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2024-09-19 10:05

27.研究授業のフィードバック

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地歴公民の初任者が行った研究授業のフィードバックについてです。

みなさんは他教科の研究授業のフィードバック、どうしてますか??

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第27回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、
いろんな先生に授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
皆さん、こんにちは。パーソナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
前回のところでは、コラボについてやりませんか?っていうところでね、
知恵さんとかにも、こういうのがありますよって紹介していただいたんですけど、
やっぱり難しそうですねって、難しそうですねってすごい抽象的なんですけど、
お手軽にできそうなやつがなさそうっていう意味で、
なんかうまい方法ないのかなと思ってます。
何かLINEじゃないけど、コツは、
Discordね、ノーアイできるって話だったんですけど、
そういうものがないのかなって、
Xのスピーカーでそれを録音するとかできないんですかね。
ちょっとそこら辺調べて検討かなと思いますが、
実際にもう僕はやりたくてうずうずしているので、
ちょっと考えたいと思います。
今日のところで話したいのは、
先日ね、初任者の知恵公民の先生の授業を見学して、
今日その先生がフィードバックくださいということでいらしていただいたので、
そのことについてお話ができるといいかなと思って、
今日はそんなところで話したいと思います。
先生は知恵公民で歴史総合の授業だったんですけど、
色々と悩まれていました。
皆さんどうしてますか?
例えば、自分の教科以外の人の研究授業の時って、
どんなフィードバックをするんだろうと思っているんですけど、
僕とかは最初にフィードバックにいらした方だったら、
今までどんな話を受けましたかっていう話を聞いて、
他の先生が指導した内容を踏まえて、
別の視点で話をする。
例えば話し方、声の大きさとか、
そういったところは1回の授業ではなくて、
継続的に指導教官とか、パッて見た人が指導できるかなと思うので、
自分にしか言えないようなこと、傲慢になっちゃうか、
うつるかもしれないんですけど、
そういった視点で多教科だけど、
教科の領域に土足で踏み込みながら話すっていう風に、
失礼な感じなんですけど、そんなフィードバックをしています。
なので、今回は歴史総合でたくさんの資料があったので、
僕からすると結構難易度が高そうな資料が複数あって、
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それを読み取っていくような、
生徒が考えを言っていくっていう授業だったんですけど、
こちらで聞いたのは、自分もそうだなと思うんですけど、
まずその資料の意図ですね。
複数の資料を持ってくるって、
持ってくる時点で、
事業者の何か意図とか、
姿勢が働くわけなんですが、
その資料についてどう考えているのかという意図、
あとは順序性、それは同時じゃいけなかったのかとか、
そこから事業者は何を読み取ってほしかったのか、
みたいなところの教材面と扱い方について、
今回はたくさん質問しました。
そこら辺だとよく聞かれるかなと思うので、
今回は資料を読み取って最後に、
ある手発問みたいなものがあって、
それで最後に閉じていくような授業なんですけど、
今回の目標で、
まず2つ目標が立候されていたので、
どっちが主なのって話から、
僕としては本時の目標だったんですけど、
2つ並べられていると、
結局事業者の中でやりたいことが
精選されていないんじゃないか説を唱えていて、
その説でもないんですけど、
結局事業者が複数がやりたいことがあって、
それでどっちかが本当は50-50じゃなくて、
80-20ぐらいなんだけど書いてしまっている。
事業者の中でこれだっていうのがうまく整理できてないから、
本時の目標が2個になっているのかなと思っているんですが、
それがあって、どっちが主なのっていう話から、
最後にこの目標が達成されたっていうのは、
まずどこで見とるのっていうので、
最後の手発問での記述だったり、
