教育実習生との出会い
第62回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や、研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に、
授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
黒瀬先生が、教育実習生のところから、
授業の基本について考えるというお話を、
ちょうど本日の1月27日に放送されておりましたので、
僕もそれにインスピレーションを受けながら、
お話ししていきたいと思います。
みなさん、教育実習生を持ったことはありますか?
大体の方は、経験年数があればあるほど、
持ったれたという経験が多いのではないかと思いますし、
初任者の指導教官とかもやられている先生が多いのではないかと、
予想します。
僕、今勤務6年目なんですけれども、
国語科の教育実習生を持ったのは一度ですね。
それ以外の教育実習生、いわゆる学級にだけ入る多教科の、
例えば体育の先生とか、
そういったものはほぼ毎年持っている、
そんな状況でございます。
国語科の指導教育実習生を持ったのも去年ですかね。
去年の6月頃に最初で最後というか、
最後かわからないですけど、
持ったような形でした。
その時にいろいろ感じたこととか、
準備したことをお伝えしていこうかなと思います。
指導とフィードバックの重要性
その学生さんは、
教育学部ではなくて文学部の学生さんで、
当時の勤務校の卒業生でしたね。
本人も教員になりたくて、
今は集団塾の予備校で、
ごめんなさい、
当時は集団塾の予備校で授業を教えながら、
教員になりたくて、
当時は集団塾の予備校で授業を教えながら、
教育実習の免許を取って、
というような学生さんでした。
僕も初めて実習生を持つので、
より良い実習にしてもらいたいなと思って、
専用の冊子という本ではないんですけど、
10ページくらいの3週間の動きだったりとか、
今までどんなことを授業でやってきたのかだとか、
見通しだとか、
教育実習生がやるんですけど、
横並びとの関係で、
探検が始まる前には、
指導案を作っていたんですよ。
指導案を作っているけれども、
こんな感じだよ、みたいなものを提示しながら、
授業をできるように整えた形でした。
スケジューリングとか、
そこら辺のところは別にいいんですけど、
実は一番、自分の中で、
その冊子で大事だと思っているページは、
国語科の先生の時間割を1週間分一覧で出して、
授業見学のポイントではないですけど、
自分だったらこうやって授業見学をするよ、
みたいなページを載せていたんですよ。
それは具体的には、量的じゃなくて質的に、
生徒の手元だったりとか、
反応だったりとか、
見るといいよっていう見取りのところだとか、
あとは授業が始まる前に挨拶だとか、
当たり前ですよね。
授業が終わった後に、
フィードバックで感想を伝えるんですけど、
単純にすごかったですとかではなくて、
生徒の個人の学びをどう見取ったかっていうのを
ぜひ伝えてね、みたいな。
僕自身も、教育実習の時に授業参加をしていて、
どうしても授業が始まる前に、
どうしても授業は不安だったので、
授業者がどう立ち振る舞っているか、
みたいなところに、
趣旨、視点が行きがちだったんですけど、
実際に授業を見ていても、
僕の今の視点も変わってますし、
逆に授業を見学された時に、
生徒個人の学びを言ってもらえることの方が
すごく嬉しかったので、
ぜひそれをしてください、みたいなところで、
自習生の方には伝えました。
実際に3週間、実習生を担当させてもらって、
すごく自分の勉強にもなったんですよね。
何が楽しかったって、
実習生があれやこれや聞いてくるだけで、
先生、これって、みたいな。
ああ、それこうだね、とか、
一応、理論的には先行研究ではこう言われてるね、
みたいなことを、
毎回実習生の授業の後にフィードバックを
1時間ぐらいずっとしてたんですよ、毎回。
すごい量ですよね。
母って感じなんですけど。
で、その時にいろんな授業についての話が
やっぱりできたっていうのが、
僕はすごく新鮮だったなあと思って、
ほんと良かったですね。
大変でしたけど。
っていうような形でしたね。
実習生が質問して、
