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2024-08-11 07:12

《1005》復職のために主治医がすべき事はなに?

本日の問題はこちら

https://x.com/NaikaiTakeo/status/1822237054853333038


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《AI要約》※誤字多数ありますが、エンタメとしてご理解ください


内海たけお先生は、武雄内科クリニック診療所院長として、医療に関する役立つ情報を毎朝5時50分から10分程度で配信しています。先週は1000回記念放送のスペシャルウィークでしたが、今週から通常放送に戻ります。


今週のテーマは「両立支援」、つまり患者の仕事と治療の両立についてです。このテーマの第1弾として、医師国家試験の問題を取り上げました。問題は、入院患者の退院後の復職希望に対する主治医の適切な対応を問うものでした。


選択肢は以下の通りでした:

A. 復職の可否を判定する

B. 上司と一緒に受診させる

C. 就労時の留意点を指導する

D. 治療計画を雇用主に伝える

E. 治療を優先し、仕事を控えるよう指導する


正解はCの「就労時の留意点を指導する」でした。これが最も無難で必須の対応とされます。Eは患者の希望に反するため不適切です。DとBは、患者の了解なしに情報を共有することはできませんが、状況によっては必要な場合もあります。


たけお先生は、この問題が難しいことを認めつつ、両立支援の重要性を強調しました。例えば、抗がん剤治療を受ける患者の場合、治療日や副作用の可能性がある日に配慮が必要になります。ただし、どこまで情報を共有するかは患者と相談の上で決める必要があります。


