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2024-06-24 12:02

《964》敗血症ご存知ですか❓世界中で数秒に1人が敗血症で亡くなっています。

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敗血症ご存知ですか?

世界中で数秒に1人が敗血症で亡くなっています。

https://xn--ucvv97al2n.com/images/medical_personnel/slide/pamphlet.pdf


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《AI要約》

• 敗血症に関するリーフレットの内容を解説


• 敗血症の定義:感染症により臓器の障害が起こっている状態


• 敗血症の重要ポイント:

- 臓器障害やショックを起こすと死亡率が30%に達する

- 迅速な診断と早期治療が重要

- 手洗いなどの感染予防も大切


• 敗血症を疑う症状:

1. 発熱(38度以上)

2. 低体温(36度以下)

3. 脈が早い(毎分90回以上)

4. 呼吸が早い(毎分20回以上)

5. 意識が悪い

6. 全身がむくんでいる

7. 血圧が普段より低い

8. 手足が異常に冷たい


• これらの症状のうち2つ以上当てはまる場合は医療機関の受診を推奨


• 敗血症予防のためのアドバイス:

- 栄養バランスの良い食事と適度な運動

- 予防接種(インフルエンザ、肺炎球菌など)


• 世界敗血症連盟(Global Sepsis Alliance)の2020年に向けての目標:

