内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまちわるちょっとへくげたす小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
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ということで、今週はですね、10月が臓器移植推進月間、ちょっとなんか違いますね。
っていうこともありまして、今週は臓器移植に関してお話していこうと思うんですけれども、
昨日の医師国家試験クイズに続いてですね、今日は、
広域社団法人日本臓器移植ネットワークが出ているですね、この命の贈り物、よく知って、よく考えよう臓器移植っていうやつをですね、
一緒に読み解いていけたらなというふうに思います。
というのは、私自身ですね、別に臓器移植全然専門ではなくて、
以前行った施設でですね、脳死移植が2件ぐらい確かあったと思うんですけれども、
脳死の受け渡す方ですね、臓器を摘出する方が前の施設であったぐらいで、
あとは、人移植に関してはですね、関わってはいますけど、特に今日取り扱う脳死移植に関してはね、
ほとんど素人同然なんで、ちょっとこの資料をもとにですね、一緒に勉強していけたらいいかなというふうに思います。
はい、ということでPDFの2ページ目に行きたいと思いますけれども、
ページ数でいくと1ページ目ですかね、臓器移植と臓器提供とはっていうところから行きたいと思いますけれども、
臓器移植ですね、は病気や事故によって臓器の機能が低下し、
移植でしか治らない人に他の他人の臓器を移植し健康を回復する医療ですということで、
健康な人から整体移植と亡くなった方からの提供による移植がありますということで、
これあの人移植とかでいつも私お話してますけれども、人移植でも整体人移植と健人移植っていうのがありますね。
で、あとは亡くなった方からの臓器提供ですね、
では、脳死化の提供と心臓が停止した死後の移植があり提供できる臓器が異なりますということで、これ後から出てきますね、はい、という感じです。
で、えーと、まあ脳死ってね、まあ私がね、あれいつぐらいだったかな、中学生ぐらいでしたっけ、中学生か小学生ぐらいか、
あのかなり若い時にその、脳死は人の死か、みたいな議論がね結構盛り上がりましたけれども、
この心臓の死と脳死とあと植物状態の違いっていうのはその下に書いてありますよね、はい。
で、えーと、脳死はですね、まあ当然ですけど頭のその脳は死んでるんですけれども、でも心臓はまだ動いている状態っていうそんな状態で、
でも、まあそれを人の死とするということになっていて、で、その状態で臓器を提供することは今可能になっているという、
あ、1997年ですね、はい、に10月16日に臓器移植法が施行されているということで、
あ、で、これでその10月が、あの、臓器食、なんだ、推進月間、なんかちょっと違いますね、普及推進月間かな、はい、ということになっているみたいですね、はい、
ということです、はい、で、あ、そう、脳、そう、脳死で臓器を提供する場合に限って脳死を人の死とするっていうことみたいですね、はい、
ということで、で、先ほど言ったようにですね、この心停止後と脳死化の提供できる臓器は異なりますということで、
脳死化は心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球っていうのができるんですけれども、
心停止後にできるのはそのうち、腎臓、膵臓、眼球だけっていうことになっているという、そんな感じですね、はい、
で、右側行っていただいて、2ページ目っていうやつですね、移植を必要としている人はどのぐらいいるのっていうことで、これがですね、
今日はここだけ覚えていただけたらいいかなというふうにも思うんですけれども、正直ね、非常に少ないんですよね、
JOTっていうこの、その移植を待機するところに登録されている各臓器の移植希望登録者数と待機期間と主な病気っていうことで、
肺、肝臓、腎臓、心臓、膵臓、小腸に関して書いてありますけれども、
どれもほぼ年単位、小腸だけ唯一約10ヶ月っていうことになってますけれども、それ以外は全部年単位で、
