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2025-10-12 09:18

《1362》知って欲しい‼️サイコオンコロジーのこと

第38回日本サイコオンコロジー学会総会

★オンデマンド登録期間 2025年9月26日(金)12:00~11月24日(月)

https://www.okinawa-congre.co.jp/jpos38/registration.html


第39回日本サイコオンコロジー学会総会

2026年10月30日(金)~31日(土)

大阪府高槻市(高槻城公園芸術文化劇場、高槻商工会議所、城内公民館)

https://convention.jtbcom.co.jp/jpos39/summary/index.html



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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

内科医たけお氏が、週末に沖縄で開催された「第38回日本サイコオンコロジー学会総会」の振り返りと感想を述べました。


今回の学会は初の沖縄開催で、「サイコオンコロジーの光を地方に」というテーマが掲げられました。琉球大学の先生が大会長を務め、沖縄での開催を実現させた素晴らしい大会だったと話者は評価しています。学会の内容も沖縄に特化した企画が多く、沖縄伝統のスピリチュアルケアに関する展示や、沖縄のサイコオンコロジーに焦点を当てたセッションなど、開催地ならではの意義を感じさせるものでした。特に、当初予定されていた講演者が亡くなられたため急遽変更となった特別記念講演では、対馬丸記念館の館長や沖縄戦の遺骨収集ボランティアの代表の方が登壇し、非常に感銘を受けたとのことです。


大会は700人ほどの登録があり、現地は大変な盛況ぶりでした。特にポスター発表は160件近くにのぼり、一般演題が多かったことが大会の盛り上がりにつながったと分析しています。また、一般市民や患者・家族も参加しやすい企画(PPI)や、専門ガイドラインの活用法や自殺対策をテーマにしたワークショップも活況を呈していました。


一方で、今回の学会を通じて、サイコオンコロジーが直面する大きな課題も浮き彫りになったと指摘します。その一つが、深刻な「地域格差」です。沖縄には「サイコオンコロジー登録医」という制度がありますが、数年前までは数名しかおらず、今でも登録医がゼロの都道府県が存在するという現実に、サイコオンコロジーがまだ十分に普及していない地域があることを改めて痛感したと語ります。


さらに、「情報へのアクセスの問題」も大きな課題として挙げられました。学会最終盤のセッションで、沖縄在住の当事者(ご遺族)から発せられた「もっと早く(サイコオンコロジーに)出会っていれば」という言葉に、話者は深く心を動かされたといいます。これは、緩和ケア全体にも言えることですが、必要な情報や支援が必要な人に届いていない現実を示しており、その背景にはアクセス性の悪さや認知度の低さがあります。この経験から、話者は「知らない」という状況をなくすための広報・情報発信の重要性を強く感じ、学会としてもさらなる努力が必要だと述べました。


今後の展望として、学会では専門医制度を創設する動きがあり、体制整備が大きな課題となるとのことです。


最後に告知として、今回の学会の「オンデマンド配信」が現在も視聴可能であること(専門職向け)、そして来年の学会はアクセスしやすい大阪・高槻で開催され、話者自身も深く関わることを発表し、参加を呼びかけました。

サマリー

このポッドキャストでは、サイコオンコロジーに関する知識を深めるために、日本サイコオンコロジー学会総会の振り返りが行われています。特に沖縄での初開催における様々な企画や参加者の反応が紹介され、サイコオンコロジーの普及状況や今後の課題についても触れられています。

