内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけおの内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問、リクエストは、Googleフォームの質問箱から、ぜひお寄せください。
あなたのご質問、お待ちしております。
ということで、ただですね、先週末にありました、ちょっと産業衛生学会の収穫を披露する会ということで、
第2弾なんですけれども、本日。
えっとですね、日経さんがですね、日経クロスウォーマンがですね、
この女性のための働き方改革整理解決プロジェクトっていうのをやっているということを今回初めて知りまして、
全然利益相反はありませんけれども、この中でですね、
生理と女性の健康Q&Aシートっていうものがありましたんで、
これをですね、ちょっと皆さんと一緒に読みといていきたいなというふうに思います。
というのは、えっとこれランチョンで、元東大の教授、今、低教大に打ち合えたんですけども、大塚先生っていう先生とですね、
あと厚労省の方がお話しされていたんですけれども、やっぱり女性のですね、この生理とか、あと妊娠、不妊に関するお悩みって、
結構ね、人に相談できていなくて、あとは、受診に至る方ってね、すごい少ないんだみたいなお話をされていて、
確かにそれそうだなと思って、ま、男性はね、男性特有の悩みってあると思うんですけれども、
やっぱり女性はね、女性特有の悩みがあって、ただ、それをですね、どうしたらいいかわからないとか、
あと、ま、他の人と比較もしにくいじゃないですか、ま、ちょっと今日の話にも出てきますけれども、
例えば、生理痛、月経痛がどうかとかですね、こういうのをあんまり話題にも上がらないし、みたいな感じで、
ご自分の中で自己完結してしまっていることが多いなというふうに思いまして、
ちょっと改めてですね、この、ま、結構基本的な内容も多いんですけれども、
この、男性も女性もやってみよう、あなたも誤解していない、生理と女性の健康Q&Aっていうのをですね、
一緒に読み解いていきたいなというふうに思います。
で、えーと、音声だけで聞かれている方が多いと思いますので、これ一応質問がですね、12個ありまして、
ちょっと12個の質問は全部読ませていただこうと思うんですけれども、
えーと、まず1つ目ですね、1つ目は、生理前や生理中の不調は、
気のせい、その女性の生活が乱れている証拠。
質問2番目、すべての女性が毎月同じような生理痛を経験している。
3つ目、女性の生理にまつわる不調は、生理中に起こるもの。
4つ目、PMS、生理前の精神的あるいは身体的症状があるのは、
女性ホルモンの分泌が乱れている悪い証拠。
5つ目、生理があれば肺乱している証だし、自然妊娠できる。
6つ目、不妊の原因は女性側に多い。
7つ目、乱死は毎月作られている。
8つ目、生理痛は病気ではないので我慢すべき。
9つ目、日本人の平均年齢は60歳。
10個目、低容量ピルとは非妊薬。
11個目、低容量ピルの服用経験があると将来妊娠しづらくなる。
12個目、生理は身体の中の悪いものを排出するデトックスなので必要なもの。
ということで12個質問が上がっております。
これに関して千葉大の甲賀先生という、
産婦人科じゃないのかな。
生殖医学の教授かな。産婦人科の先生ですけれども。
そういう先生の監視のもと、各々に回答がついているということになっております。
さすがに全部は取り上げられないので、いくつかピックアップして取り上げようと思うんですけれども。
まずはこの一つ目の質問ですね。
生理前や生理中の不調は気のせい、その女性の生活が乱れている証拠ということなんですけれども。
これは当然、罰ということで。
生理前や生理中の不快な症状はその人のせいで起きるわけではありませんということで。
これは本当にそうなんですよね。
私も以前、このPMS、月経前症候群のアプリ開発のお手伝いさせていただきましたけれども。
なんか自分のせいというふうに思われていたりとか、やっぱり我慢しないといけないという。
解決法があるにもかかわらず、それを我慢してしまっている方って結構いらっしゃるので。
あとはそれによって仕事のパフォーマンスが落ちたりとか、
今回産業衛生学会なので余計にそういう話がありましたけれども。
いうのは結構あるんですよね。
実際にこの解説の中にも書いてありますけれども、
病気ですね、子宮菌死とか子宮内膜症でそういう症状が出ているということがあることもあるので、
これはですね、やっぱり医療機関、特に産婦人科に行かないとわからないこともありますので、
決してその人のせいではないというのはですね、ぜひ知っておいていただきたいなというふうに思いますね。
続いて2つ目ですね。
この全ての女性が毎月同じような生理痛を経験しているということで、
これもですね、冒頭でも言いましたけれども、他の人と比較してないじゃないですか。
これ昨日痛みの話しましたけれども、
痛みって主観的な症状なんで、他の人の痛みと自分の痛みが同じ程度ぐらいなのかって、
実際に客観的に評価することって無理なんですよね。
なんですけれども、そもそも生理痛が起こることが、
その病気の可能性がある、先ほども出てきましたけれども、
そういうことなので、毎回同じような生理痛でもないっていう、
これかなり個人差があるっていうことで、
この中にも書いてありますけれども、これまた生理痛がひどい場合には学校や仕事に行きたくなったり、
日常生活に支障をきたしたりすることもあって、
これも月経困難症というふうに言いますということで書いてあって、
これはですね、だから何回も繰り返しになりますけど、
やっぱり一度移動期間でご相談いただくのがいいかなというふうに思いますね。
はい、でした。
あとはですね、
あ、あと4つ目ですね。
先ほども出てきましたPMSですね、月経全症候群ですけれども、
これがあるのは女性ホルモンの分泌が見られている悪い証みたいな、
そんなご質問9がありますけれども、
むしろ、これバツになっていて、むしろ女性ホルモンが正しく分泌されていて、
きちんと肺断があるからこそ起きる症状と言えますということで、
はい、なっております。
これもですね、結構誤解されている方多いんですけれども、
女性ホルモン、なんかね、ホルモンって一般用語でもあるがゆえに、
なんかホルモンの乱れみたいな感じでね、使われやすいんですけれども、
そうではなくて、きちんとね、女性のその、
青春期のホルモン分泌がきちんとしているがゆえに起こってくる症状ということで、
ただこれによってですね、その仕事のパフォーマンスが落ちたりとかですね、
いうことがある方もいらっしゃるので、
それもやっぱりきちんと一度見てもらうのがいいかなというふうに思いますね。
このつらい場合は産婦人科に相談をって書いてありますけれども、
はい、という感じです。
はい、あとは、えっと、あとは9、6ですね。
これ結構ね、最近言われる話ですけれども、
不妊の原因ですね、不妊の原因は女性側に多いということで、
これも×になっていて、不妊の原因は男女ほぼ同数ですということになっております。
はい、不妊の原因は女性が30%、男性が30%、残りは原因不明ですということで、
はい、これね、これも最近はそうでもないと思いますけれども、
やっぱりね、女性側が不妊の原因持ってるんじゃないかみたいに思われてる方がね、
結構まだいるかなというふうに思いますね。
ぜひ知っていただきたいなと。
女性だけではなくて男性にもね、知っていただきたいなというふうに思いますね。
はい、えっと、あとは、あと最後1つぐらいですかね。
えっと、この9、8ですね。
生理痛は病気ではないので我慢すべきだということで、