初任者の方とかが質問してきて、
自分の考えが明確になるっていうのがね、
よく言われるところですけれども、
それがなおさら意欲があると、
こちらもすごく刺激を受けて、
よかったなあということが今ね、
呼び起こされますね。
で、やっぱり実習って不安だと思うので、
やっぱり情報関係は与えていきたいなと思いますし、
あとここら辺は難しいところですけど、
教育実習生に授業を全部渡す、
経験を積んでほしいから渡すっていう
考え方もあるんですが、
僕、一クラスだけ、
複数クラスがあって、
信頼関係の構築と成長
特に現代分領域、
現代の国語でしたけど、
3クラス中の1クラスは自分がやって、
2クラス持ってもらったみたいな、
言語文化も丸っきり投げちゃったんですけど、
っていうことがあったんですよね。
全部渡す方とかも、
3週間短いので、
実践に経験してほしいっていう方の思いもありますけど、
自分としては、やっぱりね、
モデルじゃないけど、
こういう風に授業をするっていうものがあって、
それと相対化しながら
自分はこうするみたいな、
一種の参考例にしてもらえるといいかなと思っていて、
常にね、
一番最初にやるクラス、
3週間の中で、
一番最初にやるクラスを自分の方が担当して、
で、実習生もやったみたいな。
実際にはね、実習生と僕の授業も全然違くって、
それはそれでいいと思ってるんですけど、
どういう風に持っていくのかとか、
そういうことを一緒にやってました。
すごくそれはそれで良かったなと思うし、
自分が実習生の時にも、
そういう風に、
自分がやってる横でというか、
同じ科目でやられてる方、
で、しかもそれがね、
その時の担当の人だったら、
すごい嬉しかったんだろうなっていうことを、
今はね、実習生にやろうと思ってます。
で、実習生大変っていうところの、
なんていうの、ごめん。
受け入れの大変さで、
うーんっていう方もいますけど、
そこら辺はなんかね、
自分でやっていいのになーって思いますね。
あとは初任者指導とかもね、
ゆくゆくはやるのかなと思ってるんですけど、
そういう時にも学びたくさんあるので、
ね、
頑張りたいですよね。
お互いみたいな。
何が言いたいんだろうみたいな。
で、
なんか最近というか、
ちょうど今日なんですけど、
うちの勤務先にもね、
以前評価の話で出た、
あの、地力公民課の初任の方がいるんですけど、
先週の金曜日かな、
ぐらいに、
先生、月曜日の4時間目空いてますか?
みたいな。
ああ、空いてるよーみたいな。
どうしたのーって言ったら、
あの、どこどこのクラスで授業やるんで、
見に来てもらえませんか?みたいな。
うちの自治体とかはね、
研修で授業見学しなきゃいけないので、
ああ、その時間数が足りてないの?
みたいな聞いたら、
いや、そこは大丈夫でーみたいな。
ただ、活動的な授業をするんで、
見てほしくてって、
その、あの、初任者の方が
言ってきてくれたんですよね。
なんかそれ、すごく実は嬉しくて、
え?みたいな。
まあ、結構メモでも話して、
いろいろね、授業のこととか言うんですけど、
なんかそういうふうに、
自分がちょっと不安だったみたいで、
授業指導教科じゃない、
多教科の僕に、
そう、声をかけてくれるっていうのが、
おおおお、なんか、
こっちが思ってる以上に信頼関係というか、
大切に思ってくれてるのかな、
みたいなことを思って、
今日の4時間目、すごく楽しみです。
まあ、歴史総合で、
まあその、初任者の方はね、
いろいろチャレンジングな、
あの、一方でこう、批判もらうような、
授業の展開の仕方をするんですけど、
単純に生徒の学びっていう目線で、
今日いろいろね、見ていきたいな、
と思ってます。
ということで、
なんか話がざっとんなっちゃいましたが、
いつも言ってますね、話がざっとんなっちゃいましたが、
あの、初任者とか、
お伝えする時にね、
大切にしていることを、
今日はお話しさせていただきました。
まだまだ経験年数が浅いので、
初任者とかね、
実習生以上に学んで、
先をね、走っていきたいな、
と思っていますので、
また皆さんのお考えとかも、
聞かせていただいて、
インスピレーションいただけたら幸いです。
ということで、リスナーの皆様、
改め、馬の輪の皆様、
いつもありがとうございます。
今後の放送もお楽しみに。