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2024-03-27 09:39

《888》だから、もう眠らせてほしい #声の書評

本日ご紹介した書籍はこちら

だから、もう眠らせてほしい

――安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語

https://www.shobunsha.co.jp/?p=5809@tonishi0610


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《AI要約》

この動画は、安楽死と緩和ケアについての小話シリーズの最終回として、西智弘先生の書籍「だから、もう眠らせてほしい――安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語」を紹介するものです。


この本は、2020年に出版されましたが、それ以前からnoteでバズっていました。無料で一部読めるようです。著者の西先生は、緩和ケアと腫瘍内科の二刀流の有名な医師です。


本書では、吉田ユカさんとY君という2人の患者さんと、西先生や他の専門家たちとの対話を物語化しています。2人とも病状が進行し、西先生と出会います。西先生も彼らとの関わりの中で悩みを抱えています。


目次には12章があり、患者さんたちの事例、地域での取り組み、専門家たちとの対話が描かれています。幡野広志さんや宮下洋一といった有名人との対話も含まれています。


この本を最後に紹介した理由は、これまでの安楽死シリーズで扱ってきた現場の実態や医療者の悩みがよくわかる良書だからです。安楽死賛成/反対という二元論ではなく、より深い学びと理解に役立つと考えられます。


配信者自身も、患者さんを見る中で尊厳死や安楽死について悩んできました。このシリーズを通して、視聴者の参考になれば幸いです。感想や質問があれば歓迎します。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を 毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
たまには、サコジャンカーライブをやっていて、公開生収録や皆さんからの ご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気で、ぜひご参加ください。
ということで、何回シリーズか。
7回か8回ぐらいやってきたアンナックスシリーズも、 今日で最終回にさせていただこうと思ってます。
今日は水曜日ですんで、 いつも声の書評をやってる日なんですけれども、
実はですね、このアンナックスシリーズの最後、 この本で終わろうと初めから思っておりまして、
その本を今日はご紹介したいと思います。
紹介させていただく本が、小文社から出された 西智博先生の書かれた、
「だからもう眠らせてほしい。 アンナックスと缶巻屋を巡る私たちの物語」という書籍ですね。
これをご紹介させていただこうと思います。
この本ですね、書籍の出版は2020年、4年前なんですけれども、
その前にですね、ノートでものすごいバズったんで、 それでご存知の方はいらっしゃるかもしれません。
昨日ちょっと確認したら、ノートは一部有料になってるんですけれども、
結構読むことができるので、 ノートの方で課金していっても1200円分らしいんですけれども、
そちらでチラッと見ていただいても いいんじゃないかなというふうに思いますけど、
それに少し加湿されたのが本書っていう、 そんな形になってます。
西玉博先生、私一方的に存じ上げてるっていうか、 Xで何回かちょっと絡みがあったぐらいの先生なんですけれども、
非常に有名な先生で、 缶巻屋と主要内科の二刀流の先生なんですよね。
という先生で、今も川崎市立伊良病院から、 缶巻屋と主要内科と両方に携われている、
非常に有名な、社会的諸法とかでも有名な先生ですよね。
先生なんですけれども、その先生が書かれた、 2人の患者さんと西先生と、
その他の人たちとの対話を物語にしたみたいな、 そんな感じなんですね。
一言で言うと、どこまでネタバレしていいかっていうのは あれなんですけれども、
帯とかにも書いてあるんであれですけれども、 2人、吉田由加っていう患者さんと、
あとY君っていう患者さんが出てくるんですけれども、 お二人ともに病気がかなり進行していて、
死が近い状態で西先生と出会うっていう、 そんな感じなんですよね。
ただ、そのやり取りの中で西先生もいろいろ悩むし、 っていうのが物語以上で書かれているっていう、
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そんな感じの書籍になってます。
で、どうしましょうかね、これ。 目次からご紹介、いつものようにさせていただくと、
まずプロローグっていうところで、 この吉田由加からの伝話っていうところから始まってですね、
第12章構成になってるんですけれども、
どうしましょう。いいですかね。
第1章が止まってしまった心、吉田由加の場合。
第2章、もう一人の安楽死、Y君の場合っていうので。
で、第3章が暮らしの保健室っていう、 先ほど言った社会的消防に関連してですね、
暮らしの保健室っていうのを、 その地域でされてらっしゃるんですけれども、
