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内科医たけおの 心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまさるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開の話録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、人気シリーズの医療系国家試験にチャレンジですけれども、
今日は、今日挑戦するのは、アンママッサージ指圧師国家試験です。
ちょっとリクエストを以前にもいただいておりまして、いつかやりたいなと思ってたんですけれども、
今回、アンママッサージ指圧師を取り上げさせていただこうと思っております。
国家試験はですね、去年のだったかな、第30回のやつを今回取り上げようと思うんですけれども、
このチャプターのリンクに貼ってありますけれども、ざっと見ていただいてですね、
まず160問かな、全体であるんですけれども、
まず160問かな、全体であるんですけれども、
まず160問かな、全体であるんですけれども、
バハッと見ていただいてですね、これは私は確実に合格できませんね、っていうのがあります。
というのは、前半は比較的オーソドックスな問題で、答えられなくはないかなっていう、
例えば医療従事者が一番多いかとかですね、この辺は僕でも答えられる。
メタボリックシンドロームの診断記事に云々とかね、この辺も答えられますけれども、
アハキ法ですね。
このアハキ法問題はね、結構あって、これはね、ちょっと僕、正直よくわからないっていうのはありますし、
そっからね、解剖の問題とかですね、解剖学、生理学とか、病理学みたいな、この辺はね、得意とするところで、
ここら辺は多分解けるんですけれども、何が難しいかというとですね、ちょっとその下にずっと行っていただいてですね、
後半戦ですね、第何問かだったかな、この5問問題の81問目からですね、
こっからがね、もう激ムズです。
まず、問題81、引用のバランスが時間と共に変化するのはどれかとかっていうことで、
こう言ってる選択肢の意味がわからないですからね、はい。
っていう感じで、で、やがてはね、ここら辺はまだ漢字が読めるからマシかなと思ったら、
漢字すらもね、読めなくなるっていうですね、えっと、85とかですね、
えっと、あ、新鋭記、新鋭記はわかるんですけどね、この何たら作用のこの漢字が読めなかったりとかですね、もう、
そもそも問題文すら読めなくなるところとかもあったんで、はい、っていう感じで、
えっと、まあ私もね、漢方の、その、あの、生薬、飲み薬としての漢方は使うんですけれども、
この辺のね、えっと、その、経血の話とかね、この辺はね、もう全く、うん、勉強していないんで、
この辺でもう全然、もう全部当てずっぽうみたいな感じになるかなというふうに思いますね、はい。
なので、やっぱりね、ちょっと、こう、こういう、やっぱり、あの、国家資格によって出てくる問題の種類がね、全然違うんだなと。
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先週のね、あの、救命救急士の国家試験はね、比較的私はね、あの、まあ合格できそうかなっていうレベルだったんですけども、
逆にね、今回のね、あんまマッサージしやすしの国家試験はね、難しすぎて、ちょっとよくわからないなっていう、そんな感じがしました。
しましたが、ただその中でですね、まあ、あの、皆さんのお役に立ち、立って、なおかつ、私も、
マッサージできそうな問題が、いくつかありましたので、その中の一つを取り上げてみたいと思います。
多分ですね、皆さん、今、バーッと見ていただいてですね、実はこれ、問い61かな、
過敏性腸症候群について正しいのはどれかっていう問題があって、まあ、これ、診療内科医としてはですね、これを非常に取り上げたいところなんですけれども、
今日はですね、ちょっと、むしろね、それより大事な問題ということで、問い53ですね、問題53ですね、を取り上げたいと思います。
問題は、
鉄欠乏性貧血ですね、について、誤っているのはどれかっていう問題ですね。はい、これを一緒にやっていきたいと思います。
はい、まず1番ですね、選択肢の1、女性に多い。
2、大急性貧血である。
3、貧血の中で、最も頻度が高い。
4、血清フェリチン値は低下する。
ということで、いかがでしょうか、皆様。
はい、考えてくださいね。
はい、選択肢の1、女性に多い。
2、大急性貧血である。
3、貧血の中で、最も頻度が高い。
4、血清フェリチン値は低下する。
はい、いかがでしょうか、どんどん答えてください。
えー、これまあ、4択ですからね、はい。
はい、えーっと、あ、1、2、2、1と2で割れておりますが、
えーっと、他の方、いかがでしょうか。
あ、続々来ました。
2と、2と1が割れてますね。
1、2、あ、ちなみに誤っているのはどれかですからね。
はい、そこ、お間違えないように。
はい、1と2で割れましたね。
結構。
はい、ありがとうございます。
はい、はい、えーっと、正解は2番です。
はい、ということで正解の方、おめでとうございます。
はい、パシパシパシということで、たくさん答えました。
ただね、これね、ちょっと、あの、2はね、第9製品系ってそもそも何、聞いたことないよっていう方が多いかなと思うので、
これちょっとね、用語は難しいかなと思うんですけれども、
でも、あの、1、3、4とかね、この辺はね、すごい重要な事項なんで、
ぜひともね、あの、知っておいていただきたいなというふうに思います。
で、えーっと、まず1番ですね。
