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2024-08-16 09:56

8.日本国語教育学会 大学部会シンポジウム

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生成AIに関して、脳科学の立場、教育学の立場、実践の立場から話がありました。勉強になりましたが、議論にはならなかったのが残念です。歩み寄りとは、、、、。

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第8回、高校国語について話すラジオの次元となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを詰めますなんばむっとです。よろしくお願いします。
前回は第7回ですかね。
自分の教育観について少し話をさせていただきました。
本日第8回は、日本国語教育学会の大学部会シンポジウムのところで聞いた話から皆さんに少しお話できればいいかなと思います。
本題に入る前になんですけど、最近笑ってこらえてか何かで、新人アナウンサーが先輩アナウンサーから
指導をいただくっていうような内容のものがあったんですけど、一つ一つの言葉がつぶだってないっていうような表現を先輩アナウンサーが
新人アナウンサーに指導していた場面があったんですね。 僕も毎回自分のポッドキャストで音声チェックで1回は聞いてはいるんですけど、
なんかやっぱり僕ネチャネチャ喋るっていうか、うまく舌が操れてないんだと思うんですけど、
あんま聞きやすくない声だなぁと思ってすごくいます。
そういう意味でイカ先生の声とかすごく好きで、なんかああいう声で生まれたかったなって思うんですけど、
何もねえだりしても仕方ないので、こうポッドキャストを繰り返していく上で、自分の言葉が少しでもつぶだって言ったらいいかなと思いながらやっていきたいと思います。
すいません、長々と喋ってしまいました。大学部会のところでは特に生成AI、東大の坂井先生、坂井教授は合成AIだというふうにおっしゃっていましたが、
生成AIに関わるいろんな基調提案というかがありました。
今回は東大の坂井先生にちょっと触れていきたいんですが、坂井先生は基本的には合成AI、生成AIは反対派でいまして、
坂井先生は確か言語というか、農科学側の人間だったかなと方だったかなと思います。
合成AIに頼ると、書く力だけではなくて文章を構築する力まで落ち込んでしまう、衰えてしまうというふうに話していました。
いろんな話もあったんですけど、基調提案があった後にお茶の水の付属の渡辺先生という原職の先生がいらっしゃるんですけれども、
AIとかに関するリテラシーという話になりまして、どんなような能力がリテラシーとして考えられるかということを坂井先生におっしゃったんですね。
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ちょっと語弊があったら申し訳ないんですが、その操る能力っていうのは結局は生成AI、合成AIを使わないっていうスキルが必要だっていうふうにおっしゃっていて、
そもそも使ったら能力が低下するから使うべきものではないっていうのが坂井先生の質疑の中での主張でした。
坂井先生の話の内容はすごく興味深くて、ああなるほどね、こういうふうなことがいいんだなとか、そういう権制があるよなっていうことはすごく感じたんですけれども、
一種では議論にそこまでならなかったというか、今回やっぱり完全に否定ではないんですけれども、使えるのはまずいだろうっていうような問題意識だったので、
あまり渡辺先生や他の多い先生等も含めてうまく議論にならなかったのがちょっと惜しかったなって思うんですが、
やっぱり何よりも新しいテクノロジー関係が来たときに、すぐ使ってみようって、僕もすぐ使っちゃう立場なんですけど、
それが教室空間に落とすときにはどんなふうなものなのかっていうにやっぱり慎重になる必要がある、そんなような学びを僕はしました。
やっぱり便利にもなるし、それが目新しいもので、学習者の同期付けっていう面ではすごく価値があるものだと思うんですけど、
やっぱりそれを紹介することによって、その学習者がそこに依存してしまうっていう関係性は良くないなと、
ただだからといって、教育とか教室空間からそれを遠ざけてしまうと、結局はパソコンとかと同じになってしまって、
学校では使ってないのに家だと使ってますっていう、そういう生徒たちは多分学校では使えなくて嘆いて、
結局裏ではやっぱりそれを使ってるっていう環境になってしまうとあまり良くないかなと思うので、
そういうのを慎重に吟味しながら、その生成から逃げるのではなくて、正面からぶつかっていくっていうことも高校生には必要なのかなと、今のところ自分では思っています。
ただどういうふうに使ったらいいのかとか、多分これはリテラシー的にというか、デジタルシティズンシップとかの文脈も多分非常に重要になるので、
すぐには答えが出せそうにはないんですけど、どんどんどんどんAI関係が進化していくので、
特に自分はうまく使いながらというか、ずっと使い続けて、いつでも何かの時には教室に落としていけるといいかなと思っています。
