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2024-09-16 10:16

《1036》フレイル、オーラルフレイル、ロコモを防ぐ方法

ご紹介する資料はこちら

知っていますか?フレイルとロコモ

https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/citizen/pdf/frail_pamphlet.pdf#page=1.00


フレイルの基準 J-CHS基準

https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/cgss/department/frailty/documents/J-CHS2020.pdf


ロコモの基準 ロコモ度テスト

https://locomo-joa.jp/check/test


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《AI要約》※誤字多数ありますが、ご容赦ください

以下、内科医たけお先生の話を千文字程度で要約いたします。


## 敬老の日特別企画:フレイルとロコモについて


たけお先生は、敬老の日にちなんで高齢者医療に関する話題を取り上げました。日本老年医学会が発表した「知っていますか?フレイルとロコモ」という資料を基に解説しています。


### フレイルとは


フレイルは、健康な状態と要介護状態の間にある状態を指します。フレイルの特徴は以下の通りです:


1. 予備能力の低下

2. 感染症などで急激に体力が失われやすい

3. 要介護状態に進むリスクが高い


しかし、適切な対策を取ることで、フレイル状態から脱却できる可能性があります。


### フレイルの診断基準


フレイルの診断には5つの基準があり、3つ以上該当するとフレイル、1〜2つに該当するとプレフレイルと判断されます:


1. 疲れやすくなる

2. 活動量が少なくなる

3. 筋力が低下する

4. 動作が遅くなる

5. 体重が減る


### フレイルの種類


フレイルには以下の3種類があります:


1. 身体的フレイル:足腰の弱り、臓器機能の低下

2. 精神心理的フレイル:うつ、認知機能の低下

3. 社会的フレイル:社会との接点の減少、経済的問題


これらは相互に関連し合っています。


### ロコモティブシンドローム(ロコモ)


ロコモは、移動能力が低下した状態を指します。ロコモの特徴は以下の通りです:


1. 自覚症状がなくても進行している可能性がある

2. 重症化すると身体的フレイルにつながる


### ロコモの診断


ロコモの診断には「ロコモ度テスト」があり、以下の3つのテストで構成されています:


1. 立ち上がりテスト

2. 2ステップテスト

3. ロコモ25(質問票)