えーっと、あ、ていうか、まあ、その、誤っているのはどれかで、えーっと、2が間違い、誤りっていうことなんですけれども、
1番、女性に多い。これね、正解なんですね。
で、まあ、これなぜ女性に多いかっていうとも、
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圧倒的に月経の影響です。生理の影響です。
で、鉄血防性貧血は、あの、月経中の女性に起こってくるのは、まあ、比較的よくあることで、
まあ、もちろん、その、肩月経とか、あの、月経の量が多いっていうことで、
えー、貧血になっていればですね、婦人科的な治療を要することもあるんですけれども、
ただ、あの、やっぱりそこで鉄が喪失してるっていう、鉄が失われてるっていうのが、まあ、1番の原因になりますので、
まあ、これはね、あの、1が正解というか、正しいっていうことになります。
で、これ逆にですね、あの、平経後女性と男性ですね、の鉄血防性貧血を見たらですね、
これはね、必ず原因をね、探しなさいっていう指導医のね、教えはありますし、
まあ、これね、本当に、あの、鉄がどこから逃げているのかっていうのをね、
えー、ちゃんと見極めないといけないんで、これはね、確実にしっかり調べる必要性がありますね。
はい。っていうので、まあ、1、女性に多い。まあ、特に、えー、月経がある女性に多いという、そんな感じになりますね。
はい。で、ちょっと2飛ばして、3番ですね。まあ、3番はね、もうその通りなんです。
貧血の中で、最も頻度が高いっていうことで、これはね、もう日常臨床でね、ものすごいいっぱい出会います。
鉄血防性貧血ですね。で、まあ、腎臓内科医としてはですね、実は人生貧血ですね。
腎臓が悪くなることで、えー、起こってくる貧血っていうのも、まあ、非常によく出会うんですけれども、
あの、腎臓って、このエディスラポエチンっていう、いわゆる増血ホルモンですね。
血を作るホルモンを作る働きはあるんで、で、腎臓が悪くなってくると、
そのエディスラポエチンの出が悪くなって貧血が起こってくるっていう、これに人生貧血というふうに言うんですけれども、
ただ、あの、腎臓病の方の中にもですね、鉄血防性貧血がその人生貧血に混じって入ってきたりすることもあるので、
あの、かなり頻度が高いというふうに覚えておいていただけたらなというふうに思います。
で、えーと、4つ目ですね。4つ目が血清フィリチン値は低下するっていうことで、
この、フィリチンってね、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
あの、鉄を調べる検査って、えー、いくつかの種類があるんですけれども、
その中でも貯蔵鉄ですね、まあ、要は鉄の倉庫みたいなの、の、その、在庫の量ですね、
これを調べるのがこのフィリチン値っていうやつで、あの、血清鉄っていう鉄そのものをね、調べることもできるんですけれども、
鉄そのものよりも、この、在庫がどうかっていうので、この鉄血防性貧血をね、評価するっていうことになって、
で、その在庫の量が減ってるっていうのが、鉄血防性貧血になるんで、このフィリチン値は低下するっていうのが正解と、
いうことになります。はい。ということで、ですね、で、えー、2番ですね、2番はね、ちょっと実はこれ難しくって、
これ、えー、貧血の原因をね、調べていく中で、その、おー、赤血球のね、大きさをね、えー、調べるっていうのがあるんですね。
で、その中で、えー、赤血球の大きさが小さくなるタイプの貧血ですね、こういうのを小球性貧血っていうふうに言いますけれども、
とか、あとは、逆にね、大きくなる、その、赤血球の大きさが大きくなる貧血ですね、これを大球性貧血っていうふうに言います。
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っていうふうに言うんですけども、で、大きさが変わらないものを正球性、正しいに束の性別の性と書いて、正球性っていうんですけども、
こういうのでね、大きく3つに分けるんですね。で、それでいくと、鉄が足りなくなるタイプの貧血は、一般的には、あの、小球性貧血ですね。
えー、要は、あの、赤血球の、こう、大きさがね、小さくなるタイプの貧血っていうことになるので、これは、まあ、まったく逆、ま、真逆っていうことになるんで、えー、
2が間違いっていう、そんな感じになります。
はい、まあ、ちなみに大球性貧血はね、あんまり起こることないんですけれども、まあ、一部のね、あの、ビタミンB12欠乏とかですね、硫黄酸っていう、こういうのが、なくな、なくなる、減ったりすることでも、起こってきたりします。
けれども、まあ、あの、鉄欠乏貧血では、普通は小球性になるっていうことで、2が間違いということになりますね。
はい、という感じでございます。はい、ということで、えー、実はですね、これ、今日取り上げようと思ったのは、あのー、
スタンドFMの方で、えー、毎朝5時に配信しておられますので、
5時に配信しておられる、ラグビー先生ですね、あの、血液内科のプロの先生ですけれども、が、あの、ここ、6回、7回ぐらいかな、あの、貧血の解説を上げておられて、
それね、ぜひ勉強になるんで、聞いていただきたいなというふうに思って、まあ、それもあって、今日取り上げさせていただきました。
で、えー、鉄欠乏性貧血に関してもですね、まあ、かなり熱く、あの、語っておられますので、そちらも併せてね、えー、聞いていただけたらと思います。
このチャプターのリンク、あ、概要欄の方にね、貼っておこうと思いますので、ぜひ、お勉強されてください。
はい、ということで、今日も幸せな一日でありますように。お相手は内科医の竹井でした。
興味津々。