今週は「治療と仕事の両立」をテーマに様々な話題を取り上げる予定です。たけお先生は、この重要なテーマについて引き続き情報を提供していくことを約束しました。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、先週は1週間、先回記念放送のスペシャルウィークをお送りしてましたけれども、
今日から通常放送に戻っていきたいと思います。
毎週日曜日は、医師国家試験クイズをやってるんですけれども、
その前に、今週のテーマは、実は先々週、産業医学のテーマでいろいろお話しさせていただいたんですけれども、
ちょっとまだ話し足りないものとか、ご紹介しきれてないものがあって、
ちょっとそれに関連して、両立支援、我々の視点でいうと両立支援ですね。
患者さんの視点でいくと、治療と仕事の両立みたいな感じになりますけれども、
これの話をですね、ちょっと今週シリーズものでやっていこうと思います。
その第一弾ということで、日曜日医師国家試験クイズなんで、
第116回のFの2っていう問題をですね、今日は一緒に考えていけたらと思います。
はい、ということで問題、ジャジャン。
入院していた患者が退院後の復職を希望している。仕事に戻りたいってことですね。
患者の治療と仕事の両立支援において、主治医として適切な対応はどれかということになっております。
はい、退院おめでたいですね。A、復職の可否を判定する。
B、上司と一緒に受診させる。
C、就労上の留意点を指導する。
D、治療計画を雇用主に伝える。
E、治療を優先し仕事を控えるよう指導する。
はい、いかがでしょうか。今日はね、これちょっと難問だと思いますね。
これ実はね、医学生のね、正当率は97%ぐらいあるんですけど、そうそうそう、97%なんですけれども、
結構ね、悩ましい選択肢あるんじゃないかなと思いますけど、もう1回ちょっと選択肢だけいきますけれども、
A、復職の可否を判定する。B、上司と一緒に受診させる。
C、就労上の留意点を指導する。
D、治療計画を雇用主に伝える。
E、治療を優先し仕事を控えるように指導する。
はい、いかがでしょうか。ややムズ問題かなと思いますが。
んーと、はい、えっと、C、C、C、C、
あ、皆さんCが多いですか。
C、かっこいい、Dも悩ましい。
Dかな、あ、そうですね、ちょっと割れますよね。
03:00
A、ん、Aも主治医、今もなった。
A、おー、はい、やっぱちょっと割れましたね。はい。
ありがとうございます、ご参加。はい、正解は、Cですね。
はい、正解の方おめでとうございまーす。
ということで、はい、これはね、一応Cが正解になってまして、
えー、まあ、うん、ちょっと悩ましい選択肢あるんですけども、
一応Cが正解かなって言えば思いますね。はい。
えー、就労上の留意点を指導する。
まあ一番無難な選択肢ではありますし、
まあそれは必須かなっていう感じなんで、
それを、はい、あのー、まずは行うっていう感じかなと思います。
で、えーと、まあ労内なのはEはまあ違いますよね。
てか仕事をしたいって言ってるんで、
治療優先し仕事を控えるように指導するっていうのは、
あの、いや、もちろんね、病状によってはですね、
その、まあ、てかそもそも入院してたら仕事できないですし、
あ、まあ入院中も仕事する方とかもいますけども、はい。
あのー、まあ今は治療優先ねっていう時はなくはないですけれども、
まあこの方は、まあ復職希望していて、
まあ退院後仕事ができそうっていうことなんで、
あの、まあEは違うかなっていうのはまあわかる、
常識的にわかるかなと思うんですけれども。
えーと、たぶんね、ひっかけ問題としてなっているのはAですね。
これ、えーと、復職の可否を判定する。
これは誰の役割ですかっていう。
これは、これね、あの、たぶんね、
産業委っていうふうに聞かれる、
あ、聞かれるっていうか、まあ問題文に書いてあってもですね、
それは罰なんですよね。これ産業委はですね、
可否を判定するのは最終的には事業者なんで、はい。
あの、復職に関するこう、是非の助言をするのは産業委の役割です。
最終的な決定、判定は、あの、事業者側であるんで、
雇用側であるんで、まあどちらにしてもAは間違いっていう。
まあ主人は、あの、まあその産業委がいるところであれば、
あの、産業委に情報を提供したりとかっていうことはあり得ますけども、
ただ、はい、あの、最終的な判断は雇用側で行うっていうことで、
まあAは罰っていう感じですね。はい。
で、BとDですね。BとDは、いつもね、これ悩ましいんですけれども、
これね、たぶん個人情報保護の観点もね、
ちょっと含んでるんじゃないかなと思いますね。
特にDに関しては、まあこれ、えっと、本人が希望してるかどうかとかっていう、
この問題文の文脈の中に出てないんで、ちょっと悩ましいんですけれども、
はい、まあ本人の、あの、了解、得ないままに伝えては当然いけないですし、
あと、まあBに関してもですね、まあ、上司と一緒に受診させるとかって、
まあ実際的にはね、あったりすることもあるんです。
あの、このDもね、あの、実際的にはやっぱり、あの、雇用してるところで、
その、ある程度配慮していただかないといけないような病状とかもあったりするので、
これちょっと何の病気か書いていないんであれですけど、
例えば、何でもいいですけど、まあ抗がん剤の治療をですね、
外来で継続してやっていくっていう風になったらですね、
当然抗がん剤の治療の日は、あの、休まないといけないですし、
06:01
あとは、その後に、まあ抗がん剤打った後にですね、
ちょっと副作用が出る可能性があるので、その時に配慮していただくとかですね、
そんな感じで、まあ雇用側に、ある程度、病状の理解とかですね、
把握していただく必要性はあるんですけれども、
まあただ、それをね、どこまで共有するかとかっていうのは、
まあ患者さんと相談の上っていう感じになるので、
まあBとDはね、なんかないんですけれども、
まあより積極的に選ぶとしたら、あの、Cかなっていう、
そんな感じかなと思いました。
はい、ということで、まあちょっとこれ難しいですけど、
まあちょっと明日以降ですね、明日ね、いい資料があるので、
明日ご紹介したいと思いますし、
今週1週間ですね、ちょっとこの治療と仕事の両立っていうことをテーマにですね、
いろいろお話していきたいと思いますので、
明日以降も聞いていただけたらと思います。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
はい、いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけんちょき!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いではないか、猪瀧でした。
ではみしんしん。
07:12

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