### フレイルとロコモの対策


両者とも早期発見・早期介入が重要です。適切な対策を取ることで、悪循環を防ぎ、健康的な状態を維持できる可能性があります。


たけお先生は、高齢者の健康維持のために、フレイルとロコモについての理解を深めることの重要性を強調しています。

サマリー

このエピソードでは、フレイル、オーラルフレイル、ロコモティブシンドロームについて詳しく解説されています。高齢者に多く見られるこれらの状態の早期発見と対策が、健康で長生きするために重要であることが強調されています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録やみなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週月曜日は、興味津々資料をお送りしているんですけれども、
今日は、経路の日ですね。昨日から老人週間ということになっておりまして、
今週一週間は高齢者医療にまつわるいろんなお話をしていこうと思うんですけれども、
今日ご紹介するのはですね、日本老年医学会から出ている、この、ちょっと僕も全然知らなかったんですけども、
領域横断的なフレイル、ロコモ対策の推進に向けたワーキンググループっていうのがあるみたいで、
そこから出ている、知っていますか?フレイルとロコモっていう資料ですね。
これを一緒にちょっと読んでいけたらなというふうに思います。
3ページの資料なんで、パパッと読めるかなというふうに思います。
ちょっとね、デザイン的にちょっとなんかすごい見にくいなと思うんですけど、
まあちょっとそれはともかく、内容は結構いいので、一緒に見ていきたいなと思います。
年を取ったなと思ったら、フレイルやロコモかもしれませんと、
早めに対策して元気で長生きを目指しましょうということになっています。
実は私の放送でも、過去に何回かこのフレイルとか、ロコモあんま扱ってないかもしれないですけど、
あとサルコペニアですね。今回はサルコペニアっていうワード出てこないですけれども、
この3つはかなり近接した領域で、特に高齢者、医療には欠かせないワードなんですよね。
なので、そこをちょっと詳しく知っておいていただけたらなというふうに思います。
フレイルとその影響
ということで、まずは1、フレイルとは何ですか?放っておくとどうなりますか?っていうことで、
これはね、もう私の放送を以前から聞いている方はよくご存知だと思いますけれども、
フレイルとは活動的な生活をしている状態、県状と妖怪語状態の間の状態ですということで、
手前の軽い状態をプレフレイルと言いますと、自覚症状がない場合も多いです。
フレイル高齢者では予備能力が低下していて、感染症などにかかったりすると思った以上に体力が失われ、
妖怪語となる危険が高くなります。
さまざまな病気、手術、事故、薬の副作用なども妖怪語の状態に進むきっかけですということで、
まあその通りですね。
で、2段目、フレイルな状態になっているのに何も対策を取らずに放置していると、
妖怪語状態になってしまう危険性が高まります。
一方で、持っている状態を適切に治療するともに、栄養や運動習慣など生活習慣を整えたりすることで、
フレイル状態から脱却できるともわかっています。
フレイルは早期発見と早期対策が大事です。
もう本当にその通りですという感じですね。
実際、PDFの1ページ目の下のところに簡単な図みたいなのが書いてありますけれども、
このラジオ体操しているみたいなおじいちゃんの健康な状態っていうところから、
ちょっとずつ体力が落ちていくと、この一番右に妖怪語状態になってしまうということですね。
で、その前段階のフレイルの状態とかフレイルの状態であれば、
まだこの回復の可能性がある。
もちろんね、妖怪語状態になっても回復し得るんですけれども、
ただ、何もせずにいるとどんどん右の方向に移っていってしまうという、そんな感じですね。
で、2つ目、フレイルかどうかをどうしたらわかりますかということでですね、
これね、診断の基準が一応あるんですよね。
で、その5つを書いていただいています。
1つが疲れやすくなる。
2つ目が活動量が少なくなる。
3つ目、筋力が低下する。
4つ目、動作が遅くなる。
で、5つ目、体重が減るということで、
で、この5つのうち3つ以上に該当するとフレイル。
で、1つ2つに該当するのがプレフレイル、フレイルの予備状態ということで、
これね、意外と皆さんね、プレフレイル当てはまる方いらっしゃるんですよ、これ。
結構ね、プレフレイルの方、実はいらっしゃるので、
自分プレフレイルじゃないかな、これもうちょっと詳しい基準あるんで、
またメンバーシップの方はオプチョンで貼っておこうと思うんですけれども、
ちょっと見直していただけたらいいんじゃないかなというふうに思います。
で、あとはですね、フレイルは病気ですか?ということで、
これはいつも言っているように病気ではないんですけれども、
ただ、状態のことを言って、それがいろんなことに影響してくるということですね。
これはいいかなと思うんですけれども、
あとは4番目ですね、このフレイルは体だけの問題ですか?ということで、
これもね、結構知られてないかもしれないんですけれども、
この身体的フレイルですね、これはね結構有名なんですけれども、
先ほどお話ししたように足腰が弱ってくるとかですね、
