00:02
内科医たけおの 心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開の場所を、これ、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタードックも人気です。是非ご参加ください。
ということで、今日はですね、昨日に引き続きまして、日本心身学会の感想を話していきたいと思います。
昨日はですね、日本緩和医療学会の感想を話させていただきましたので、もしそちらもお聞きになれていない方は、併せてお聞きいただけたらと思います。
7月1日、2日、この土日に、パシフィコ横浜でですね、東邦大学の橋目教授が会長で、心身創刊を振り返り開拓するというような、そんなテーマで、
まあ、でもテーマはどうでもいいって言ってましたけど、
日本心身学会の第64回の創刊です。
はい、学術講演会ですね。これが開催されました。
はい、で、結論ですね、非常にね、今回現地だけだったんですけれども、いい回だったと思いますし、
ちょっと、あえて言うとね、やっぱり記録オンデマンドがあった方が良かったなというふうに思うのは、かなりありますけれども、
でも、それを除くと、本当にね、非常に正解だったかなというふうに思います。
はい。
で、私はですね、ちょっと金曜日の夜はですね、
ちょっと遅くまで、カマ医療学会のあれがあったんで、
土曜日の朝一に大阪を出てですね、
10時過ぎぐらいから会場入りして参加したんですけれども、
ちょっと順番に参加したやつをご紹介していくと、
まず初めはですね、この、
あ、初めですね、このA会場のセロトニン神経の光観察と光操作っていうですね、
ところに出てたんですけれども、
やはりね、私、全然アカデミックな人間でないっていうのは、
自分でよく分かってるんですけれども、
全くね、よく分からなくて、ちょっとそれを、
分からなすぎて、諦めて抜け出してですね、
シンポジウムの8っていうところに行ってきたんですね。
心身症治療における症状不問の意味を考えるっていうことで、
で、症状不問って、こう、森田療法の用語なんですけども、
ただそれをね、ユング派の先生、ユングのね、研修に行かれてた、
スイスのね、ユングの研究所の研修に行かれてた先生とかも、
そのご発表の中でね、
講演されていて、非常にね、面白かったなというふうに思いますね。
で、まあ、もちろんね、その症状不問をね、
医療者とか心身患者で症状不問にしていくことはできないんですけれども、
ただ、よくなっていく方は、
まあ、大体症状不問のフェーズを経てるなっていうのは、
まあ、私自身もね、こう、
まあ、日々の臨床をやる中では感じていて、
あ、というか、症状不問っていうのは、その症状にとらわれないっていうことなんですけどね。
はい、なんですけども、
03:00
これは、
うーんと、なんか、その症状不問をね、
扱ったシンポジウムって、
多分、私の記憶する限り、
今まで一回もなかったんじゃないかなというふうに思いますんで、
ちょっと、あの、森田療法ね、
外野医、森田医療法も含めて、
改めて勉強になったなというふうに思いました。
はい、で、
えーと、あとは、
昼のランチョンとか、総会の後にですね、
会長講演ですね、
えーと、今回のその大会長の
はじめ先生のご講演があったんですけれども、
やー、
あの、破天荒な方だなっていうふうに思いましたね。
てか、はじめ先生のこの過去、
全然存じ上げてなかったんで、
あ、そういう過去なのねっていうのが、
今回、初めて知りましたけれども、
まぁちょっとね、内容に関してはね、
あんまり、あの、講演できないような話もあるんですけれども、
でもね、やっぱり、あの、
症例の出会いと、
まあ、ご縁だなって、
まあ、これは私もね、医者人生、
まあ、私はね、はじめ先生に比べたら、
あの、半分以下の医者人生なんですけれども、
でも、あの、私の医者人生の中でもね、
本当に症例との出会いとご縁で、
なんか、
道がね、勝手に、
レールが敷かれてるみたいな、
そんなところもあるので、あの、
本当にね、すごい共感を持って聞かせていただきました。
はい、で、えー、
その次がリレー講演っていうのに出たんですけれども、
リレー講演、心身医学の在り方に関するリレー講演会ということで、
これ、昨年から始まった企画なんですけれども、
昨年はですね、心身症に関する話がメインだったんですけれども、
まあ、今回はもう少し広いテーマで、
こう、心療内科とか心身医学は、