個人的にまだ学習者に使わせる前に自分で使うところというところで、
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後期の方も大学の入試演習系が結構多いので、一回その読む文章とか解説とかを読み込ませながら、
解説の叩き台とかをAIにも作ってもらって、自分も作ってみてどうなのかということもちょっとやってみようかなと思います。
最初から頼るのは良くないかなと思うので、まずは自分の頭で考えて、
AIにも作ってもらって、それとうまく参考にしながらというか、それが正しいものという目で見るのではなくて、
自分の解説をより良くするために使える情報とかがあれば吟味して盛り込んでいこうかなというのが現在の考えです。
やっぱりどうしても僕も今回の、僕結構Apple信者でAppleのアイテムとかどんどん新しいソフトウェアとか使う方なんですけど、
やっぱり最初生成AIが出てきた時はさすがにちょっとビビりましたというか、
なんだこの得体の知れないものっていう感覚はやっぱり当時はありました。
やっぱりそれは僕がやっぱり生成AIに抱いた感情と、ベテランの先生がPCとかGoogle Classroomとかワークスペース関係に抱いた感情と近いんだろうなと思って、
そういう意味で生成AIの登場で不安になった自分というものに出会えたのもすごい価値があることだったなと思います。
いろいろ言ってしまったんですけれども、やっぱり意欲的な実践をされている方、生成AI関係でたくさんいらっしゃいますので、
そのようなのも参考にしながら、自分の教室空間にどう持ち込むと学習者の知的な学びを促していけるのかということをちょっと考えていこうかなという次第です。
生成AI関係のところでは、この坂井先生を含めた十数名の先生の論考集みたいなものが今度出るようなので、ちょっとそれを見ながら知識を深めていきたいかなと思います。
僕が結構、国語だと有名なカイリエコ先生に、僕が院生の時代なので6年前ぐらいですかね、授業見学を赤坂中学校にしに行った時があって、
その時にカイリエコ先生がおっしゃっていた言葉がすごい印象に残っているので紹介させていただきます。
言葉そのままじゃなくて、言訳になっているんですけど、自分がやりたいことがある時に周りからいろいろ言われることがあると思うんですが、そのための理論武装なのよっていうふうにおっしゃっていて、
カイ先生はやりたいことが自分の中にあって、それを周りからこう尋ねられたりとか問われた時に、ちゃんと説明できる言葉を持っておくのが大事だよっていうような意味でおっしゃっていました。
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今回も生成AIを実際に教室空間に使う時に、日常生活で使っているからとかだけではなくて、そういうようないろんな専門家の知識を自分の中に蓄えた上で使えるような人間になりたいなと思っているので、
ちょっとその論考集を読んでからかなと思います。それをまた読んで、実践の中で効果的に使えそうだったら使っていこう、そんな感じでやっていきたいと思います。
ちょっと今回ダラダラと喋ってしまったんですが、今回は日国の大学部会シンポジウムの生成AIに関するあれこれでございました。
マナーの皆さん、いつもありがとうございます。もう少しで第10回行くので、とりあえず第10回まではこんな感じでかけていきたいと思います。
では次回の放送もお楽しみに。どうもありがとうございました。
ナンバーでした。
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コメント

生成AIについてはわたしも使ったほうがいい派ですね。確かにこの辺については以前親御さん対象にインタビューした時も同じような議論が分かれているって言う話を聞きました。 ただ現状事例があまりにも少ないよなと言う感覚はあります。もちろんAIモデルがどんどん進化していくので参考資料がせっかくあってもいまいち参考にならないという問題はあるんですが、だからといってAIとの対峙の仕方が大幅に変わるかというとそうでもないので、まずは事例を探してみることや、自ら発信してみることが大事かなと思います。 例えばわたしは時々配信でも触れているのですが、常々、AIの使用ログをなるべく残しています。そういうような事例がもっと増えるといいのかなあと。 https://takamichie.notion.site/67c7609855084fd186f9e059ab70f327?v=12aa62c17a4640b0b4e087eea283d7ab&pvs=4

ちなみに、冒頭でお話しされていた話し方についてですが、個人的には気になりません。非常に明瞭にお話しされてるなと思います。 もし気になるようであれば、口を若干オーバーに感じる位大きく開いて話すと良いかもしれません。自分も人の名前など発音しづらい名前を言うときはなるべく口を大きく開けてしゃべるようにしています。

なんばむっと。
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