?
メタモンがそれこそメタファーで。
そうなんだ。
そういうこと?メタモンの由来って。
違う。
違うんかい。
メタモンの由来はメタモルフォーゼです。
あー、形態変化みたいなってことか。
そう、突然変異みたいな。
メタモンが今回メタファーになっていて。
そういうこと?
そう。
ひゆというか。
そう、ひゆですね。
メタ被りしてたんで。
メタモンな思考ってこと?
そう、そう、そう。
メタモンって目の前の相手をコピーしてある種なりきるわけじゃないですか。
憑依というか、人間っぽく言うと。
だからその考え方を持つのっていいな。
特に壁にぶち当たった時に僕が使えたことがあって。
へー。
こういう考え方あるよっていうのを皆さんに知っていただけたらなと。
知ってる人もいると思うけど。
それに名付けましたね。
メタモンシンキング。
実体験を通じたメタモンシンキング
なるほど。
メタモンシンキング。
これはどういう時に使うといいというか。
これがいいなと思ったきっかけがある感じですよね。
そうですね。
数年ぐらい前に仕事で行き詰まったことがあって。
今思うとそんなに大したことなかったかもしれないですけど。
当時の僕はすごいテンパっちゃって。
これはまずタブ書に連絡して資料を取り寄せた。
いやでもその前にまず内部でレビューした方がいいか。
社外の資料も見ないと判断できないけど。
でも脳的に考えたらまだ余裕やけどみたいな。
一気に処理しないといけないというか。
マルチタスクというか。
すごいテンパっちゃって。
テンパってたね。
そう。
で、ふと。
これは当時持ってた技というかではなくて。
ふと動機で一番優秀と言われてるやつの顔が浮かんだんですよ。
そのテンパった時に。
しかも直近で別の部署の動機なんですけど。
すごいチヤホヤされてて先輩とかから。
みかいとか。
こいつマジで仕事できるみたいな。
でも一緒に働いたことないから。
どうなんやろみたいな。
別にそこはそれこそ会議的やったんやけど。
でもみんなが言うから口を揃えて。
すごいんやろなって思ってて。
その聞いたのが思い出したんかな。
あいつやったらこれどうやってやんねんやろって思ったんですよね。
それでもう完全に成りきりですよね。
さっき言ったけどその動機が働いてるところタブ社から見たこともないし。
仕事の話をしたこともないから。
分かんないんやけど。
あいつやったらどうするかなって思ってやったら。
なんか進んだんですよ。
あいつやったらまず一旦分かる人にとりあえず聞きに行くよなとか。
その上で一旦の動機から逆算して。
技術から逆算してとかっていう。
今思うと別に当たり前のことかもしれないけど。
確かに。
テンパって言ったら僕からしたらすごい打開できたんですよ状況を。
いいですね。
簡単に言うとそういう感じですよね。
特定の誰かになりきる、不利でもいいんですよだから。
ってことで打破できたことがあるっていう感じ。
いいっすね。
なんかあります?
僕はパッと思いついたエピソードが2つあるんですけど。
1つは高校の時の先生が授業が結構特徴的だったんですよね。
みんな。
僕の通ってた学校って塾が作った学校で。
名物教師みたいな人が結構たくさんいて。
何だろうな。
その中の一人に数学だとM先生、M原先生っていう人がいまして。
M原先生?
M原先生。
本当ですか?
そうそうそうそう。
過去出てきたね。
言ったっけ?
うん。
そう。
行き詰まるとそれが聞こえるみたいなのがあったよね。
その先生の口癖が本当ですかっていう。
そう、本当ですかっていう先生で。
夏寧一君、この数学の問題どの解法でやるんだい?
円と直線の距離で、交点なんでちょっと方程式ですかねって言ったら、
本当ですか?