そこの話が出てきたりとか。
あと第4章ですね、スイスに行けない。 この辺からちょっと会うんっていう感じですけれども。
で、第5章ですね。
ここからがですね、西先生の他の専門家とか、 他の患者さんとの対話っていうのが始まっていくんですよね。
第5章が、安楽死に対峙する緩和嫌いの 信頼と不信ということで、
畑野博史と会うっていうことで。
畑野先生、先生じゃない、畑野さんもですね、 ご存知の方多いかもしれないですけど、
写真家なんですけれども、病気の当事者の方なんですね。
達成骨髄臭でしたよね。
を持ってらっしゃってっていう方との話、対話。
第6章はですね、安楽死の議論はやめた方がいい。
宮下陽一に会うっていうことで。
これはですね、このシリーズの中でも何回か出てきた、
安楽死を遂げた日本人とかですね、
安楽死を遂げる、ちょっとタイトル忘れましたけど、
そういう2冊の非常に有名な書籍を出された宮下さんと会って話しするっていうのが第6章ですね。
第7章が命ではなく希望を守りたいっていう章があって、
その次が第8章ですね。
第8章は安心して死にたいと言える社会、松本俊彦に会うっていうことで、
この松本俊彦先生は非常に有名な精神科医の先生ですよね。
依存症でも有名ですけれども、結構その自死、自殺に関連した発信とかもされていて、
私もね、著書を非常に多く読ませていただいてますけれども、
その先生と会ってっていうのが第8章ですね。
第9章、もし未来がわかったら、第10章、少し先の未来がつなぐもの、
第11章ですね、欲望を喚起する、新庄拓也に会うっていうことで、
新庄先生は非常にキレる、緩和嫌いの先生で、
神戸で新庄クリニックっていうのをされてらっしゃる先生なんですけれども、
かなり緩和嫌いの領域は有名も有名ですし、古くから緩和嫌いに携われていて、
鎮静とか安楽死に関しての非常に深い論考が第10章書かれていて、
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第12章が、十日間の涙。
これはちょっと読んでいただいて、なぜ十日間の涙なのかっていうのを
読んでいただいた方はわかるかなと思いますね。
最後はエピローグ後書きっていう、そんな感じになっています。
そうして、なんでこの本を一番最後に紹介したかったかっていうと、
今までの安楽シリーズに近い話してきましたけれども、
現場のリアルが一番わかるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
昨日も鎮静の話とか、以前にも鎮静と安楽死の違いみたいなのも
お話しさせていただきましたし、
そこら辺の用語の話とか、手引きとかですね、
その辺お話ししてきましたけれども、
ただ実際に現場でどういうふうにされているのかとかですね、
あと医療者はどういうふうに悩んでいるのかっていうのを、
分かる非常にいい書籍だなというふうに思って、
だからこれを最後に紹介しようと思ったのはそういうっていうですね。
あとは安楽死に関する、この本の中にも書かれてますけれども、
賛成とか反対とかですね、特にXとかでやると言葉足らずで、
もう全然議論かみ合わないみたいなことになったりしますけれども、
それをもうちょっと、もう1段階、もう2段階深い学び、
試作に役に立つんじゃないかなというふうに思って、
ご紹介させていただきました。
もう非常に名著も名著ですし、私は文才ゼロなんで、
こんな書籍は到底書けないんですけれども、
本当にいい書籍ですので、ぜひ一度ご覧いただけたらなと思いますし、
冒頭にも言ったようにノートでですね、結構何割ぐらいかなね、
多分半分弱ぐらいは無料で読めると思いますので、
ノートに解説した部分もあると思うんですけど、
どんな感じなのか知りたいっていう方はですね、
西先生のノートをご覧いただくと、
なんとなく本のテイストが分かっていいんじゃないかなというふうに思いました。
はい、ということで、長らくお伝えしてきた暗諾シリーズは、
今日で終了になります。
私自身もですね、このかなりの数の患者さんを見とる中で、
死とは何かとかですね、暗諾詩とか陳述もかなりやってきましたし、
暗諾詩自体は認められてないですけれども、
ただ消極的暗諾詩ですね、治療の差し控えっていうのはですね、
僕自身も非常に悩みながら色々やってきたところがあるので、
そこら辺のことをお話しできたらいいかなというふうに思ったりして、
このシリーズをやってきました。
はい、なので何かの参考になればよかったですし、
あとは何か感想とかですね、これはどうですかみたいな質問とかですね、
あればお気軽にコメントとかに入れておいていただけたらと思いますし、
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あとSNSでシェアしていただいてる方もいらっしゃって、
それは非常にありがたく思います。
いいね、コメント、シェア、大歓迎ですのでよろしくお願いいたします。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
はい、しんしんじゃんけん、じゃんけんぱ!
はい、ということで今日も幸せな一日でありますように、
終わりではないか、猪瀧でした。
興味津々。
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