反応だったりでみます。
実際にどんなような記述だったり回答が返ってきたら、
この目標が達成したと見とるのって話をしたら、
こんなような回答が出てくると、
僕は達成したなと思います。
実際に研究授業だとそこの発問は時間がなくてできてなかったんですが、
もし仮にその最後の発問ができたとして、
初任者の先生が求めていたことを書ける生徒、
反応する生徒って何割くらいだったと想定するのって聞いたら、
3割くらいだったかなとお答えでした。
そうなってくるとやっぱり低い。
やっぱりどういう授業がいいかとかではないですけど、
あくまで目標と評価を一体化させていくときに、
そういうふうな3割っていう達成度の見取りがあった場合に、
なんでそれがそうなってしまったのかっていうのを考えていく。
結局反省的実践家とかって言ったりしますけど、
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最後は毎回の授業の中で、
これで良かったかな、これじゃダメだったからこうしていこうっていう風に
サイクルを回していくことが僕は大事だと思うので、
3割だったらなんでそういうふうな3割になったって分析するの?
みたいな話を初任者の先生とはしました。
そうすると先生自身の中で、
まず資料のレベル感っていうところに問題があったとか、
あとは最初に説明をしてその後に資料を提示して考えてもらうという順序だったんですけど、
最初の説明のところが言いたいことはあったけど、
彼らの実態に即した説明ではなかったみたいな趣旨のことが出てきて、
こっちから見てるとこうだったよっていうものを伝えながら考えてもらいました。
やっぱりそうすると授業の作り方とかって、
なかなか言いづらいところだとは思うんですけど、
僕も少し言いづらいというか、
どこまで土足で踏み込んでいいかな、
しかも多強化がっていうところがあるのでわからなかったんですけど、
でも初任者の中ではすごくハッとしたこともあったようで、
いくつかのことは普段手が動かなかったんですけど、
バーって書き留めてくれて、
彼の中で良かったのかなと思いました。
やっぱりフィードバックをするときに、
どうしても見に行く先生って経験をしている方が多いので、
あら探しみたいなことでお伝えになる先生も一定数いて、
だけどその中でも、
私の授業見に来てや!みたいな、
見に来ちゃって見に来ちゃって!っていう風に、
なかば強制的に初任者を自分の授業に招待して見せるような先生がいたりだとか、
あとはその授業者のことを思って言葉を紡いでくれる先生がいたりだとか、
そんなような話を初任者の指導教科の先生と話していて、
そういう人がいるっていう環境はいいよね!っていうようなところですごくほっこりしたという感じです。
昔は授業公開とかも強制的にやっていた。
週一で誰々先生?みたいな。
この時間に何も別に準備するものはないけど、
授業公開します!来てください!みたいなことをやっていたっていう風土があるみたいなので、
それをね、復活させた方がいいんじゃね?っていう話をその指導教科としてて、
ちょうどその先生とは学力向上的なところで一緒に委員会をやっているので、
まずは若手からいろいろやっていこうかなっていうところです。
僕も前任校のところで、まず教科内のところとか同じ学年のところでは授業見学をしましょうって勝手に言って、
たくさん授業を見て見に来てもらっていたっていうようなことがありましたので、
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そういうところをまたやっていこうかなと思います。
僕自身も4月から授業とか勤務先が変わって、いろんなところで授業見学を教科内させてもらっていたので、
最近なかなか準備が忙しくて他の授業見に行けてなかったなーっていうのは自戒を持ちながら、
たくさん授業見学をしていこうかなと思っています。
ということで、本日は初任者の方がフィードバックを受けたときに、
みなさんはどんなようなフィードバックをしますか?
僕は今日こんな風に話してみたんですけど、というような報告でした。
リスナーの皆様、あらためウマナーの皆様、いつもいつもありがとうございます。
授業ね、悩ましいことも多いですけど、なんかいろいろ考えてやる実践というものは尊いので、
また先生方の尊い実践とかを伺えると僕も励みになりますし、元気をもらえますので、また一緒に頑張っていきましょう。
では、今日の放送はこれで終了です。どうもありがとうございました。
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