サイコオンコロジー学会の振り返り
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はもうタイトルに出しておりますように、
サイコオンコロジーのことをもっと知って欲しいなと思って、
この週末ですね、昨日一昨日と行われました第38回
日本サイコオンコロジー学会総会の振り返り、感想をつらつらお話していきたいと思います。
まずはですね、今回沖縄で開催されまして、
これ私初めて知ったんですけれども、初の沖縄開催だったみたいなんですよね。
大会長の先生が琉球大学のガンセンターの早稲田敦先生という先生で、
どうしても今回の大会のタイトルがサイコオンコロジーの光を地方にっていうタイトルで、
沖縄開催を頑張ってされたいということで、それを形にされたということで、
素晴らしい大会だったかなというふうに思います。
会期はいつも通り2日間ではあるんですけれども、
そのうちの会場が5会場あるんですけれども、
そのうちの1つがほとんど沖縄関連のセッションになっていてですね、
ちょっと私はですね、全部の企画を見られたわけではないんですけれども、
例えば大会長企画で、沖縄伝統スピリチュアルケアのアートパネルの展示の話であったりとか、
あとは沖縄のサイコオンコロジーとかですね、
やっぱり沖縄にかなりフォーカスした企画が多くされていましたし、
あとは今回ですね、特別記念講演かな、特別記念講演が、
もともとはですね、浦須雄家の先生、浦須雄家の何先生だったかな、
102歳の先生がされる予定だったんですけれども、
この8月に亡くなって急遽別な方にスイッチするみたいな、そういう形になりまして、
それが、あ、そうですね、
津島丸の記念館長の平さんという方と、
あと沖縄線の遺骨収集ボランティアのガンマフィアの代表の具志堅さんという2方がお話しされて、
こういうふうに私も、ちょっと全部ではないんですけど聞かせていただいて、
やっぱ沖縄でやる意味とかですね、そういうのを改めて感じた次第です。
今回の大会ですね、かなりコンパクトな会場だったんですけど、
700人ぐらいの登録者がいて、かなり現地はすごい賑わっていたなというのと、
あとはポスター発表はですね、今回非常に多くて、
ポスターは150、160ぐらいで出たんじゃないかなというふうに思います。
沖縄での特別企画
私自身はですね、実はこのサイコーン五十字学会は、3学会連続で関わらせていただいていて、
前回、ちょっと神奈川医療学会は合同大会でしたけれども、
3大会連続で関わっていて、で、
ただ、これだけ一般院内が集まるのって、
もちろん沖縄は円台出して、出張費で来られるという方もいらっしゃったかもしれないんですけれども、
やっぱり一般院内が多いとね、当然現地で来る人も増えますし、
大会も盛り上がるなというのを改めて感じた次第です。
あとは、今回プログラム委員の方が非常にいろんな面白い企画をご用意していただいて、
非常にPPIですね、その一般市民の方、あと患者さん、あるいはご家族も含めた企画が非常にまんべんなくされていて、面白かったなというふうに思います。
あとはいつも通りですけれども、このワークショップですね。ワークショップはすごい盛り上がっていましたね。
専門のガイドラインを作られた先生方が、この専門ガイドラインを使ってみようみたいなワークショップを
毎大会ごとにされているんですけど、今回もすごい大盛況だったのと、
あとは自殺予防ですね、自殺対策に関するワークショップも今回されていて、そっちも結構人が入っていて、
やっぱり眼下面の自殺対策ってすごい注目されているので、これも最高を殺しならではで、
関心度が高いんだなというふうに改めて思いましたね。
という感じでした。個人的に印象が深かったのが、今日のタイトルにもありましたように、
サイコオンコロジーが全然普及していない地域とかっていうのもあるんだなというのを改めて感じましたね。
それこそ沖縄はサイコオンコロジーの登録員っていう制度があるんですけれども、
数年前まで2,3人しかいなかったみたいで、今はもうちょっと増えてるっぽいんですけれども、
この登録員がゼロの都道府県もいまだにあるらしいんですよね。
もしかしたら福井とかそうなのかもしれないですけれども、
この登録員を増やしていくっていうことと、
あと今回の大会で専門用制度も作っていくということを代表理事の安木関先生はじめ皆さんで決定されて言われていたので、
この辺りの体制整備っていうのも非常に大きな課題かなというふうに思いましたね。
今後の課題と宣伝
それに関連して一番最後のセッションの一番最後に発言された方が、
沖縄の地元の方の当事者の方、ご遺族だったんですけれども、
その方がもう少し早く出会っていればみたいなことを言われていて、
これは最高のエコロジーに限らずなんですけれども、
川上ケア全体であるとか、私の専門の最高のエコロジーとかもそうなんですけれども、
やっぱりアクセスが悪かったりとかですね、
そういう情報に接していけない方とかっていうのを言っていらっしゃるなというふうに思って、
やっぱりこの部分もですね、広報がすごい大事だなと情報発信がすごい大事だなというふうに改めて感じましたね。
特に官媒の学会は広報をかなり力を入れてやってるんですけれども、
やっぱりJPOSですね、この最高のエコロジー学会は広報がまだまだ改善の余地あるなというふうに思って、
やっぱりアクセスを知らないっていうことは、すごい我々としては罪のことだと思いますし、
やっぱり知っていただいて繋いでいただけたら何らかお役に立てることは少ない数あるかなというふうに思うので、
その辺でやっぱり必要な人に届ける努力を引き続けていくという、
改善しながら続けていくというこの重要性を改めて感じた次第です。
はい、こんな感じですかね。
でも非常に大会自体は盛り上がっていて、今後の大会に繋がる良い大会だったんじゃないかなというふうに思います。
最後に宣伝というか、私ですね、今回全然出番はなかったんですけれども、
実は大会会期中ずっと何をやってたかというとオンデバンドのことをやっておりまして、
オンデバンド配信を急遽やることになりまして、それの参加登録は今でも可能になっております。
なので、これちょっと一般の方にはお勧めしないというか、これ専門家向けなんで、
できれば専門職の方は意思は6,000円かな、意思以外の方は3,000円でご視聴いただけますので、
もしよろしければオンデバンド配信をご覧いただけたらなというふうに思います。
あとは来年はですね、大阪の高槻でこのサイコン工事学会が開設されることが決定いたしております。
私ですね、そこはもうかなり深く関わることが決定しておりまして、
実は今回の大会からちょっとその仕込みをやっていたりしたんですけれども、
来年はですね、アクセスも非常に良いので、京都からも大阪からも高槻って非常にアクセスが良いので、
ぜひお越しいただけたらなというふうに思います。
はい、ということで、じゃあ最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー、しんしんじゃんけんじゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いできるだけでした。
では、しんしん。
09:18

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