1. 敗血症発症率を20%低下

2. 救命率を10%改善

3. 適切なリハビリテーション体制の確立

4. 一般市民と医療従事者の認知度向上

5. 敗血症予防・治療の社会的効果の評価


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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、色々なそれぞれちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また毎朝5時半からライブやっていて、公開の真週6日、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は毎週月曜日ですので、興味津々しろということでやっていこうと思うんですけれども、
今週はですね、実は今月、新しいこの、今日取り上げる、敗血症っていうのが日本のガイドラインが出たんで、
それにちなんでですね、放送を昨日からですね、お送りしているわけなんですけれども、
その中でですね、今回ちょっと私もこれ初めて知ったサイトなんですけれども、
敗血症.comっていうサイトがあってですね、これがですね、非常に良いサイトでして、
これ、日本集中治療医学会とですね、救急医学会と日本感染症学会が合同で作っているサイトっぽいんですけれども、
その中で、敗血症をご存知ですかっていうですね、そのままなんですけれども、
というリフレットがあったので、これをですね、皆さんと一緒に読み取っていきたいと思います。
2枚のリフレットなんで、非常にシンプルなんですけれども、
敗血症を知っていただくにはこれが一番良いかなと思って取り上げさせていただこうと思います。
はい、ということで、まずはその副題としてですね、世界中で数秒に1人が敗血症で亡くなっていますっていうことで、
本当にね、敗血症はちょっとこの後言いますけれども、対応を誤るとですね、命にかかるような病気なんですね。
その命を落とされる方も実際いらっしゃいますし、はい、なので、あの敗血症の初期対応って要者の中では非常に重要ですし、
あとはやっぱりね、病院受診のタイミングをね、逃してしまうと、本当にね、救命できる、命も救命できないっていう、
だからストップ敗血症を目指す救命って書いてありますけどね。
ストップセプシス、セーブライフスって書いてありますけれども、本当にそれぐらいで重要なものになっています。
で、下に4つ重要なことが書いてありますけれども、まず1つ目ですね、
敗血症とはということで、感染症により臓器の障害が起こっている状態を言いますということで、
これちょっとこの後出てきます。
で、2つ目ですね、臓器障害やショックを起こすと死亡率は30%にも達しますということで、
敗血症ではですね、いろんな段階、重症度の段階っていうのがあって、
中でも一番最重症っていうのは、敗血症性ショックっていう、
ショックってね、一般的に言うショック、ショックな出来事みたいな、そういうのとは違って、
循環で、循環で難しいな、血圧が下がったりとかですね、
そういうので命にかかるような状態を、敗血症性ショックっていうふうに言うんですけど、
これがね、最重症で、その場合には死亡率が非常に高くなるっていうことが知られています。
で、3つ目、迅速な診断と臓器の治療が重要ですっていうことで、
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これ先ほど言った通りですね、本当にね、初期対応が大事なんですね。
これ私ね、よく火事に例えることがあるんですけれども、火事でもですね、
ぼや騒ぎぐらいだったらね、まだこう、なんかバケツの水とかですね、
そういうので消化できるんですけれども、それが消火器とかですね、消化できますけれども、
さすがにね、それも火がボウボウ燃え下がっていてとかだったら、
それ消化できないじゃないですか。
なので、その早い段階で見つけて、早く対応するっていうのは非常に重要なんですよね。
で、4つ目、当然ですね、感染の予防ですね。
手洗いならの感染予防も重要ですっていうことで、
この4つがキーポイントかなと思います。
ということで、次のページ行っていただくと、
まずは肺結晶って何ですかっていうのが左側から書いてありますけれども、
先ほど言ったようにですね、肺結晶とは、感染症により臓器の障害が起こっている状態を言いますということで、
感染症ってね、ご存知だと思いますけれども、微生物ですね、細菌、ウイルス、カビ、
カビ、専門用語では心菌というふうに言いますけれどもが、
体内に侵入することをいい微生物が侵入すると、私たちの体は防御反応を起こして、
微生物を退治し、感染症を治そうとしますということで、
ただ、その防御反応がコントロールできなくなって、自分自身の体の臓器ですね、
心臓、肺、腎臓などが障害を受けることがあります。
ということで、これが肺結晶ということですね。
肺結晶では基本的には集中治療室ですね、ICUでの専門的な治療が必要となりますということで書いています。
よく似たような言葉で、菌結晶っていうのがあるんですけれども、菌結晶って、
肺菌の菌ですね、で、血で症、症状の症ですね、というので、
この肺結晶と菌結晶、結構混同している方もいらっしゃるんですけれども、
菌結晶はですね、漢字で書くとわかりやすいんですけれども、
その菌、細菌ですね、が血の中にいるっていうことを示してるんで、
必ずしもね、そういうことで、肺結晶はですね、必ずしも細菌に限らないんですね。
ここに書いてあるようにウイルス、カビとかですね、そういうので肺結晶を起こすっていうこともあり得ます。
ただ細菌が多いですけどね。
で、その左側が感染症、下のセーマーみたいなのを行っていただくと、
感染症っていろんなところに起こりますね。
例えば頭に起こるのが脳炎とか髄膜炎とかっていうのは、肺に起こったら肺炎、
お腹の腸に起こったら腸炎とか腎臓炎、これ代表的なものは書いてありますけど、
これ以外にもいろんな感染症あります。
あの心臓の中に菌が入るっていうか、菌の塊みたいなのができる感染性心内膜炎っていうのとかですね、
肝臓とかにも脳炎っていって、海だまりみたいになったりすることもありますし、
いろんなところがね、ありとあらゆるところが感染症の原因になると。
で、そこからですね、この臓器が障害されてくると、この右の方に行って、
