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内科医たけおの、心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニック から申します。
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ということで、今日はですね、久々にちょっと何話そうかなと思ってたんですけれども、
先日の外来でですね、「漢方薬って副作用ないですよね?」みたいなことを言ってたんで、
いやいや、そんなことはないやと思って、ちょっといろいろ話をしたんですけれども、
結構ね、やっぱり漢方薬、副作用ないと思われている方、意外と多いんじゃないかなという気がしたので、
改めて、漢方薬の副作用について、ちょっとまとめて10分程度でお話したいなというふうに思います。
これ、医療者でもね、意外と知らない方も多くて、
あとは、結構ね、漢方を使う先生でね、
漢方薬は副作用ないから安全ですみたいな感じで言う方いらっしゃるんですけれども、
いやいや、我々、もう漢方薬の副作用はね、
もうむちゃくちゃ痛くて、
いっぱい見てますねっていうのはあるんで、
改めて、ちょっと漢方薬の副作用を説明したいなというふうに思いますし、
あとはですね、漢方薬で、よくある副作用で、自覚症状があるものですね、
よくあるのが、動悸とかですね、汗かいたりとかですね、
こういうの、魔王っていう成分が入っている、
魔王とって、インフルエンザとかにも使ったりしますけれども、
この魔王成分が入っていると、
そういうエフェドリンっていう成分によって、
要は交感神経のいろんな症状ですね、
そういうのが出てきたりする場合もありますし、
あとは、消化器症状ですね、
下痢とか食欲不振とかですね、
こういうのが起こってくる漢方薬、
特に巨匠の方に実証の薬を使うと起こりやすい、
あと、大王っていう成分が含まれているものですね、
これ、勘解作用、便を出す作用があるので、
そういうので、下痢しやすかったりする方とかいらっしゃるんですけれども、
こういう、自覚症状があるものは、
比較的これ飲んだら、なんか変な感じするんですっていうことで、
患者さん側からも言うと、
言ってもらえたりするので、
発見しやすいんですけれども、
今日は、ちょっと自覚症状が比較的見られにくい、
まあ、ないわけではないんですけれども、
乏しい漢方薬の副作用ということで、
3つご紹介していきたいと思います。
まず1つ目はですね、
これも非常にあるあるというか、
腎臓内科医としてはね、
もう、むちゃくちゃいっぱい見たい、
来たんですけれども、
ギアルドステロン症っていう病気ですね、
これ、だから漢方によって、
病気が引き起こされるっていうことはね、
ちょいちょいあります。
で、このギアルドステロン症は、
どういう症状が出るかっていうと、
1つは、血圧が高くなるですね、
高血圧、
二次性の高血圧っていうふうに言いますけれども、
いうものとか、
あとは、カリウムですね、
この血液中のカリウムがね、
非常に少なくなることによって、
脱力が起きたりとかですね、
いうのの原因になったりするっていう、
もので、
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これね、なぜ腎臓内科医を診るかというと、
その低カリウム結晶でね、
紹介になる方のね、
まあ、どれぐらいかな、
半分ぐらいはね、
この漢方薬によるギアルドステロン症っていう、
そんな感じなんですよね。
なので、
要注意っていう感じです。
で、これギアルドステロン症のですね、
原因はね、もう明らかに分かっていて、
肝臓、
あ、肝臓?
肝臓、肝臓のはずですけれども、
肝臓っていう成分がね、
含まれてるものは、
なりやすいっていうのは、
これもう、
あの、明らかなんですよね。
なので、
まあ、あの、
漢方薬を飲んでる方の中でですね、
肝臓が入っている方、
で、特に肝臓のね、
成分が多い、
漢方薬、
まあ、一番多いのはね、
この灼薬・肝臓糖っていって、
足のつり・痙攣とかに対してね、
処方されやすいお薬の代表例ですけれども、
この灼薬・肝臓糖っていうのは、
灼薬と肝臓っていう、
2つの消薬からなる、
漢方薬で、
非常にね、
肝臓の成分がね、
多いんですよね。
だから、これをね、
まあ、1日3回とか飲み続けると、
まあ、血圧は高くなるし、
カリウムは低くなるし、
みたいなのは、結構ね、
起こってきたりします。
はい。なので、
まあ、治療法としてはね、
まあ、漢方、
その漢方薬をね、
やめるっていう、
そんだけなんですけれども、
でも、意外とね、
こう、自覚症状なく、
血圧が高くなっていたりとか、
っていうこともあったりするので、
まあ、要注意っていう、
そんな感じですね。はい。
で、
あ、あと、そう、
漢方薬の中にね、
肝臓を含んでる漢方薬ってね、