中心と点と直線の距離でしょ?とか言って。
別の解法があるんじゃないかっていう疑う。
それこそ会議というか、疑う。
他者視点の重要性
それこそ一拍挟む。
そう。
確かにみたいな。
図形って何でやるんでしたっけ?みたいな。
うん。
ベクトルと、ベクトルと気化的なやり方とみたいに言ったら、
座標がありますよ、本当ですか?とか言って。
そこにも言うの?
そう。
自分がやったこと疑ってるやん。
いや、だから生徒がこれとこれですみたいな。
本当ですか?みたいな。他にないんですか?と。
どんどんリクルート式に掘り下げていくんや。
お前は何がしたいの?みたいな。
そうそうそうそう。
っていうのがあって、
なんかの会で言ったけど、キラーフレーズというか、
決め台詞的なのを頭に仕込んでおくと、
なんか打開しやすいよねっていうのはありますよね。
心の中に人を買う会ですね。
そうですね。
今思うと結構似てるけど、テーマとして。
そうですね。っていうのがあったのと、
もう一個は?
あと、僕がすごい好きなニュースがありまして。
ニュース?
台湾で通り間を抑えたっていう。
通り間を?
取り抑えた。
警察とかじゃなくて、居合せた乗客っていうのが、
台湾の地下鉄の車内で、男が刃物振り回しました。
だけど、居合せた乗客に取り合わせられたっていう。
で、この乗客がメディアから取材されたときに、
勇者ヒンメルならそうしたって言って。
あー、聞いたことあるかも。
いや、いいニュースって思って。
日本のね、フリーレンのね。
そうそうそうそう。
キャラクター。
そうそうのフリーレンの。
勇者ヒンメルならそうしたっていう風に答えたっていう。
なりきってるね。
なりきってる。
あのー、ケンスさんの物語思考。
あー、いいね。
2人とも買って読んでる。
大好きですね。
そこでもこう、俺はいいけど。
矢沢ならなんて言うかなって。
矢沢はなんて言うかなだよね。
それも一緒というか、恐れ多くも。
ケンスさんの方が先に提唱してらっしゃると思うけど。
そういうことよね。だから。
そうですね。ケンスさんの物語思考は、
確かそのキャラクター設定みたいなものを持って、
それになりきって動くっていうのがいいんじゃないかみたいな話で。
矢沢さんの話は確かその、
矢沢さんが実際にそう言ったかどうかはわからないけど、
矢沢さんならそうしてもおかしくはない、
と思わせぐらいのキャラクター設定というか、
キャラが立ってるよねっていう話だった気がする。
それでいいんじゃないみたいな、
そういう面白い本だったね、あれなんか。
それで結構思うのが、
結構ワード何個か出たけど、
僕がさっき出した同期の話もそうやし、
今の矢沢さんの話もそうなんやけど、
その人が実際どういうかわからんのよな。
どう仕事してるかわかれへんね。
わかるパターンもあるかもしれんけど、
すごい仲のいい人とかやったら。
ただ、わからなくてもメタモンになれんのよね。
で、考えたんですけど、
他者の視点を手に入れることじゃないと思うんですよ、
このメタモンシンキングの本質って。
どういうこと?
ほぼ近しいんやけど、
自分のその一人称目線を捨てるっていう。
僕がツネキチのマネをしても、
ツネキチの今までの環境とか知らないから、
本当にツネキチなりきりってことはできないけど、
一回その下脱する?なんていうその。
ユータイリーダツ?
