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第3回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語の先生のみならず、いろんな先生に、
授業や教育について考えてもらおうとしているラジオです。
皆さんどうもこんにちは。
パーソナリティを進めますなんばむっとです。よろしくお願いします。
本日はですね、第3回なんですけれども、
ちょっと部屋の片付けをしながら行いますので、
少し聞き苦しい点とかがあるかもしれませんが、
よろしくお願いします。
今日はですね、昨日参加した日本国語教育学会について
いろいろと報告をしたいと思います。
今日から複数回に分けて、
僕がちょっと聞かせていただいた実践報告の
ちょっと簡単な紹介ですね。
紹介と、あとはそれを踏まえて、
どんなことを考えたのかということを
お話しさせていただきたいと思います。
本日の第1回のところは、
実際の実践報告の方は言及せずに、
普段自分が実践報告とかを聞く中で
大切にしていることだとか、
フロアからの協議の時に、
こういう意見を出すように努めている
なんてことを紹介できたらなと思っています。
実践報告でフロアからね、
意見を求められることも多く、
とか質疑応答の時間が十分に取れることも
多いんですが、その時にどんなことが
こちらとしても質問としてあげると、
発表者を含めフロアの学びになるのか
ということをすごく、
自分の中では問題意識があるので、
そういうところをお話しできたらなと思います。
いろんな考え方もあり、
単純にわからないことを聞くということも
あるかもしれませんが、
それも僕もやりますけれども、
それだけじゃないところで
お話しできたらなと思います。
実際に自分も実践報告とかをするときに、
やっぱり資料を作るんですけど、
大体どこの実践報告も20分ぐらいで発表して、
その後の質疑が10分とか30分だとか、
長い研究会だと40分、1時間というところも
あるかもしれませんけれど、
個人的にはやっぱり20分で
一つの単元とかを報告するって、
結構無茶な話だなと思っていて、
なぜその実践を行ったか、
どんなことを狙って行っているのか、
あとは学習者の実態みたいなのを話すと、
もう到底20分じゃ基本的に
収まらないと思っているんですね。
ただその実践報告の中で、
基本実践報告っていうのは、
今までの実践史上に
自分の実践をどう位置づけていくかだと思っているので、
今回の事業者がどんなこと、
どういうところで新規制だったりとか、
位置づけを持ちながら、
実践報告の面を持ちながら、
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実際に発表なさっているかということを
すごく大切に聞くようにはしています。
その中で、発表の都合上、
端折られてしまっている箇所なんだけど、
多分そこが今回の発表でクリアになると、
その実践がより豊かなというか、
明確な位置づけになって、
すごくフルアンとっても学びになるなっていうことが
多分結構あるんですね。
だから成果物の紹介だけになってしまって、
読み取りの詳細とかを時間の都合で
どうしても削ってしまうみたいなことが
やっぱり往々にしてあると思うんですが、
そういうところをわざと聞いて、
豊かな学びが実際教室で行われていて、
みたいなところを授業者側から聞けるような
質疑というか質問をするように努めています。
あとは、実際に誰に聞いたか、
読んだか覚えてないんですけど、
授業見学者とか、
実践報告のフルアンもそうなんですけど、
その第三者だから見える価値を、
ちゃんと授業者なり発表者に伝える方がいいというか、
伝えるのがフルアンとか授業見学者の
務めだっていう文章が確かどこかにあって、
そこからもちろん授業に対する課題とかも
指摘するの大切だと思うんですけど、
この実践はこういうふうに考えたら、
こういうところに価値があるだとか、
学習者がこう言ってる、
これこそがむしろ大事なんじゃないかとかっていうふうに、
違った角度からその実践のいい点とか、
懸念点とかを授業者とかには伝えるようにしてます。
ただやっぱりどうしても自分も実践をやって、
実践報告をしたときに、
もっとこうしたらいいんじゃないかとか、
やっぱりフルアンの方も目の前の学習者像が違うので、
どうしても自分の学習者を念頭に考えると思うんですけど、
そのときにやっぱり改善点というか、
課題点ばっかり目が行ってしまうんですが、
やっぱりそれをついていって、
事業者の考え方を聞くのはもちろん大事だと思うし、
そこは全く否定しないところなんですけど、
それだけになってしまうと、
せっかく発表したのに、
発表した甲斐がないなって思わないかなっていうところが、
自分の中では感じているので、
この実践こんなにいいところがあるんだよとか、
僕はこういうふうにこの実践の価値を見出しました、
って伝えるっていう感じですかね。
なので基本的に自分が実践報告のフルアンにいて、
何かを聞いて質問するときは、
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発表の都合上おそらく端折られてしまっている箇所なんだけれども、
それがクリアになると実践報告の内容がより明確に浮かび上がってくる
ようなところを聞いたりだとか、
あとは自分なりの価値付けというか、
っていうものを伝えるというか、
お伝えさせていただくようにしています。
それが合ってるかどうかとかわからないんですけど、
他のフルアンの方とかの話も聞きながら、
すごく学びを深めている。
そんなふうに実践報告しています。
実際に20分の発表資料を作るのに、
多分作成者はもう何日何週間って多分かけていると思いますので、
そこにやっぱり10分だったら、
10分質問が絶えないようにしたいなっていうのがやっぱり
フルアンで聞いている側の教授だとも思いますし、
そうですね、いろいろ堅苦しいこと言いましたけど、
時間内で最大限学びを深めていきたいっていうような感じで、
実践報告とか研究会だとか学会の方には参加させていただいてます。
次回は実際に第1回とか第2回とか聞いたものをお伝えしていこうと思いますが、
今日はこんな感じで自分が実践報告を聞くときに
ちょっと注意していることでした。
他にもいろいろ考え方あると思いますが、
ぜひ皆さんのも教えていただきたいと思っています。
では短いですが、本日はこれで終了したいと思います。
どうもありがとうございました。ナンバーでした。