1. 高校国語について話すラジオ
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2024-08-22 08:40

10.夏期講習の準備 古典編

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社内での録音で聞こえにくいかもしれません。夏期講習の準備で行ったことを簡単に話してます。古典編です。

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第10回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や、研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、
いろんな先生に、授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
皆さん、こんにちは。パーソナリティを務めますなんばむっとです。よろしくお願いします。
前回のところまでです。
前回は、国語科の科目ってこんなこと知ってますよ、みたいなことを、
ちょっと浅い知識だったんですけど、お話しさせていただきました。
第10回のところはですね、
最近準備していること、特に夏期講習とか、
学校再開する際の学習指導とかを準備しているので、
そのあたりについてお話していけたらなと思っています。
実は今日ですね、車検に出してきて、
11時前ぐらいに出したら、完成が2時頃ですって言われて、
3時間どうしようと思って、近くの夢庵ですね、行ったんですけど、
すごい感動しました。何に感動したっていうか、
スカイラー系のファミレス僕好きなんですけど、
今日行った夢庵は、一段上がって履物を脱いで入る夢庵だったんですね。
そういう夢庵あるんだってところにも、ちょっと驚きで、
ワクワクしながらやってました。
あと昔のカラオケとかである、シャーベット状の飲み物なんですか、
レバーを引いて出すようなやつがメロンとオレンジがあって、
すごい童心に帰ったような気持ちでした。
話が逸れてしまったんですけれども、
もう8月の末ぐらいから学校の方が再開して、
最初は特別な時間割りの中で授業をやっていきます。
松橋市の最後に、夏季講習みたいな位置づけで一つ講義をするんですけど、
うちの夏季講習は希望したら誰でもできるもので、
教員側も生徒側もですね。
科目の中でどんなことが必要かとかっていうことを話しながら、
一応教員側は実施する内容を決めるみたいなものなんですが、
完全に入試対策だったら、大学入試対策だったら何でもいいよっていう話があったので、
じゃあせっかくだったら自分の好きなものということで、
今回は師大とかの入試演習で、僕結構専門が節話なので、
自分の知見も生かしながら入試対策の方をやっていくっていうのが、
27日最終日ですね、夏休みの最終日にやることです。
普段僕今の勤務先だと、現代文の大学の入試演習しかまだ持ったことがなくて、
古典もやったことないし、あとはレギュラー科目と言われる、
いわゆる必修の科目とかも実は持っていない状況なんですが、
久々に古典についてできる、しかも節話で自分が好きなものを引っ張りながらやれるということで、
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ちょっとワクワクをしています。
その準備を昨日、あとは学校再開した時の準備を、
今日と少しレストランというかね、ファミレスでやっていたんですけれども、
まず今日は古典の方から話そうかなと思うんですが、
実際に生徒たちに節話をやるよっていうのは知っていて、
参加者も2、30人ぐらいの規模感なんですが、
明治書院の問題データベースっていう大学入試の問題文と、
簡単な回答が引っ張ってこれるデータベースを個人的にも購入をしていて、
古典の方は2011年から2022年までが一応閲覧できるような形になっています。
実際にその問題データベース上で節話関係の入試がどれぐらい出たかって調べたんですけど、
実話文学の節話集数ある中でも一番出題数が多かったのが、
33点で宇治周囲物語がダントツの1位だったかなと思います。
次点では29ぐらいで実禁書の話が取られておりました。
その後はだいたい20前半ぐらいで古本節話集、
あとは古今著文集だとかそういったところが並んでいたかなと思います。
その中でも今回は宇治周囲物語と実禁書の節話を実際に出題数も多いので、
引っ張りながら問題演習をしていこうかなと思います。
いくつか宇治周囲と実禁書の節話を実際に見てみて、
どういうところが問われているかなと確認したんですけど、
やはり実禁書とかいわゆるちゃんと後ろに教訓がついているような節話は、
ほとんどの場合必ず教訓のところには防線が引っ張られてあって、
どういう内容だったかとか、訳しなさいという問題が多かったなというところです。
一方で宇治周囲物語の方は、宇治周囲物語は教訓が少ない節話集だという、
仏教職が弱いと言われているんですけど、
実際にニュースで出てくる節話もそういう教訓めいたものが少なくて、
節話なんだけれども単純に短編の物語みたいな、
そういうような問題がほとんどだったかなと思います。
なのでどちらかというと宇治周囲物語の方は節話なんだけども、
内容理解に重きが置かれるようなもの。
あとは前半と、実禁書だったな、それぐらいですかね。
あとはやっぱり一見ファンタジーではないですけど、
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え?って思うような話だとかっていうのが結構出てたかなと思います。
あとは宇治周囲の方だと、実禁書もそうですけど、
そういう序字的な出来事とかが感情抜きに語られているようなところだったので、
そういうような因果関係が聞かれていたりだとか、
そんなような形だったかなと思います。
節話なんですけど、やっぱり違和感を通しているものを取っているものも、
宇治周囲実禁書に限らず結構あったかなというところで、
やっぱり短編で区切られていて、問題としても出題しやすい、
リード文がなくても出題しやすいっていうところだとか、
やっぱりその最後の教訓とかの勝ちづけが置かれているところがあるので、
そこがやっぱり問いやすかったりだとか、
っていうふうなところとかで結構出題されているのかなと思います。
やっぱりマーチとかのところだと多かったですね。
その中でも学部学科の数が違うのでなんとも言えないですけど、
やっぱり和作画が圧倒的に出題数も多かったかなっていうような印象です。
実際に学部とか問わずだと問題データベースだと14件ぐらいあったかなっていうような感じだったので、
そこでも生徒に提示しながらどういうふうに読んでいくっていう話と、
あとやっぱり宇治周囲物語とそれ以外の説話だと、
根本的に教訓っていう色がやっぱり弱いっていうところとか違いがありますので、
そういったところも生徒に言及しながら、
特に根拠っていうもの、序文をいくつか示しながら、
説話ってなかなか馴染みがないような文章ジャンルかなと思うんですけど、
生徒の方に少し気づきというか落とし込んでいけたらいいかなと思ってます。
というのが古典の話でございました。
このまま連続で現代文の話の方を話したいところなんですけど、
ちょっと今尺的にも長くなってしまいましたので、
次回のところでお話ししたいと思います。
本日車の中からでしたが、聞き苦しくなかったでしょうか。
次回は現代文で夏休み明けの授業で準備していることについてお話しできたらなと思っています。
リスナー改め、生徒の皆様ありがとうございました。
また次回の放送をお楽しみにしていてください。
何かコメントとかあったら是非是非いただけたり、
スパーいただけると励みになりますのでよろしくお願いします。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
ナンバーでした。
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