ユータイリーダツか。
自分と違う目線で見るっていうことが、
このメタモンという言葉を使いつつ、
本質かなと思うんですよね。
そうですね。
お客さんから見てどう思う?みたいな、
そういうフィードバックを、
数え切れないぐらい受けたことがあるんで。
相手目線に立つ。
簡単に言葉では言えるけど。
お前の言い訳は聞きたいんじゃなくて、
みたいな。
お客さんから見たときどう思うと思う?みたいな。
いやー、ダメっすね、みたいな。
なんでしたの?みたいな。
詰められるみたいな。
そう言われたら、違うなってわかるもんな。
わかる。
その場しのぎで違いますねって言うんじゃなくて、
本当に過去の自分の行動発言を反省するよね。
反省する。
全然違うやんって。
なんでこういうことやっちゃったの?みたいな。
なんか忙しくて、こうでこうでこうでみたいな。
お客さんから見たらそれ関係あるの?みたいな。
いや関係ないっすね、みたいな。
すごい関係で働いてるな。
全職ね。
全職ね。
今はそんな。
今もでもお客さん目線でどう思うと思う?みたいなのはやっぱり。
まあもちろんね。
これはだからその、これ逆にこう朗報で。
だから誰にだってなれんねん。知らない人でいいのよ。
確かに。
大谷翔平でもいいわけ。
確かに。
知らないっていうか、大谷翔平がここで何て言うかわからんけど、
どうするかなって考えて、少なくとも自分の自認証を一回捨てれる。
大谷ならどうするだろうみたいなね。
そう。
翔平、大谷なら。
メタモンシンキングの意義
大谷ならどうするかみたいなが一番の功力かなってすごい思います、これは。
なんかちょっと話は変わるけど、
そういう何だろうね、他人の中で生き続けられる人になれるのってすごいいいことだよなって思うというか。
いいよね。
一浪とかさ、一浪ならこうするっていうのもあって、
なんとなくそのみんなの共通幻想としてあるというか、
共通認識というか共通理解としてある気がしてて、
なんかそれってなんかそのほぼ別の方法で生きてるに等しいというか。
自分その人個人の寿命以上にね。
そうそうそうそう。
人の心の中で生き続けるとか言うけど。
大谷翔平はこうするだろうとか藤井壮太はこうするだろうとか、
なんかそういうのはやっぱあるんだろうなとは思うよね。
偉人とかな、有名人とか頭に。
なんかこう何かの分野で飛び抜けてすごい人の記憶に残るような人たちは思い起こされる回数も多いやろうな。
そうだね。
やっぱその、考え方以外振る舞いもそうなの。
メタモンやなと思って。
僕ポケモンのゲームのメタモン全然覚えてないんやけど、
この間なんかふとアニメの切り抜きが流れてきて、
違法か合法かさておき。
メタモンがコピーした技使ってたような気がしてて、
見た目だけじゃなくて行動もいけるなって思ってんけど、
この間会社の後輩2人と僕3人で飲んでた時があって、
後輩のうちの1人が、
なんかお笑いの話がしたいみたいな、飲みながらね。
うんうんうん。
みたいなすごい抽象的な感じだけど、
なんかすごいバーンっていいボケをしたいし、
バシッといいツッコミを決めたいんですよねみたいなこと言ってて、
で、どちらからともなくその後輩、そう言ってた後輩が、
とあるお笑い芸人を急に憑依させだして、
憑依って本当のいたことじゃなくて、
それこそ今回のテーマみたいな、
〇〇さんならなんてツッコむやろっていうのを、
なんかやったらしくて急に。
誰から言われたけど自分で宣言したけど、
なんか急にそういうノリになって、
で、僕とかちょっとボケたら、
普段全然笑ってくれるだけやってたけど、
急にめちゃめちゃツッコむようになって、
性格変わったぐらい。
言葉尻捉えて、いやそれなんとかじゃないですかみたいな。
すごいね。
で、なんかこう否定とか、
それ違うでしょっていうツッコミだけじゃなくて、
たとえツッコミとかも急にするようになって、
俺ほんまに憑依してんのかと思ったもん。
すごいね。
でもちゃんと面白かったし、
まあ僕だと偉そうやけど、でも面白かったし、
なんか行動も出るやん。
戸川卑弥子の覚醒バージョンやんみたいな。
僕のいろアカデミア。
戸川卑弥子は個性があって、