特にね、腎臓に関してはですね、腎臓はね、もともと希望されている方が多いっていうのもあるんですけれども、
腎臓は14年9ヶ月っていうことで、
まあほとんどね、当たらないっていう検知移植はですね、いうのが我々の中では有名な話ですね、
いう感じで、なので、これトータルすると移植希望者年間に、
移植希望者は1万6千人いるんですけれども、そのうち移植を受けられる方っていうのは年間600人だけっていうことで、
非常に少ないということになっております。
で、その次ですね、その次が3ページ目、4ページ目が臓器提供の流れっていうことになってますけれども、
これね、臓器提供というか、脳死に関する臓器提供の流れっていうことなんですけれども、
まあこういった流れになっているっていう感じですね。
病院に入院してから臓器移植コーディネーターの方が説明し、で、ご家族さんに意思決定を確認し、で、
脳死判定が行われるっていうことですね。で、まあこの脳死判定はですね、非常に厳格でやらないといけないので、
2回必ずやるということになっていて、で、臓器移植ネットワークの方でその移植を受ける患者さんの選択が行われて、
まあこれちょっとね、新移植に関してはっていうニュースがあったので、またあさってかな、お話したいと思いますけれども、
行われて、で、実際に臓器の摘出、あとは体への、
あ、違う違う、で、摘出がされて、で、その摘出されたお体の方は、
家族の元に戻るっていうような、そんな形になってますね。はい。
で、家族の話とか、あと臓器移植を受けた人の話っていうのは下に書いてあるので、ぜひご覧いただけたらと思いますけれども、
あとはね、これ、臓器移植ネットワークですね、日本臓器移植ネットワークのホームページにね、いろんな手記が出てましたので、
これでぜひとも、このサンクストランスプラントかな、はい、っていうものがありましたので、ぜひご覧いただけたらなというふうに思いました。
はい。で、今考えてほしいことっていうことで、このサブタイトルがよく知ってよく考えるようになってるんですけれども、
必ずしもね、臓器、提供してくださいっていうものではないっていうのはね、これ結構ね、いろんなところで言われていて、
その意思表示をするっていうことですね。まあ、受けたい、受けたくない、提供したい、提供したくないっていうようなのは、
権利なんで、それを表明しておくっていうことが非常に重要ということで、で、その下に意思表示の流れっていうのが書いてありますけれども、
まあ、いろんなもので意思表示できますよっていうことですね。
ちょっとこれ、健康保険証はね、もう12月になくなると言いますけれども、実質的に。
でも、運転免許証の裏とかですね、マイナーカードとか、あと臓器提供意思表示カードっていうのも別にあったりしますので、
まあ、そういういろんなところで意思表示することが可能になっています。
で、先ほど言ったように、1から4までのステップがあって、
例えば臓器、何の提供したくない臓器があれば、それを提供しないっていうような意思もできるっていうことですね。
はい、ということになっています。
はい、で、最後、よくある質問ということで、全部で1から5になってますけれども、
まずですね、この臓器提供は誰でもできますか、どこでもできますかっていうことで、
これね、臓器の提供の意思表示に関してはですね、年齢の上限もありませんし、
あと臓器提供に関してはですね、これ、僕もね、これ知らなかったんですけれども、
0歳から70歳代までされてるんですよね。
で、先ほど言った、その臓器の提供、意思の意思表示は15歳以上らしいんですけれども、
でも、お子さんとか赤ちゃんの脳死の方からの臓器提供も実際行われていて、
まあこれ、ご家族さんが代託してるっていうことなんでしょうけれども、
はい、ということになっております。
はい、で、費用負担や謝礼は一切ありませんということですね。
で、あとは臓器提供のされる側ですね、移植でどこまで健康な状態に戻るのっていうことで、
個人差はありますが、移植後は免疫抑制剤などを服用し、
急絶反応や感染症に注意すれば、
多くは健康な人とほぼ変わらない生活を送ることができますっていうことになってますね。
はい、これはね、私自身も人植後の患者さんね、結構見てきてますけれども、
これは、あのやっぱり透析医療とは違うような生活になるっていうのは、