実は半分ぐらいあるんですね。
半分以上あるかな。はい。
なので、知らず知らずのうちにね、
こう、
肝臓を飲んでしまってたりとかですね、
あとは、
漢方薬をね、
2種類、3種類飲まれる方とか、
いらっしゃるんですけれども、
その場合はね、
あの、当然、
合わさわざで、
肝臓の量が多くなってきたりするんで、
まあ、これも要注意っていう、
そんな感じですね。はい。
で、1個目です。
で、2つ目ですね。
2つ目は、
えーと、
換気の障害ですね。
はい。
えーと、
これ、あの、
あ、ていうか、
このチャプターに、
あの、つむらさんの、
つむら医療用漢方製剤副作用一覧っていうのを、
ちょっと載せてますけども、
そこにもね、
えーと、
3番目かな。
換気の障害横断っていう風に書いてありますけれども、
これもね、
しばしば経験しますね。
で、
まあ、これは、
あの、
まあ、
うん、
まあ、本当にね、
自覚症状乏しく、
うー、
なんか、
すごい肝障害が起こってきた場合ですね、
まあ、
その辺はね、
注意するしかないんですけれども、
なんかね、
サプリとか、
あー、
お薬使ってないですか、
っていう風に聞くと、
いや、
実は漢方薬局で、
漢方処方してもらってました、
みたいなことはね、
ちょいちょいありますね。
はい。
っていうので、
えー、
換気の障害要注意。
で、
まあ、
あの、
軽いものだったらね、
本当に自覚症状ないんですけれども、
重くなってくると、
この横断っていって、
まあ、
皮膚とかね、
目が黄色くなるっていうような症状、
まあ、
これはね、
まあ、
こういう風に思います。
はい。
っていうのが2つ目ですね。
はい。
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で、
3つ目ですね。
3つ目は、
えー、
間室性肺炎といって、
まあ、
これ、
まあ、
昨日ね、
ちょっと呼吸器の先生をお招きした、
YouTubeライブの中でもお話、
ちらっとだけ出てきましたけれども、
あの、
ちょっと特殊な肺炎なんですね。
まあ、
普通、
肺炎っていうと、
あの、
まあ、
コロナの肺炎とかもそうですし、
誤炎性肺炎とかもそうなんですけれども、
その、
空気の通り道の方から入っていく、
肺炎、
ですね。
まあ、
この肺胞っていう、
その、
空気を入れ替えするところがあるんですけど、
ブドウの房みたいなところですね。
はい。
ブドウの、
あ、
ブドウの房じゃない。
ブドウの房の、
その、
ブドウの、
何、
果肉の部分ですね。
はい。
ここを肺胞っていうんですけども、
そこに炎症が起きてくるのが、
まあ、
普通の、
まあ、
通常の肺炎なんですけれども、
この間室性肺炎っていうのは、
その、
ブドウの、
皮の部分ですね。
肺炎という風に言って、
これもね、
あの、
自覚症状乏しいんですけれども、
まあ、
ちょいちょい、
お見かけする副作用っていう、
ものになります。
で、
まあ、
以前はですね、
その、
慢性肺炎の治療が、
ちゃんとなかった、
ちゃんとなかったっていうか、
あの、
なかった時代に、
えーと、
硝細孤島っていう漢方薬をですね、
まあ、
結構使われてた時代があって、
まあ、
今使うことはほとんどないですけれども、
はい。
で、
まあ、
この硝細孤島による感性肺炎っていうのは、
まあ、
かなりトピックに上がりましたけれども、
あの、
まあ、
それ以外のね、
えー、
漢方薬でも、
この感性肺炎が起こってきたりすることも、
あります。
で、
私自身もね、
まあ、
苦い経験というか、
あの、
緩和治療の中の一環でね、
漢方薬を出してた時があって、
まあ、
というか、
まあ、
実際、
結構使ってるんですけれども、
その中でも、
あの、
とある患者さんでね、
もう、
なんか最近、
息切れ、
土石がするんです、
みたいな感じで言われて、
えー、
音、
音おかしいんですよね。
で、
まあ、
レントゲンだったら、
もう、
はい、
まあ、
白みたいな感じになったことも、
あったりしたので、
まあ、
これはね、
ちょっと、
あの、
自覚症状としてはね、
えー、
初期には、
非常にね、
出にくいんですけれども、
ただ、
ちょっと注意が必要な副作用っていう、
そんな感じです。
はい。
っていうので、
感性肺炎ですね。
はい。
という感じで、
まあ、
漢方薬もね、
決してね、
あの、
どんなお薬でもそうですけれども、
副作用ないっていうことは、
決してありえないんで、
やっぱり、
脱水、
医者は注意しないといけないな、
というふうに、
思いますし、
あとは、
あと、
飲む方もですね、
やっぱり、
漢方薬にも、
まあ、
一定副作用があるというのはね、
えー、
知って、
使っていただけたらな、
というふうに思って、
ご紹介させていただきました。
はい。
ということで、
今日も、
幸せな一日にしてありますように、
お会いいただき、
カイノタケでした。
興味津々。