特定の人の、特定っていうか、
相手の血を摂取すると、
見た目を似せれるみたいな。
で、能力を覚醒する、覚醒したプラス、
なんかその相手のことを強く思っている好きな人とかやったかな、
なんか条件があって思うと、能力までコピーできるみたいな。
相手の個性まで。
これアニメでやってたから、ネタバレじゃないですよ。
ネタなぞるる。
アニメでやってて見てないの人は、その人が追いついてないだけ。
それはお前の勝手だけど。
誰でも見れるからアニメは。
まあそういう感じなんですよね。
本当に好きな相手だったら、
もう行動まで似せれる。
その、なんだろうな、僕が、
1年前ぐらいに退職、同僚が退職したんだけど、
その時に送別会開いて、
で、なんだっけ、そいつに最後、
そのスラックを送った後に、
まあなんかお別れの言葉みたいな短いメッセージが、
スラックのDMで来たんだけど、返信できたんだけど、
なんか最後に僕の好きなダンブルドアの名言を君に紹介しますって。
ハリーポッターの。
そう。
ハリー、自分が本当に何者かを示すのは、
持っている能力ではなく、
自分がどのような選択をするのか、
ということなんちゃよっていう。
語尾。
実際は英語で書かれてましたけどね。
で、その能力が大事じゃなくて、
選択なんだなっていうのがすごい思うんですよ。
口調を真似るとか思考を真似るみたいなところって、
なんか能力だから、つまり能力が足りてないとそれができないと思わせる。
で、実際そういった部分ももちろんあると思うんですよね。
大谷翔平の真似をしても、
大谷翔平のようなピッチングフォームが急に、
一日一長で手に入ることは多分ないだろうし、
藤井聡太さんの真似をしても、
いきなり将棋は死ぬほど強くなるみたいなことはないと思うんですけど、
その一方で、
いろんな能力と思われてるものの、
少なくない部分では、
選択なんだろうなとも思うんですよね。
だから、例えばこの人に対して、
さっきのお笑いの話でいくと、
間髪入れずに突っ込もうとかって、
一部は選択なんじゃないかなと思うんですよね。
スタンスというか、気合というか。
ほとんどの人はやろうと思えばできるけれども、
その勇気がないというか、選択できてないみたいな。
なるほど。能力が大抵ないわけじゃなくて。
そう。
なるほど。
もちろん能力の差分もあると思うんですよ。
もちろん。
それは別に否定しないわけじゃないんですけど、
でも能力以上の少なくない部分で、
選択も結構あるんだろうなっていう気がしていて、
それでダンブルドアの名言を思い出しましたね。
なるほどね。確かにな。
だから、まとめも込みやけど、
行動と選択
メダモンシンキングの功用として、
一人称というか、自分の目線を一回外せる。
繰り固まった固定概念を外せるっていうのもそうやし、
誰かになりきることによって、
ツネキチが今話してくれた、
本来自分がストッパーをかけていた。
そう。
能力、もちろん能力の差分はあれど、
本当はできてたけどやらなかったことに、
一歩踏み出すきっかけになるとか。
いや、そうだと思うんだよね。
この人なら突っ込めるって言って、
確かに突っ込み能力が0、100で増えるわけじゃなくて。
そう、だから隠されてただけだと思うんだよね。
その人に関して話をすれば。
っていう、でも功用がある。
だから、ここまでやっぱ話して思ったけど、
やっぱなんか知ったほうがいいな。
特に2点目は僕はあんまり当初、
思いついてなかったから、
本当はもっとな、隠された能力が。
いやでも選択ですから。
ダンブラダーさんも言ってるんで。
リスナーからの声
じゃよじゃよって。
何者かを示すのは能力ではなく、
選択なのじゃよって言ってるので。
語尾気になる。
そんなところですかね。
はい。
名前をつけるラジオネーミングラジオでは、
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自分が真似したいと思ってるというか、
思考、メタモン思考な人、
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