あとは臓器のいろんな機能が落ちてくるという、
こういうのは身体的なフレイルというふうに言うんですけれども、
ただ、精神、心理的なフレイルですね、
具体的にはこの鬱になったりとかですね、認知機能が落ちてくるとかですね、
こういうのは精神、心理的フレイルというふうに言いますし、
あとは社会的フレイルですね、
社会との接点が少なくなってきてしまうとかですね、
あとお金の面とかもそれの一つになり得ますけれども、
そういうのもフレイルで、
これが歯車の図で書いてありますけれども、
かなり密接に関わってくるっていうのが非常に特徴ですね。
これ、診療内科とか家庭医療でいうとこのBPSモデルですね、
バイオサイコーソーシャルモデルっていう生物心理社会モデルと
全く同じモデルですよね、という感じです。
なので、この辺がフォーカス的に関わっていくことが重要というふうに言われますね。
その次ですね、5番目。
オーラルフレイルの重要性
5番目で突然話題変わるんですけれども、
突然オーラルフレイルの話になってきてですね、
オーラルフレイルはお口のフレイルですかということで、
お口周りにも複数の筋肉が存在し、より高齢になっていくと、
その筋力が衰えて航空機能が徐々に低下していきます。
これを特にオーラルフレイルと呼びますということで、
オーラルって口のことですって書いてありますけれども、
オーラルフレイルね、
フレイルの中でも特に重要、
特に語弊性肺炎をですね、
私、もう3年ぐらいプロジェクトに関わらせていただいてるんですけれども、
においてはこのオーラルフレイルも非常に大事で、
歯科の先生とかですね、歯医者さんとかですね、歯科衛生士さんとか、
あと言語聴覚師さんとかですね、
その辺りの方々と一緒に協働するっていうことが非常に重要になってきますよね。
オーラルフレイルを放っておくとどうなりますかっていうことで、
これもね、わかると思うんですけど、
右側に図で書いてありますけれども、
まずはうまいこと噛めないっていうことになってきますよね。
そうすると柔らかいものが食べて、
そうすると余計にこの噛む機能が低下してまた噛めないっていう、
この悪循環に陥って航空機能の低下っていうことになっていくので、
これもね、やっぱり早期発見、早期介入が重要です。
という感じですね。
で、最後の3ページ目ですね。
ロコモティブシンドロームについて
3ページ目がですね、このロコモティブシンドロームの解説になっていて、
こういうロコモティブシンドロームはですね、
どちらかというと整形領域で言われることが多いんで、
あんまり私自身今まで扱ってこなかったんですけれども、
ロコモティブシンドロームとはということで、
異動するための能力が不足したり衰えたりした状態を指しますということで、
ロコモーションって移動するっていう意味の英語なんで、
それのロコモティブシンドロームっていうことになってきます。
これもさっきのフレールと同じでですね、
日常生活に使用期待している自覚がなくてもロコモになっていたり、
既に進行している場合がありますっていうことでなりますね。
先ほど言った身体的フレールとの関連はっていうのが8に出てますけれども、
ロコモを対策せずに知らないうちにロコモがさらに進行し重症化すると、
異動のための身体能力の低下が自覚症状となって顕著になった状態、
すなわち身体的フレールになりますっていうことになってますね。
だからこれプレフレールとも似たような感じ、
身体的プレフレールみたいなそんな感じですよね。
あとは9番目ですね、ロコモかどうかのテストはということで、
これも診断基準というかテストがありますね。
これロコモドテストっていうふうに言います。
これぜひ皆さんやっていただけたらと思うんですけど、
1個目が片足または両足でどれぐらいの高さの台から立ち上がれるかを測る立ち上がりテストですね。
2つ目が大股で2歩歩いた距離を測る2ステップテストですね。
その幅がどれぐらい取れるかっていうバランスをとりながらですね。
あとは運動機の不調に関する25個の質問表、ロコモ25ですね。
それでロコモでない、ロコモド123という感じで判定するっていうそんな感じになっております。
これもちょっと後から貼っておこうと思います。
あとはロコモを進行させないための対策はということで、
これも同じですよね、早期発見早期介入が重要でっていうのはもう本当にその通りで、
一番下に図で書いてありますけれども、
これも先ほどのフレールと同じような感じで、
どんどん悪循環のスパイラルに陥ってしまうっていうのが特徴なんで、
これをいかに早く気づいて立つかっていうところが重要になってきたりしています。
なので今日はフレール、特にオーラルフレールですね、
あとロコモを知っていただきたいと思って、
今日この資料をご紹介させていただきました。
それでは最後、しんしんじゃんけんに行きたいと思います。
行きますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょっき。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いではない一回のだけでした。
今日もいいしんしん。
10:16

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