多臓器不全みたいな、そんな状態になり得るっていうことですね。
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っていうことになります。で、その下ですね、
これ下じゃなくて右に行ったほうがいいのかな、右に行ったほうが良さげですね。
じゃあどういう時にですね、肺結晶を疑いますかっていうことで、
昨日のね、医師国家試験クイズでも少しお話しましたけれども、
やっぱりね、初期、早い段階で見つけるっていうのが非常に重要で、肺炎、下痢、膀胱炎、
身近な感染症の発端に次のような症状が出現する場合は、肺結晶を疑います。
ということで、2、4、6、8個ですね、並んでます。
これちょっと順番に読んでいくと、一つ目がですね、発熱している38度以上。
まあこれなんか普通によく考えられますよね。はい。なんですけれども、
二つ目、体温が低い。これ昨日もね、解説のところで述べましたけれども、
36度以下っていうことで、肺結晶の時に低体温、体温が低くなることってあるんですよね。
これも非常に要注意です。
で、あとは三つ目、脈が早い。毎分90回以上。
四つ目、呼吸が早い。毎分20回以上。これ昨日出てきましたね。
呼吸数っていうのを数える重要性っていうことですね。
で、五つ目、意識が悪い。様子がおかしいっていうことで、
まあこれも昨日出てきましたね。これ昨日の問題文の中に出てきましたけれども、
意識がなんとなくぼんやりしているみたいなのも、肺結晶を疑う一つの際になっています。
で、六個目、全身がむくんでいる。
まあこれ、腎臓の障害が起きるとこういうことになりやすいですし、
あとは七つ目、血圧が普段より低い。
まあこれ、血圧ってね、人によってかなり違うんで、
例えば普段の血圧がね、160ぐらいある人は、
血圧が100ぐらいでもね、実は肺結晶な可能性も十分にあるんですけれども、
だから普段の血圧との差が非常に重要なんですけれども、
まあそれがあって、最後ですね、手足が異常に冷たいっていう。
これはね、心臓からちゃんと血が送り出せていない証拠の一つなんで、
このうちの二つ以上が当てはまらない医療機関の受診をお勧めします、
ということになっていて、これは本当にね、繰り返しになりますけれども、
初期対応が非常に大事なんで、こういった、
昨日も取り上げたこのバイタルサインですね、生命症候とか、
それ以外の一般の方でもね、分かることって結構あるんですよね。
なのでこの辺はね、具体的な数字は覚えてなくてもいいですけれども、
こういうのがあったらちょっと危ないんじゃないかみたいなのを覚えておいていただけたらなというふうに思います。
で、最後ですね、肺結晶は予防できますか?っていうことで、
肺結晶の原因となる微生物が体の中に入ることを防ぐのが一番の予防です、
ということでまた、体に入った微生物に負けないように、
抵抗力をつける免疫力を高めることも重要です、
ということで、ちょっとね、ここで免疫力を高めるとか言ってしまうのはちょっと微妙かなとも思うんですけれども、
まあでも非常に重要なことで、
この微生物が体の中に入るのを防ぐにはということで、
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口、鼻からの侵入を防ぐためのこの手を洗う手指衛生ですね、
あとはマスクの着用ですね、
これちょっとコロナ前に作られた資料なんですけれども、
まあこれで非常にコロナで注目されたかなというふうに思います。
あと皮膚からの侵入を防ぐということに無視に支えないということが書いてありますし、
あとは抵抗力をつけるにはということで、
まあ一つはね、これ非常に当たり前な話ですけれども、
栄養とか適度な運動ですね、この辺が重要なのと、
あとは予防接種ですね、ワクチンですね、これが非常に重要です。
ここに書いてあるのは、皮膚と肺炎吸収菌とインフルエンザとか、
腸風とかって書いてありますけれども、それ以外にもいっぱいワクチンがありますので、
まあそういうので防げる肺結晶、感染症もあるっていうそんな感じですね。
という感じになってます。
一番最後ですね、これがですね、ちょっと私、この資料が古いんで、
これが達成できたかどうかよく分かってないんですけれども、
ストップ肺結晶を目指す救命ということで、世界肺結晶連盟っていうのがあるんですね、
グローバルセプシスアライアンスっていうのがあるらしいんですけど、
そこが2020年に向けての展望ということで書いてます。
2016年の現状ということで、今からもう8年前ですけれども、
毎年大腸がんと乳がんを合わせた数よりも多くの命を奪っていますということで、
原因として多害体制菌や毒性の強い病原体の出現に加え、
抵抗力の弱い高齢者が増加していることも挙げられますということで、
1個目書いてますね。
2つ目、発展途上国では低要貧困、衛生状態の悪化、
ワクチンの未接種が肺結晶の原因として問題となってますということで、
繰り返しになりますけれども、肺結晶は一般市民や医療従事者の間でも
重篤で近畿を要する状態とはまだ認識されていません。
肺結晶の知識を広め、予防や治療系統を立てて行うことにより、
肺結晶で失う命を救うことにつながりますということになっております。
最後、2020年までの達成目標ということで、この5つが書いてあって、
これが達成されたかどうかちょっと僕よく分かってないんですけれども、
まず1つ目、感染症の予防対策により肺結晶の発症率を20%低下させます。
2つ目、肺結晶の早期発見と治療体制の確立により、
救命率を10%改善させます。
3つ目、世界中で適切なリハビリテーションを受けられるようにします。
4つ目、一般市民と医療従事者の肺結晶に対する理解と認知度を高めます。
5つ目、肺結晶を予防治療することによる社会的な効果を評価します
という5つの目標が達成目標として掲げられていました。
ということで、肺結晶、分かっていただけましたでしょうか。
ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
はい、いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いとはない。
カリノタケでした。
興味、しんしん。
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