これからどうしていくべきかみたいな、
そんな話を、
3人の演者の先生ですね、
がお話しされたっていう、そんな感じでした。
で、まあ、あの、
各々にね、違う部分もあるんですけれども、
でも、あの、
共通してる部分もあって、非常にね、私自身も、
まあ、やっぱりそうだよなっていう風に思うことも、
かなり多々ありました。
あとは、まあ、ツイートでも出しましたけれども、
最後のね、ディスカッション時間は、
30分くらいあったんですけれども、
多分ね、ディスカッションのテーマ、
事前にはね、いくつか準備してたと思うんですけれども、
やっぱりね、
この心身症の定義とは何かっていう、
この部分ですね。
これで、えーと、もう、
30分、ほぼ全ての時間を使い切って終わるっていう、
そんな感じでしたね。
で、まあ、これは、
んー、まあ、1991年のね、
日本心身学会の定義なんですけれども、
まあ、
うん。
もう30年以上経ってますし、
まあ、それをね、
どこまで遵守すべきかどうかっていうところと、
あともう一つは、その、
まあ、心身症の定義以外にも、
診療内科医が、この、
なんていうか、まあ、今の医療において、
どういう役割を担うべきかどうかっていう、
まあ、具体的には、その、軽症打つとかね、
そういうのをどうするべきかどうかとかですね。
あとは、
そうそうそう、あの、質問された方の中にですね、
その、がんとかですね、
えー、エイズですね、
こういったものも心身症ではないかっていうような、
06:00
ことを、
うん十年前とかに言ったら、
すごいね、怒られたみたいな、
あの、ことを言っておられる先生がいて、
あ、そうなんだと思って、
あの、私自身はね、全然がん、てか、
なんならサイコンコロジーで結構深く入り込んでるんで、
あの、診療内科医見るべきというふうに思ってるんですけども、
まあ、そこらへん、なんか、
時代の流れとともに、
この心身症とか診療内科の在り方もね、
変えていかないといけないんじゃないかなというふうに、
個人的には思ったりしましたね。
はい。っていう感じです。
で、えーと、二日目はですね、
二日目は、
あ、で、そうそうそう、一日目はですね、
それで、その後ポスター発表があったんですけれども、
ポスター発表に、
参加してたらですね、
あの、いろんな方にね、声かけられて、
内科医武雄先生ですか、
って、お声でわかりました、みたいな、
お声かけをいただいたりとかですね、
あとは、あの、接触障害のね、
ホットラインって、あの、私もリツイートを
何回かさせていただいてたりするんですけれども、
えー、それの発表がありまして、
その中の人とね、
あの、知り合うことができて、非常にね、
これはよかったなというふうに思いますし、
まあ、私もね、あの、
一応本業、医者なんですけれども、
ちょっとSNSコンサルタント
みたいな、あー、ことも
やってるので、ちょっとお役に立てればいいかな
というふうに思って、まあ、今後ちょっと
情報交換しましょうみたいな、そんな
つながりができたりもしましたね。
はい。で、そこでお声かけいただいた方がですね、
実は翌日の、あの、
昨日ですね、昨日の朝の学生
研修セッションっていうところで発表されて
おられて、それもね、気に入ったりしたんですけれども、
これね、すごいレベル高かったですね。
学生研修セッションは
全体にすごいレベルが高くて、
あの、まあ、発表の
プレゼンのやり方もそうですし、
研究の内容とかですね、
全部論文化してもいいんじゃないかなっていう
ふうに思ったぐらいに、
非常にね、あの、素晴らしい
発表ばかりでしたね。で、
うん、やっぱりね、あの、
まあ、何回も言いますけれども、私、
心身学会はね、もう、世代交代が
必要な時期に来てるというふうに思っていて、
こういうね、若い力、
まあ、私自身もね、まあ、
あの、実は心療内科の中ではね、
相当若手に、まあ、
そろそろ中堅ぐらいかな、に
分類される年代ではあるんですけれども、
でも、あの、すごいね、
若い先生方が頑張ってられるなという
ふうに思って、まあ、改めて、
まあ、僕自身もね、刺激を受けましたね。
はい。で、
そこからですね、そこから
どこに行ったかというと、
あ、えっと、ワークエンゲージメントね、
これにちょっとだけ参加して、島津
先生ですね、えっと、
のやつに少し参加して、
で、その後に心身医学と医学教育
っていうセッションに参加してきました。
で、これもですね、これまたちょっとツイートも
したんですけれども、
えっと、行動医学とかね、行動科学、
