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第31回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に授業や教育について
考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
前回、第30回のところで、漁夫ノリのところを話したかなと思います。
今回、第31回は、ちょっとしばらくテーマで、
教材研究じゃないけど、こんなことを意識しながら授業してますっていうのを
教材を挙げながらね、お話ししていこうかなと思います。
以前、絵仏師良秀の比較読みか何かの話をしたかなと思うんですが、
今回はね、古文の入門期教材、高校古文の入門期教材について
お話をしていこうと思います。
僕、専門家説話の中でも、宇治周囲物語というものなんですけれども、
宇治周囲物語はね、多くは入門期に扱われて、
四号の空根、絵仏師良秀、蛇師貞明とかがパッと思いつくかなと思います。
前の学習指導料のね、古典Aとか古典Bとか、
国語相互の教科書を見てみると、結構いろいろ他にも再録はされていて、
小野高村のものだったりとか、あとは清水か、
二千土前里の話があったりだとかっていう風に、
結構いろんなものが再録されているんですよ。
ただ扱われ方としては、宇治周囲物語だからっていうような扱われ方っていうよりも、
説話だからっていう、序字的で、庶民に話題があったりとか、
スポットが当たって、当時の風俗も分かって、
みたいな、っていうようなところでしか扱われていないのが、
今のところは現状になっています。
それを高栄しようと、
稲美さんとか、稲美慎吾さんかな、
とかが古典教育と文学教育を掲載する、
ごめんなさい、書籍名ちょっと違うかもしれないですが、
っていう本があったりとか、他にもいろんな方が宇治と国語をつなぐっていう書籍を、
ここ近年だと出されている感じです。
よく扱われるのは、地語の空音が一番最初の古文で扱われることが多いんですけど、
皆さんってあれどう思っていますか?
っていうのも、だいたい学習の手引きとかを見てみると、
音読するとか、歴史的可能使いのところに焦点があったり、
その後は少年の心情の変化だとか、
あと僧たちが笑った理由とかっていうところに最後着眼されていって、
教材的には扱われが閉じていくと思うんです。
でも、この宇治新物語って、
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いろんな回収ができる節話集という風に文学的には言われていまして、
例えばなんで地語に対して僧たちが笑ったのかっていうのも、
ちょっと曖昧な感じで書かれているし、
っていう風に勝ちづけ、だいたい節話集とかは、
最後に教訓とか和松評語とかって言ったりしますけど、
書き手というか語り手が、
その話を勝ちづけて一義的に解釈させるように展開していくのが多いんです。
ただ、宇治はそうじゃないので、
ってなったときに、
あれって、まず古文が読めない学習者に対して、
あ、ごめんなさい、古文の原文で読めない学習者に対して、
現代語訳とかも、
そこの解釈がずれるっていうことを、
授業中には扱えるしあれなんですけど、
本当にそこまで楽しめてるのかなっていう。
だからそれは、高校で学習するイメージ、
古文の学習のイメージをだいたいは、
地語の空音でまず最初に形成するかと思うんですが、
なんでこれを読んでいるのかっていうと、
で、僕自身も実際には地語の空音、
使ったの一回だけで、
それ以降はもう地語の空音じゃなくて、
いきなり江戸史料集とかから始めて、
歴史的かなづかいとかもいろいろ確認していくようにしているんですけど、
江戸史料集に、
地語の空音を使って、
それを読んでいるときに、
それを読んでいるときに、
まず一つは、なかなか衝撃的な話の内容っていうのが、
まず一つ僕が、
江戸史料集を一番最初に据えている理由です。
衝撃的なっていうのも、
中学校の教材とか文章で、
なかなかこう、
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なかなかこう、
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