内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
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ということで、今週はですね、臓器移植月間にちなんで、
違う、臓器移植普及推進月間でしたっけな、ちょっと名称が長くて覚えられないんですけれども、
にちなんで臓器移植の話題をお伝えしておりますけれども、
3日目の今日はですね、厚労省が出している、この臓器移植の実施状況等に関する報告書っていうやつですね、
これを一緒に読み解いていきたいと思います。
ちなみにですね、今日取り上げるのは、令和5年の6月8日に出たやつなんですけれども、
これ実は令和6年、今年も出ていることを見つけたんですけれども、
ただ今年のやつは、すごい2ページか3ページぐらいしかなくって、すごいシンプルになっていて、
むしろ去年のやつのほうは結構いろいろなデータが出ていて面白かったんで、
ちょっと1年前のデータになりますけれども、去年のやつを取り上げてやっていきたいというふうに思います。
この資料はですね、僕全然知らなかったんですけれども、
公認審理試験でですね、いつだったかな、3年ぐらい前にですね、
このなんか割れもんが1個あってですね、その時にこの資料を結構読み込んだ記憶があるんですけれども、
それ以来ですね、今回見ました。
まず第1がですね、臓器移植の実施状況っていうことになっていて、
これ昨日も取り上げさせていただきましたけれども、
移植希望の登録者数っていうのがですね、この令和5年の3月31日現在、
だから去年の3月末ですね、去年の年度末で全国で1万7千人いらっしゃるっていうような、
そんな形になっております。
中でもですね、昨日もお話したように腎臓がですね、やっぱり一番多くて、
腎臓が1万3974名、約1万4千人っていう感じですね。
はい、っていう感じになっていて、腎臓はね、本当に健診職は待機年数が非常に長いっていうので有名ですね。
実際、じゃあどれぐらいの方がね、臓器移植されているのかっていうのが、
この2、移植実施数等っていうことになっていて、
これちょっとね、後ほどグラフが出てくるんですけれども、
令和4年度ですね、だから一昨年度に関しては、
105名の方が、農士からの臓器提供が行われたっていうことになっておりますね。
はい、っていう感じで、なってます。
で、トータルで926名の農士臓器職が行われているっていうような、そんな形になっているみたいですね。
もうすぐ1000名、てか多分今年1000名超えているのかな。
はい、っていう感じになってますね。
で、その次に行っていただくと、3ですね。
臓器提供施設っていうことで、当然ですけど、臓器提供ができる施設って、
こういう感じで、いろんな要件を満たすところっていうことになっていて、
それが、令和5年の3月31日現在ですね、
今、284施設っていうことになっているっていうことですね。
はい、なんですけれども、実際にですね、この、
農士の方からの臓器の提供の移植ができる施設ですね、
いうのはこの4、移植実施施設っていうのに書いてあって、
これはね、いろんなところでニュースでも問題っていうか、取り上げられていたりしますけど、
やっぱりかなり限られますよね。
例えば、心臓移植だったら11施設とかですね、肺移植も11施設とか、
心肺同時移植に至っては4施設しかできないっていう、
多分ほぼ全部大学病院だと思うんですけども、はい、っていう感じで、
非常に限られた施設でしか、移植ができないっていうような状況になっていて、
これね、ちょっと実は今日別の論文をご紹介しようかなとも思ってたんですけれども、
やっぱりね、臓器移植ができる施設の、その移植の先生のご負担っていうのはかなり大きいっていうのが、
その論文とかでも出ていたりしていました、はい。
で、5ですね、臓器発生期間の現状っていうことで、
昨日もご紹介させていただいたこの日本臓器移植ネットワークですね、
中心にされているのと、っていうのがありますっていう感じですね。
で、第2、移植結果っていうことで、これがですね、私これちょっとこんなデータあるんだって初めて知りましたけれども、
その令和9年ですね、臓器移植法ができてから、
この心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸の移植の、
移植された方ですね、の生存率と生殖率っていうのが見られていて、
こんな感じになっておりますっていうので、表が出ていました。
で、生殖率ですね、生殖率に関しては、これ意外だったんですけど、肺がね、一番悪いんだと思って、
肺がね、5年で生殖率が73%っていうことで一番悪くって、
で、その次が、水蔵70、あ、失礼しました、小腸が一番悪いですね。
小腸が66.6%で一番悪くって、で、その次肺、で、水蔵という風に続くっていう感じになっていて、
で、意外とですね、心臓はね、生殖率いいんだと思って、心臓はですね、92.9%っていうことになっています。
で、生存率も、まあ心臓が一番高くって、92.9%、あ、これ全く同じですね、はい、っていう感じになっていて、
これ、なんか意外な結果でしたし、あとはね、これ多分ですけども、
平成9年からずっとね、こう、歴代のやつを、生着率、生存率見てると思うんですけど、
多分ね、まあ最近のものに関しての方が、あ、生存率、生着率ともにね、絶対良くなってるはずなんで、
これ人食でね、そうなってるんで、あの、他の臓器に関してもね、そうなってるんじゃないかなという風に思うんですけれども、
これちょっと詳細なデータは置いのってないんで分かりません、はい。
で、第3ですね、厚生労働省等の取り組みっていうことで、普及啓発等の推進っていうことで、
私もね、その、ちょっと一条になればと思って、今週はね、臓器移植をやってるんですけれども、
まあ、いろんなところで、普及啓発頑張ってますよっていうことで、新聞広告、テレビラジオ、CMとかですね、
あと学校にも、このパンフレット配布したりとかしていたりしますっていう風になってますね。
はい。で、あと検証のところとかは置いておいて、
この、見直しもちょっと飛ばさせていただいて、最後に取り上げたいのがですね、この7ページ目のですね、
6ですね、海外渡航移植患者の緊急実態調査の実施っていうことで、
これニュースとかでも取り上げられていたんで、関心ある方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
特に人植に関してですね、海外でやってみたいなのが、かなり大きく取り上げられたじゃないですか。
で、これがね、緊急調査がされているみたいなんですよね。
これね、明日の声の書評で、また本を取り上げようというふうに思うんですけれども、
やっぱりね、腎臓移植に関しては、先ほど言ったように、待機が非常に長いっていうこともあって、
海外のね、移植をされる方ってね、これ学会でもね、ちょこちょこ話題に出たりするんですけれども、いらっしゃるんですよね。
で、そういう方が、どこでどういう風な移植をされているのかっていうのをね、緊急でこの調査されたっていうのがあります。
具体的にはね、ちょっと非常に多いんで、呼んでいただけたらというふうに思うんですけれども、
やっぱりね、腎臓、臓器元の打ち明けっていうのが書いてあって、
腎臓がね、148名でなんですけれども、腎臓が250名っていうことで、腎臓がね、一番多くなっていてっていう感じですね。
で、ここ先もアメリカ、中国、オーストラリア、フィリピンとかっていうことになっていて、
ただ、ここに出ていないものも多分あるんだろうなというふうに思いますので、
この辺はね、ちょっとまた明日取り上げたいなというふうに思います。
で、厚生労働省としては、各国は臓器提供と臓器移植の自給自足の達成に努めるべきであるというような国際的な原則に基づき、
本人の意思表示を基本とした上で、農家での臓器提供やその移植がより一層国内において推進されるよう引き続き、
国民への周知啓発や国内の体制強化を進めていくこととしているということで締めくられていて、
本当にその通りだなというふうに思いました。
で、ここからが、参考資料っていうのが8ページ目から書いてあるんですけども、