これはね、今、非常に追い風になっていて、
あと、全人的医療とかですね、
こういったものの、
講義は大学でね、非常に枠を取り
やすいんですけれども、心身医学って
言った途端に、ちょっとトーンダウンする
みたいな、そんなものを言われていて、まあ、
これは確かにそうだよなというふうに思ったり
しましたね。ただ、まあ、ちょっと信じる
病内科が何を教えるべきか
09:00
とかですね、あとは、まあ、
私個人的にはね、卒前教育もそうなんです
けれども、卒後教育もね、非常に
重要というふうに思っていて、
まあ、世の中にね、本当に、
えっと、心身医学とか心療内科の
ことをね、知らない、もしくは
誤って知っているっていう
医療者がね、すごい多いんで、てか、まあ、
私自身もそうだったんですけれども、
なので、ここに対する、こう、
なんか、教育活動みたいなのは、まあ、
書籍とかですね、セミナー、講演
とかですね、で、ちょっと、
でも、お役に立てればなあ、というふうに
思ったりしましたね。
はい。という感じで、
で、その後にですね、私の講演が
あったわけなんですけど、昼からですね、
心身医学のDX科っていう謎タイトルで、
小6も全部、チャットGPT
先生に書かせるっていう、病、
病休じゃない、傍休に出ましたけれども、
あの、これはね、まあ、
大会長企画
ということもあって、
まあ、非常にね、あの、多くの方に関心を
持ってね、聞いていただいて、ちょっと冒頭の
滑り芸はね、予定通り滑りました。
けども、あの、
まあ、あの、個人的には、
まあ、昨年のね、
心療内科学会で、
は、大ゴケしましたけれども、
まあ、それのリベンジはできたんじゃないかなあ、という
ふうに思いますし、本当にね、
聴衆で聞いていただいた方の中から、
えっと、Twitterで連絡いただいて、
直接ね、あの、現場でお会いできた方も
いらっしゃったりしますし、
まあ、やっぱりね、この辺、まあ、生で
聞いていただいたら、なんか伝わるものがあったんじゃないかなあ、
というふうに思ったりしました。
はい。で、
その後に、えっと、知り合いの発表している
サイコンコロジー学会の共同企画に
出たりとか、あと、
教え具はね、2人、えっと、呼吸器心身医学の
シンポジウムで発表していたりしたんで、
そこによって、えー、で、
その後に、んっと、
教育講演6、えっと、
心身相関におけるポリベーガル理論の
意義っていうのに、ちょっとだけ出て、
えっと、3時40分
ぐらいかな、に会場を後にしたっていう、
そんな感じでした。
で、えっと、
会場を後にしてですね、えー、それで
めでたしめでたしっていうか、あの、
キロに着こうと思ったらですね、帰りの新幹線の
車内で、えらい事件が
起こりまして、えっと、その
ポリベーガル理論のやつを託した
Dr.P2が、
炎上するっていう事態が発生いたしまして、
で、ちょっと、
で、昨日ね、ちょっとTwitterでその消化活動を
しまくってた、Twitterの、
えっと、APIっていうのに引っかかって
しまって、ツイートができなくなる
事態になりまして、ちょっとそこからね、
もう、どうしようもなくなってしまったっていう
感じだったんですけども、
んー、まあ、ポリベーガルはね、ちょっと、
んー、まあ、また、ちょっと、
個人的にはね、少し勉強したいなという風に
思いますけれども、
はい、っていう、そんな感じでした。
はい。ということで、
ちょっと、ざっと、振り返らせて
いただきました。で、えー、あとはですね、
えっと、パチュビコ横浜に、あの、
追っかけて来ていただいた方、本当にありがとうございました。
何往復もしていただいた、
勇者もいらっしゃいまして、本当にありがとうございました。
はい。まあ、新進学会ね、やっぱり
リアルでやる、
利点はね、すごいあるなという風に
感じましたし、まあ、
12:00
冒頭にも言いましたけど、オンデマンドがあったら
より良かったなという風に思いますけども、
でも、まあ、対面ならではの
良さというか、まあ、僕の講演の中でもね、
ちょっとこれ、オンデマンドでは、
流されたら困るなっていうことを、
まあ、
オンデマンドがないことを、いいことに
言えたりもしたんで、
まあ、それはそれで良かったなという風に思っております。
はい。ということで、えー、ちょっと
長くなりましたけど、新進学会の感想を
お話させていただきました。何かの参考になれば
幸いです。
では、今日も幸せな一日でありますように。
お相手は内科医の竹でした。
興味、新進。